令和4年12月8日(木曜日)
日田市議会12月定例会の一般質問2日目。
初当選以来、30回目の一般質問を行いました。
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ちなみに、7年前の初めての12月定例会での一般質問も12月8日で、市長の掲げた選挙公約「総人件費2割カット」について、これ1問で約60分の質問を行いました。懐かしい思い出です。
市議会本会議場で発言すること自体には、一般質問はもちろん、委員長報告や討論などの場数を踏ませていただくことにより慣れましたが、同じ項目であっても、同じ質問とはならないので、毎回毎回、緊張感が漂う真剣勝負です。
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「日田市総合的な子ども支援拠点」は、検討委員会等で議論を重ね、市民の皆様にパブリックコメントという方法で御意見を募りながらも、4億円という概算工事費が示されたのは、議会開会直前のことでした。こうした問答無用ともいえる手法に対する判断について問うたところ、執行部からは「財政状況が厳しい中ではあるが、ぜひとも進めたい事業」「市民の皆さんにも御理解をいただける」との答弁が返ってきました。今日は、中島議員もこの事業について質問され、効果のあるいいものをつくってほしいとの想いを述べられました。私もまったく同じです。実施設計委託の予算が提案されていますので、後は委員会でしっかり審査したいと思います。
「地域医療」については、その中核である済生会日田病院への財政支援について、質問しました。私は、日田市議会に議席を与えられるまで、同病院の事務職員として16年近く、真剣に仕事をしました。議員の中では誰よりも内情を知っているつもりです。しかし、そのような個人的な立場ではなく、地域医療を守り抜くという観点から取り上げました。済生会日田病院が果たしている役割は、軽トラックで4トン、8トンの荷物を運んでいるようなものだと聞きましたが、まさにその通りです。済生会日田病院自ら情報発信することも大事ですが、地域医療にしっかり貢献している実態は、多くの皆様に知っていただく必要があると考えます。
「中津日田道路」については、早期全線開通への進捗を促す材料として、道路が完成したらどう活用するのかという、活用方法に夢を持つことだという広瀬知事のアドバイスを質問のベースとしました。都市整備や企業誘致という将来の都市イメージ、日田を支える基幹産業に付加価値を見いだす取組など、中津日田道路を進撃の日田市のまちづくりにどのように活用するのか、そのビジョンを示してほしいと質問しましたが、残念ながら、ビジョンという内容の答弁はありませんでした。そろそろ真剣に考えるべきだと思いました。
今日の質問と答弁については、整理して、改めてお示ししたいと思います。