物欲王

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ウィニー開発者有罪判決への違和感

2006-12-14 03:04:32 | 買うことだけがすべてじゃない
「ウィニー開発者に有罪 元東大助手に罰金150万円 京都地裁判決 (産経新聞) - goo ニュース」の記事を読みました。法律のことはよく分かりませんが、感覚的に何とも奇妙な結果です。

利用方法に問題があったときに違法利用されたツールの制作者に対して責任追及するというのはナンセンスのような気がします。ちょっと乱暴な議論をすれば、巷で包丁を使った傷害事件は恐らく山のように起きていることかと思いますが、だからといって年間何人の包丁職人が起訴されているのでしょうか。恐らく包丁を作ったことによって訴えられている人など皆無ですよね? 包丁とウィニーの間には法的扱いに大きな隔たりがあるのでしょうか?

殺人すら可能な包丁のテクノロジーと、著作権侵害の可能性があるウィニーのテクノロジーでは、後者がより犯罪を幇助する度合いが強いという判断なのであれば世も末ですね。


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2 コメント

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Unknown (えいこ)
2006-12-14 11:05:37
法律にはとんと疎いのですが、「Winnyが有罪で、三菱ふそうが無罪」って聞くと、一般庶民の感覚としてちょっと・・・。
公務員の皆さんがWinnyを使って色々と情報公開してしまったので、開発者も処罰しておかないと格好がつかなかったんじゃないのかなぁと思ってしまうのはイジワルでしょうか・・・。
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That's life (ナカガワ)
2006-12-15 01:19:40
確かに感覚的に相容れないものがありますよね。
防衛庁をはじめとする情報遺漏問題も個人相手ならいびり倒せますが、
旧財閥系の会社ともなるとロビイストの手前そうもいかないんでしょうね。
ひょうきん族(死語)じゃないですが、まさに強きを助け弱きをくじくって感じかも。
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