続・黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

上野国山上・葛塚城堀之内に住んでます。ひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

更に哀しきかな、桐生市指定重要文化財・高縄の摩崖仏

2024-09-30 16:13:08 | 群馬県・旧勢多郡

ひめちゃんは、赤柴の超老犬・プーちゃんの前を素通りして堀之内を出ます。

そのまま直進、突き当たりです。

今朝は右折です。

久しぶりに高縄の摩崖仏の裏に出ます

おかあたんは獅子くんに引っ張られて、尻餅ついてしまったことがあったでふね

そういえば、しばらくお尻が痛かったよ

 

摩崖仏、もちろん寄って行きましょう

参道はどうなったかな?

 

 

あちゃあ、通りにくくパワーアップしてる感じ

隣の倉庫は十分収納スペースあるのにね。

「来るな」のメッセージ全開です

この参道は、村の指定重要文化財になったときに造られたものでしょう。

今では、倉庫の家の屋敷神のイメージなのでしょう

村はなくなっても桐生市の指定重要文化財なのにね

たぶん訪れる人もない、忘れられたパワースポットなのでしょう

 

ここには、祈りの石造物がいっぱいです。

墓石はありません。

本来ならば村史編集の時に、石造物一体一体の確認がなされるべきでした。

 

 

足場が悪いのであまり近づけません

摩崖仏さんに「おはようございます」です。

彼岸花と摩崖仏、似合うね

こんな雰囲気の時、獅子くんも一緒に来たことあったね

 

でも、摩崖仏のみなさん、お姿が劣化しています

阿弥陀三尊、なくなりそう

パワー切れ寸前です

 

ここは上野国山上(こうずけのくにやまがみ)です。

行仙上人の身近にいた人で、念仏往生した人の記憶に繋がるかも知れないのに

上野国山上から、浄土信仰はなぜ消えてしまったのだろう

 

 

クンクン

危険な何者かの「にほひ」でふよ

そうだね、何かが出そうな雰囲気だね

 

 

狭い参道を何とかすり抜けて道に戻って、岩神沼を通って帰ります。

何かが飛び立ちます。

アオサギです

 

岩神さま(摩崖仏)は、パワー切れ寸前だけど、岩神沼は現役だね

いつまでも現役でいて欲しいね

かつてはここは鯉の養殖もしていて、もっと活気がありました。

今朝は、なんとなく摩崖仏まで、足が伸びてしまいましたでふ

獅子くんが一緒に行きたかったのかな

 

 

プーちゃんの前を通って帰ります。

プーちゃん、小屋から出てこないけど、しっかり生きてるね

かつてない酷暑の夏を生き抜きました

 

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続・多賀城南門と壺のいしぶみ2024

2024-09-29 11:25:25 | みちのく紀行

小雨の朝です

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、大急ぎで堀之内を回ります。

少し濡れて帰宅です

彼女らは、今日は1日中室内犬の予定のようです

本日は、アーカイブの写真でご容赦くださいませ

 

2年前(2022年)の9月、ひめちゃんとタバサねーちゃんは、朝散歩の帰りよくケンくんちに寄りました。

ひめちゃんはケンくんが大好きでした

初めは用心していたタバサねーちゃんも、何時の間にかケンくんが好きになっってました

タバサねーちゃん、まだ足腰も丈夫で、弾む足取りで帰りました

 

 

 

 

だいぶできあがっている多賀城南門そばの、多賀城碑(壺のいしぶみ)を確認です。

 

西の文字だけははっきり見えます。

後はよく分かりません。

 

説明板を確認です。

新しいかな

 

下野国境から約147km、上野からだと300kmくらいかな

上野国は、蝦夷征伐軍の通り道でした。

食料を調達されたり、従軍させれたり移民させられたり、かなりの負担を強いられていたでしょう。

そんな民衆を見かねて、小師・道輪は山上多重塔を建てたのです。

 

朝鮮半島の付け根にあった国・靺鞨(まつかつ)まで3000里(約1600km)、海を越えて交流があったのでしょう。

かつては、会津から阿賀野川沿いに日本海に出る道があったとか言いますね。

また、津軽の北岸に、十三湊(とさみなと)という大都会があって、港には様々な国の舟も集っていたという話もあります。

(『封印された「あずまみちのく」の古代史』相原精二 2011 洋泉舎)

