過酷な労働環境が批判を集めている居酒屋大手の「ワタミ」で、5月16日に同社初の労働組合「ワタミメンバーズアライアンス」が結成されていたことがわかった。同社の経営陣はこれまで、「社員は家族だ」と労働組合に否定的だったが、強い批判への対応が必要になる中で、労組結成に至ったかたちだ。
報道によると、結成された労働組合は、入社した社員全員に加入を義務付ける「ユニオンショップ制」をとり、グループ企業の正社員1800人とアルバイト約1万1千人が加入している。流通、繊維業界の労組を束ねるUAゼンセンが支援しているという。
この「ユニオンショップ制」とはどのような制度なのか。ワタミにとって、どんなメリットがあるのだろうか。労働問題に詳しい山田長正弁護士に聞いた。
●「御用組合」化してしまう可能性は?
「ユニオンショップ制とは、使用者である会社が労働協
「ワタミ」ブラック企業批判受け、初の「労組」結成…会社にどんなメリットがある?
報道によると、結成された労働組合は、入社した社員全員に加入を義務付ける「ユニオンショップ制」をとり、グループ企業の正社員1800人とアルバイト約1万1千人が加入している。流通、繊維業界の労組を束ねるUAゼンセンが支援しているという。
この「ユニオンショップ制」とはどのような制度なのか。ワタミにとって、どんなメリットがあるのだろうか。労働問題に詳しい山田長正弁護士に聞いた。
●「御用組合」化してしまう可能性は?
「ユニオンショップ制とは、使用者である会社が労働協
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