続・黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

上野国山上・葛塚城堀之内に住んでます。ひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

女淵観音堂の石橋供養塔と桂川源流探訪

2022-10-04 16:26:23 | 桂川物語

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を西に出ます。

日射しの強い朝です

諏訪神社の向こうの高台を歩いてきました。

 

赤城山は、なんとなく明きの雰囲気かな?

 

帰り道、道ばたの石宮が気になります。

弁天様です。

脇には明治の年号があります。

ここには、池でもあったかな?

 

獅子丸の墓標代わりだったヒマワリは枯れ果てて、チョコレートコスモスが代役です

七海ママの墓標のお地蔵様と併せて、合掌

 

 

 

先日何気なく見ていた『粕川村誌』(勢多郡粕川村 昭和47)に、女淵観音堂の石橋供養塔がありました。

女淵観音堂は、何度も行ってますけど、石橋供養塔を意識したことはありませんでした。

観音堂の裏の桂川も探訪してみたいし、これは出かけるしかない。

 

9月27日、タバサねーちゃんと出かけました

こんにちは

今回はここで合掌です

 

辺りを見回して、隣家とのブロック塀前にある石造物に注目です

これです

村誌には、

土木技術の幼稚な時代、架橋はいかに困難であったか想像以上であった。苦労してかけた橋を水害から守り、渡る人々の安全を願って橋供養塔を建てたことは当寺としては、自然の姿であった。

合掌

 

 

さて、観音堂裏の桂川を探訪しましょう

観音堂の隣家脇を入ります。

橋があります。

橋の名はありそうだけど、わかりません。

 

橋の東から、桂川が回り込んで流れてきます。

あのとんがり屋根が観音堂です。

 

なるべく川沿いに上ります。

見たことある風景が出現しました

この先辺りの線路下が、地図上の桂川始点になってます

 

折良く、上毛電鉄の電車がやって来ます

この先で電車が通過した辺りが、一応桂川の始点のようです

これ以上の進軍は無理のようです

 

左手を見ると、電車は魔住田ヶ淵の南を通過していきます

あの踏切の向こうが魔住田ヶ淵です

 

タバちゃん、帰ろうね

クンクン、情報収集です。

橋の名がありそうなんだけど

 

観音堂に戻ります。

不思議な格好の石橋供養塔です

 

 

さて、記事にしましょう。

あれ、村誌の写真と違う

先日撮影してきた写真は、村誌の写真とは異なります

あれえ、間違えたかな?

 

本日確認に行ってきました

横の面に、石橋供養とあります。

村誌は、こちらを正面としています。

女淵観音堂の境内に石橋供養塔が一基ある。碑の正面に石橋供養、左側面日本四国供養右側面願主清誉浄、裏面宝暦第八天寅十一月と刻まれている。この碑文によると、四国八十八ヶ所の霊場の巡拝を無事に果し施主が感謝の気持で、石橋を掛け橋普請も終り、橋開きの時に立てたものであろう

 

移動してきて、正面が分からなくなってしまったのかな?

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三ヶ尻の双体道祖神

2022-10-02 15:19:28 | 桂川物語

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を西に出ます。

ひめちゃんが立ち止まります。

ナちゃんです。

でも、デナちゃんは、ひめちゃんを避けて曲がって行ってしまいました。

待っていたのに、残念

あれ、タバサねーちゃんの足下には、たばこの吸い殻です

アタチではありません

 

二人は天神田を歩いてきました。

庚申塚古墳を通ります。

きれいになっています

昨日の朝は草ボウボウになっていたのに、きれいになってます

 

 

 

昨日、タバサねーちゃんは、お出かけしました。

行き先は、三ヶ尻(みかじり)の双体道祖神(前橋市粕川町深津)です。

数年前に行った事ありますけど、うまくたどり着けるかな?

