今年から使い始めたほぼ日手帳ですが、ほぼ日ストアで手帳購入時にもれなくもらえるおまけのボールペンのことが今年一年間ちょっと気になっていました。
このおまけボールペンは適当な太さのペン軸で、ペン先もほぼ日手帳の方眼あわせて細かい字を書くにちょうど良く、使い勝手は非常に良いものです。ただ如何せん「おまけ」というくらいなので、あまり高級感のあるペンではありません。来年もほぼ日手帳を使うことにしたので、年が明ける前にもう少しまともなペンを手に入れることにしました。
最初に目を付けたのはロットリングのトリオペンです。Webページで見る限りそこそこの高級感がありつつも、価格は3,000円と非常に手を出し易い価格です。そこで実物を見に近くの大型文房具店に足を運びました。しかし、いざ店頭でロットリングのトリオペンを見てみると、同製品の写真から受けるイメージと違って何だか非常に安っぽい印象です。どうも気に入らなかったのでいくつかのメーカの3色ボールペンを見せてもらったのですが、何とロットリングにはフォーインワンという「3色ボールペン+シャープペンシル」のペンがあるではありませんか。ペン軸の太さはトリオペンとほとんど一緒にも拘わらず、黒・赤・青に加えてシャープペンシルまで組み込まれているのは驚きです。これなら機能的にもほぼ日ストアでもらったボールペンを上回っていますし、見た目もトリオペンよりも落ち着いた雰囲気で安っぽさはないので、すべての問題が解決です。値段も5,000円程度なのでコストパフォーマンスも悪くありません。迷う間もなく会計を済ませて帰途についていました。
自宅で早速フォーインワンを使って来年のほぼ日手帳に書き込んでみました。書き味は悪くなく、線の太さもほぼ日手帳の方眼に丁度良い感じです。手に持ったときに心地良い金属の重みが感じられ、まさに理想的なボールペンと言えます。ただ、敢えて欠点を書けばペンクリップが割と上の方の位置にあり、ほぼ日手帳のペンホルダーにフォーインワンを挿すと、ノックする部分がほぼ日手帳の上辺からはみ出してしまいます。またこのクリップは(機構上の兼ね合いもあってか)ホールド感が弱く、ほぼ日手帳に挿して持ち運ぶ時、扱いが乱暴だとペンだけ抜け落ちてしまうかも知れません。
フォーインワンのおかげで来年からはちょっと豊かになった気分でほぼ日手帳を使っていけそうです。
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