いずれにせよ、靺鞨は多賀城と多くの交流があったのでしょう

 

 

さて、壺のいしぶみを後に復元された南門を横目に、多賀城政庁跡に向かいます。

100名城スタンプは、多賀城政庁跡の奥の方です。

あの南門を通って、政庁への大路を歩けるのは、都から来た3人だけだったとか聞いた事があります。

何年か前、あやめ祭りの時、ボランティアガイドさんが解説してくれました。

 

政庁への大路を上ります。

以前より整備されています。

右の丘の上にも建物が建ってます。

帰りに探索しましょう

 

この大路を上ります。

 

まもなく、多賀城創建当時の南門ですって

創建当初はここにあり、後に120m南の位置に移動したんですって

 

振り返って南門です。

政庁跡への階段を上ります。

伊治呰麻呂(これはりのあざまろ)に焼き討ちされた石、見つかるかな?

 

 

(つづく)

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多賀城南門と壺のいしぶみ2024

2024-09-28 14:43:01 | みちのく紀行

ひめちゃんは、堀之内を西に出て、天神田を歩いてきました。

彼岸花が満開です

赤城山は霞んでいますけれど、その姿を見せています。

 

庚申塚古墳を通って帰ります。

ここも彼岸花が満開です。

でも、花芽が出る前に草刈りしないと、花が咲いた後に刈ると茎がよたってしまうのです

彼岸花がきれいに咲くには、草刈りのタイミングも大切でふよね

 

 

 

仙台駅の地下レストラン街で昼食後、JPで多賀城に向かいます。

多賀城国府跡は、東北本線・国府多賀城駅が最寄り駅です

去年は松島からの帰りで、仙石線・多賀城駅で下車して、バスでここまで来ました。

去年はシートが架かっていたミニチュアの多賀城南門、今年はその姿を現していました

 

駅を左に出て、館前遺跡を通って近道で行きましょう。

ここは、多賀城に赴任した国司の館跡らしいのですね。

 

付近の案内図を確認です。

本日の本当の目的地は、多賀城跡管理事務所です

ここに日本100名城スタンプがあるのです

昨年は、雷っぽい雨に遭遇して、壺のいしぶみ(多賀城碑)までで引き返しました。

今年は何としても行くどー

 

館前遺跡の高台から振り返って国府多賀城駅です。

立派な駅で向こう側には博物館もあるのに、昼間は無人のようです

昔、最初に来た時は、仙台から乗り越してきて、窓口で精算した記憶がりあります。

 

 

館前遺跡を降りると、道路は通行止めです

壺のいしぶみの方には行けません

「神社が見える所所まで行って、左に廻り込んで下さい」ですと

仕方なく、指示されたように右に行ってから廻り込みます。

あれ、ここは浮島神社だ

有名な歌枕・浮島の地です。

久しぶりに、帰りに寄りましょう

 

 

しばらく歩くと、多賀城南門の赤い色が少し見えてきました。

高台の壺のいしぶみへの道を辿ります。

なんとなく整備されている感じ

 

上りにくい階段を登り切ると、多賀城南門が姿を現しました

築地も出来て、1300年前の姿に近づいたようです。

裏からだけど、まあ感激

ためつすがめつ眺めるけれど、近くには行けません

 

 

さて、壺のいしぶみを確認です。

5本の幟で山上多重塔を国宝にと叫んでる(?)文化財保護協会の方々、来てみましたか?

そういえば、最近新里支所前(旧役場前)に幟が旗めいていません。

どうしたんでしょう?

 

 

(つづく)

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再びの各駅停車の新幹線で

2024-09-27 15:21:32 | みちのく紀行

ひめちゃんは、数日ぶりに、おかあさんと朝散歩です

赤柴の超老犬・プーちゃんの前を通って、堀之内の西を歩いてきました。

プーちゃん、足は見えるけど、小屋から出てきません。

まだ寝てるのかな?

彼岸花があちこちで満開です

でも、プーちゃんの元気な姿、見たいでふね

 

稲刈りも進んでます。

この1枚上の田んぼは、去年は実っても刈る入れがされませんでした

今年は大丈夫かな?

