令和4年12月9日(金曜日)
日田市議会では、今日まで一般質問が行われ、今回は16人の議員が、延べ46項目について、質問しました。
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その中でも、3年前に打ち出された市長の選挙公約「総合的な子ども支援拠点」については、私を含む7人の議員が取り上げました。私のように事業の進め方に対する疑問をぶつける質問だけではなく、拠点を若者支援や発達障害児支援へとつなごうとするための質問があり、たいへん勉強になりました。
一般質問の次は、議案質疑です。今定例会に上程された議案に対して、不明な点や疑義を質すもので、自己の意見を述べてはならないルールです。
本日、初当選以来、5回目の議案質疑の通告を行いました。質疑するのは、「議案第70号 日田市一般職員の定年等に関する条例等の一部改正について」。
国家公務員の定年引上げに伴い、地方公務員法も同様の趣旨の改正が行われ、関係条例の整備が必要となりました。簡単に言えば、日田市役所の職員の定年(現行60歳)を段階的に引き上げ、令和13年4月以降は65歳とするものです。
私は、済生会日田病院の総務課で、人事や給与の仕事に7年ほど携わりました。市議会初当選直後、強い分野がないと言われた私ですが、その頃の経験を活かすために総務環境委員会への所属を希望しました。給与制度の中でも、客観的な事実に照らして見直しを図るべきものは見直しを図っていただきたいという問題意識を持ち、取り組んでまいりました。決して、やみくもに職員給与の削減を主張したわけではありません。したがって、「勤続年数に応じた特別な昇給の見直し」や「7級制の導入」は、私の質問がきっかけになったとは思いますが、職員の理解があったからこそ実現したものです。
この条例改正に異議はありませんが、議案質疑では、この条例改正に伴う運用や職員定員管理などについて、7点ほど確認します。担当には、質疑趣旨をお伝えしましたので、これから原稿を作成します。
これが終わったら、委員会審査へと舞台が移ります。昨日、本会議場で、「委員会で詳細に審査をしていきたい」と言ってしまいました。委員会に付託される議案について、しっかり読み込み、丁寧に質疑しなければなりません。閉会日の20日まで、全力を尽くします。