デジタルカメラで写真を撮るとアスペクト比は3:2であることが多いと思います。3:2はフィルムカメラでよく使われた35mm版のフィルムから来ているのでしょう。
少し考えてみると、フィルムには35mm版以外にいろいろな種類があります。645版であればアスペクト比は4:3(マイクロフォーサーズなどと同じ縦横比)になりますし、InstagramやTwitterでもよく見掛けるスクエアフォーマットの66版や、それがやや横に伸びた67版もあります。
最近になってその日の気分でいろいろとアスペクト比を変えて取るようになりました。デジカメで撮ることがほとんどなので、変に写真に切り取ってしまったとしても、トリミングすることをいとわなければ撮影後に縦横比を変えることも可能です。所詮僕のような素人が撮る写真ですし、撮る瞬間に完璧を求めなくてもあとから修正する前提だと、妙な力みもなく写真が楽しめる気がします。
ふと考えてみると、写真を印刷した状態で楽しむことが減ったから、こういうふうにアスペクト比をいろいろ変えてみようと思えるようになった気がします。撮影後に印刷する前提だと、用紙に適したアスペクト比がありますし、トリミングすると画素数が減って印刷が荒くなるのではないかと心配になってしまうからです。素人がハガキやA4サイズくらいの用紙に印刷する分には今どきのカメラの画素数であれば十分すぎるのですけれど。
最近はパソコンのモニタやスマホの画面でしか写真を見なくなってしまいましたが、たまにはアスペクト比を意識しながらプリントしてみたくなってきました。
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