労働者派遣制度の見直しなど雇用を巡る規制緩和の動きが相次いでいるとして、13日夜、日弁連=日本弁護士連合会が反対集会を開き、雇用の安定を訴えました。
東京・千代田区で開かれた集会には、日弁連の発表でおよそ2000人が参加しました。
集会では、企業が派遣労働者を事実上、何年でも受け入れることができるようにする案や、一定の年収を超える人については労働時間の規制を外すことが検討されるなど、規制緩和の動きが相次いでいるとして参加者が反対の声を上げました。
この中で、日弁連の山岸憲司会長は「このままでは働き方は一層不安定になり、格差も拡大してしまう」と述べ、雇用の安定や貧困問題の抜本的な解決を呼びかけました。
また、7年間、派遣で働いていたという女性は「正社員と同じ仕事をしていてもボーナスや通勤手当はなく、研修会や社員旅行にも参加できませんでした。不安定な働き方を増やすことは絶対にやめてほしい」と訴えました。
集会に参加した60代の女性は「女性は非正規雇用で働いていることが多いので、規制緩和が進めばますます生活が苦しくなる。弱い者をいじめないでほしい」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131214/k10013827491000.html
東京・千代田区で開かれた集会には、日弁連の発表でおよそ2000人が参加しました。
集会では、企業が派遣労働者を事実上、何年でも受け入れることができるようにする案や、一定の年収を超える人については労働時間の規制を外すことが検討されるなど、規制緩和の動きが相次いでいるとして参加者が反対の声を上げました。
この中で、日弁連の山岸憲司会長は「このままでは働き方は一層不安定になり、格差も拡大してしまう」と述べ、雇用の安定や貧困問題の抜本的な解決を呼びかけました。
また、7年間、派遣で働いていたという女性は「正社員と同じ仕事をしていてもボーナスや通勤手当はなく、研修会や社員旅行にも参加できませんでした。不安定な働き方を増やすことは絶対にやめてほしい」と訴えました。
集会に参加した60代の女性は「女性は非正規雇用で働いていることが多いので、規制緩和が進めばますます生活が苦しくなる。弱い者をいじめないでほしい」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131214/k10013827491000.html