 

県道102号線を大室公園方面に下り、途中「清酒桂川醸造元」の表示で左折します。

桂川にかかり天王橋を渡り、桂川醸造元とは反対側に右折です。

田舎道を心細く行くと、桂川です。

静かな桂川の流れです。

あの向こうに見える大木のあたりが怪しいかな

 

右折の道を探しながら走ります。

大正用水直前に、右折の道があります

曲がりくねった、昔ながらの未舗装の道です

その道の先に、大きな双体道祖神です

人の背丈もあろうかという大きさです。

 

確か高遠石工の作だったと思います。

後ろに回って確認です。

「石工、高遠、井上源之助」の文字が読み取れます。

 

大きいね

 

すぐ側には、大正用水です。

あたち、この橋気に入りました

 

道祖神の奥には、りっぱな墓地です。

僧形の墓標もあります。

高遠石工を呼んだ一族のお墓でしょうか?

 

道祖神があるのだから、道があったはずです

でも、今現在は道は失われています

この先の道は、大正用水の辺りかな?

大正用水は、このあたりでカーブして、さっき通った天王橋付近を流れます

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桂川橋を南に・後編(多田観音堂)

2022-10-01 14:53:23 | 桂川物語

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を西に出て、天神田(字天神の田んぼ)を歩いてきました。

クンクン、仲良く情報収集です。

誰が通ったのかな?

ひめちゃんは、なぜかお尻を上げて、高い所からマーキングです。

ムーハウスの女達は、マーキングをする女達です

初代黒柴犬・三四郎を見習って、雌ワンコたちもマーキングをする女達になってしまいました

 

タバサねーちゃんは、お尻を上げたりしません。

しゃがんでマーキングです。

 

庚申塚古墳を通って帰りました。

 

 

 

 

「東 赤堀国定」の道標を左折すると、多田の観音堂に出ました。

ちょうど彼岸花も満開、いい雰囲気です

観音様に逢えるのかな?

 

石造物もいっぱいありそうです。

 

観音堂の正面に廻ります。

格子の隙間から失礼します。

観音様です

薬師様ではなく、観音様がおいでです

現役の観音堂ですね。

合掌

 

さて、石造物の皆さんにもご挨拶です

 

何様かな?

墓標のようでもあるし

 

奥には、三猿が生き生きしている青面金剛です。

いわざる、きかざる、みざる、はっきり分かります

 

石殿もいくつもあります。

みなさんに合掌

 

 

観音堂裏の道を桂川に向かいます。

まもなく突き当たりです。

南に下ります。

左手に見えた橋は、橋幅が狭い

渡るには不安です。

渡らずに、何とか広い道に出ます。

 

国道50号線に出ました

やすらぎの湯・駐車場に、ちょっと駐車させて頂きます。

桂川を確認です。

 

新桂川橋です

 

北側の流れです。

向こうに見えるあの白い橋が渡れませんでした。

車で渡るには不安でした

静かに流れています

 

道の反対側も確認です。

静かに南に下っていきます

どこまで行くのかな?

 

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桂川橋を南に・前編(多田のパワースポット)

2022-09-30 20:23:23 | 桂川物語

昨日の夕方、ひめちゃんとタバサねーちゃんは、南の方にお散歩です。

稲刈りが済んで、役目を終えた案山子がまとまってます。

今日はもう彼ら(?)の姿はありませんでした。

来年のために、しっかり収納されたのでしょう

 

帰り道、ひめちゃんが動かなくなりました。

ケンくんが、やって来たのです

 

ひめちゃんもタバサねーちゃんも、大喜びでご挨拶です

実は朝、ケンくんちに寄ったけど、逢えなかったのです

ちょっとボケボケの写真になってしまあいましたけど、貴重な一枚です。

 

こちらはすっきり映りました。

写りが悪かったけれど、アタチは大満足です

 

 

 

 

先日、桂川に架かる桂川橋の南が気になりました。

26日、お使いついでに、桂川橋の南を探訪です。

 

大室公園の東の道を、桂川橋目指します。

向こうからやって来ました。

橋を渡ります。

川は桂川、橋は五料橋です。

豊かな水量で、大室公園の側を流れて行きます。

 

道なりに行くと、左手に桂川橋が見えます。

 

桂川橋北方の風景です。

画面の右端あたりを走ってきました。

 

