名古屋北部青年ユニオン  2012/8/13~

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社労士の不適切な行為の是正を求める厚労省要請を実施

2016-05-23 | 労働ニュース
 一部の社会保険労務士による団交への不当介入や不適切な情報発信事例などが全国的に報告されている状況に鑑み、連合は5月13日、正常な労使関係を損なう社労士の不適切な行為の是正を求める厚生労働省要請を実施した。

 冒頭、逢見事務局長が山越労働基準局長に要請書を手交。その上で逢見事務局長から以下3点を要請した。

<要請の内容> ※詳細は要請書参照(PDFファイル)
1.社労士による団体交渉への不当な介入の防止に向けた指導徹底及び啓発を行うとともに、不適正事案が生じた場合の厳正かつ迅速な指導・処分を実施すること。
2.「100%会社の味方」などの社労士による不適切な情報発信事案の防止に向けた指導徹底及び啓発を行うとともに、不適正事案が生じた場合の厳正かつ迅速な指導・処分を実施すること。
3.社労士による改悪指南の行為などによって違法な内容を含む就業規則が作成されている状況について指導徹底をはかること。

 要請への回答として山越労働基準局長は、「社労士は品位を保持し、公正な立場に立つべき」「社労士による労働争議への介入可能な範囲については、3月11日の課長通達で明確に示した」「社労士による公正さを欠く不適切な情報発信については、その是正を求める局長通知を3月30日に発出した」「これらをもとに引き続き公正さを欠く事例については指導していく。加えて、(「社員をうつ病に罹患させる方法」などを喧伝していた)愛知の社労士のような悪質なケースについては、厳正に処分する」旨を述べた。

 これに対して連合からは、直近でも地方連合会から社労士による団交への不当介入事例が寄


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<パワハラ>労災認定男性「続くと脱出困難、早めの相談を」

2016-05-23 | 労働ニュース
 長崎市の広告代理店で上司から執拗(しつよう)な叱責などのパワーハラスメントを受け適応障害になったとして、長崎県諌早市の男性(44)が1月、長崎労働基準監督署から労災認定を受けた。全国的にパワハラによる労災認定が増加するなか、取材に応じた男性は「パワハラを受け続けていると正常な判断ができなくなり、脱するのが難しくなる。身を守るための知識を身につけ、早めに専門家に相談することが重要」と警鐘を鳴らす。【樋口岳大】

 「地獄だった」。労災認定の通知を受け取った男性はつぶやいた。2012年春から広告代理店でデザイナーとして勤め始めたが、その1年後、上司が代わってから執拗ないじめが始まった。わずかなミスでも「うそつき、ひきょう、育ちが悪い」と人格を否定されて罵倒された。過重な仕事量に加え、説教が数時間に及ぶため深夜になっても仕事が終わらず、インターネットカフェやサウナで仮眠して、翌朝出社する日々が続いた。

 上司と男性に、派遣社員1人を加えただけの職場だった。男性は「上司の要求に応えられない自分が悪いと思い込んでいた。異常な状況だと気づけなかった」と振り返る。男性は「自分が悪い」と思い込み、涙を流して謝罪したが、上司は「わざとらしい芝居をしやがって」と吐き捨てた。

 食事がのどを通らず、眠れなくなり、自殺を考えるようになった。14年7月、適応障害と診断され、休職した。会社のオーナーに文書で被害を訴えたが、会社から届いたのは解雇通知だった。男性は親族から勧められた「ブラック企業対策」の本に載っていた弁護士に相談し、労災を

<パワハラ>労災認定男性「続くと脱出困難、早めの相談を」
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