南の風景です。

水量はぐっと少なくなってます。

右岸の農道(?)を下ります。

 

まもなく気になる掲示です。

「桂川美観地区」ですって

ここ桂川両岸は、東大室町北東部に位置し、?????シンボルである多田山があり、住民の誇りの場?????共に桂川の水は汚濁が進み多田山は北関東自動車道の盛土に???盤土が活用され跡地が未開発のママ荒れた状態である。この地を「桂川美観地区」とし、地域住民の参加のもとに、住民の意向の場に変えることにした。

見えない部分もありますが、ご容赦

 

かつて多田山には多くの古墳あり、多田山古墳群と言われていました。

確か住宅団地を作るとかで、古墳はみんななくなったのでしたよね。

多田山の土は、北関東自動車道の盛り土になったんですか

 

今はちょっと雑草が猛威を振るってますけど、桜の季節はきっと美観になるのでしょう

南に下ります。

 

振り返って多田山です。

あそこに、多くの古墳があったのですね

橋の名は普蔵寺橋です。

お寺があったのかな?

水量は少なめです

 

さらに下ると、大きな橋です。

橋の名は分かりません。

でも、橋の東にバス停があって、「多田橋東」とあります。

この橋は多田橋です

 

右岸の先に赤い鳥居が見えます

行って見ましょう。

鳥居の前面に回り込みます。

丸山稲荷とあります。

どんな御利益があるのかな?

でも、真っ赤な鳥居、元気が出ます

2礼2拍1礼です

桂川の水量は増えています

この先は、ちょっと車で走行には無理がありそう

 

鳥居前を右折します。

まもなく、大きな庚申塔です

多田の庚申塔ですって。

大きな大きな庚申塔です。

庚申塔の所で又進路を南に取ります。

 

少し行くと、道標があります。

東 赤堀、国定(あかぼり、くにさだ)

東に行ってみましょう。

 

あれ、多田の観音堂です

彼岸花も咲いていていい感じです

観音様に逢えるかな?

 

 

(つづく)

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前二子古墳と中二子古墳の間を通って

2022-09-16 16:32:02 | 桂川物語

猛暑が復活したような朝でした。

散歩に出るのが少し遅れて、ひめちゃんもタバサねーちゃんも、ヘトヘトで戻りました

なので、本日はちょうど1年前、2021年9月16日の朝のひめちゃんと獅子丸です

2人は高縄の摩崖仏に寄りました。

もちろん通行を妨害するアイテムがありましたけど、何とか除けて訪問です。

獅子くん、穏やかで優しそうだけど、ちょっと自己主張が強そうな目をしています。

ひめちゃんは落ち着かないようです。

何か来たのかな?

摩崖仏周辺の彼岸花は、もうじき満開という雰囲気でした。

 

 

 

 

 

先日大胡からの帰り、県道3号線を素直に帰らずに、なんとなく大室の前二子古墳(まえふたごこふん)と中二子古墳(なかふたごこふん)の間の道に入りました。

 

心細く細い道を進むと、お地蔵様です。

お地蔵様の隣には、薬壺を持った方がいます。

合掌

 

はす向かいには、庚申塔です。

ここは、それなりに重要な辻だったようです

 

 

さらに進むと、北側には中二子古墳です。

あの埴輪列の前は何度か歩きました

今日はパスです。

 

南にも古墳です。

前二子古墳も、大きな前方後円墳です。

 

 

また少し行くと、辻に大きな大きな道祖神です

 

以前に公園内の「はにわ館」でいただいた資料に、古い時代の前二子・中二子・後二子古墳の絵図があります。

あの横に走る道を通ってきました

石造物から見ると、前二子古墳の左右にも、道はあったようですね

 

 

県道76号線に出て、東に帰ります。

 

川が流れます。

おや、川縁の建物前にたくさんの石です

川は桂川(かつらがわ)です

きれいな水が勢いよく流れています。

 

 

南の流れです。

橋の名は桂川橋です

こういう命名の仕方もあるんですね。

どこまで流れていくのかな?

 

 

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