 

 

 

 

おかあさんは、今週中頃、命の洗濯に出かけてきました

今回は上毛電鉄のパークアンドライドを利用して、最寄り駅から上毛電鉄で出発です。

乗った電車には、あれ、お魚がいっぱい

ちょうど通学時間なので、カメラは遠慮しました。

青い海にたくさんの魚がいる、楽しい車内でした

終点・西桐生駅を出て、JR桐生駅に向かいます。

 

あれ、もしかしてここは何かの史跡?

学生さんがいっぱいなので、カメラを出しそびれ、写真は帰路に撮りました。

昭和初期のモダンな洋風建築なのですね

 

振り返って、上毛電鉄・西桐生駅です。

そういわれれば、昭和のレトロな建物です

膳・八幡神社(前橋市粕川町膳)に、この鉄道の開通を祝って奉納された手水鉢がありました。

沿線住民は大歓迎だったのです

 

途中のコンビニで、おむすびとお茶を確保します

桐生駅は、もちろん売店などはありません。

待ち時間で、おむすびとお茶で朝ご飯です。

各駅停車の新幹線は、車内販売がありません。

小山の駅で、何か仕入れていきましょう

 

両毛線終点・小山(おやま)で降りて、新幹線ホームに向かいます。

小山の駅は改装中で、売店は見当たりません

まあお昼過ぎには、仙台に撞くから我慢の子です

何本もの新幹線が通過していきます。

ここ小山に停車する新幹線はとても少ないのです。

少し前までは在来線を乗り継いで、宇都宮から乗車してました。

 

やっと乗れて窓際の席から、秋の景色です

うーん、ひめちゃんちの辺りとそんなに変わらない景色かな

何本もの大河を越えて、各駅停車の新幹線は、陸奥国に向かいます

定刻に仙台着です

 

コインロッカーは、相変わらずに込んでます

何とか空きを見つけて、荷物を押し込みます。

ホテルのチェックインまで時間があるので、駅地下でお昼を食べて、多賀城へ行きます

 

 

(つづく)

 

 

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あにまるでんしゃ

2024-09-21 15:04:05 | みちのく紀行

涼しい朝です。

ひめちゃんは堀之内を西に出て、岩神沼に到着です

誰もいないでふよ。

おかあたん、まさか少し涼しいから高縄の摩崖仏まで行こうなんて言わないでふよね

 

行きたいけど、しゃあないここからUターンです。

高縄の摩崖仏、しばらく行ってないね

相変わらずに、参道が塞がれているんだろうね。

大切な上野国山上の中世浄土信仰の記憶なのにね

 

赤柴の超老犬・プーちゃんの前を通って帰ります。

プーちゃん小屋から出てきませんけど、こちらを見ています。

かつてない酷暑を生き抜いたね

 

プーちゃんの東に、ミニポプラ並木が見えます。

かつては、あそこを通って堀之内を北に出るのが、定番のお散歩コースでした。

何時の頃からか、ミニカーのサーキット場が出来て、休日には他県ナンバーの車がたくさんやって来ました。

ひめちゃんは、あそこで2度ほど足に怪我をしました

20年来のお散歩コースに、「さよなら」をせざるを得ませんでした

どうしたんだろう

最近はおじさん達がやって来ないようです

 

 

 

来週、おかあさんは命の洗濯に、ちょっと旅に出てきます

昨日、新幹線の切符を取りに、JR桐生駅に行きました。

最近は、旅行社では新幹線の切符は発券せず、大きな駅で取り出します。

地元を走る上毛電鉄は、パークアンドライドとかいって、駅前に上電利用者用の無料駐車場があります。

折角だから利用してみましょう

 

 

ちょうど通学時間で込んでいました。

懐かしい活気のある風景です

通学時間なので、車掌さんもいました

赤いかわいい帽子の素敵な制服でした。

運転手さんも車掌さんも女性です。

 

 

上毛電鉄・西桐生駅を降りて、最後尾をゆっくり歩いて桐生駅です。

発券機の前に立って操作を開始、あれスマホの2次元バーコードがでない

昨日までは出たのに

何としてもでない

やむを得ず、駅のベンチで悪戦苦闘すること約30分

やっと出ました

発券機に2次元バーコードを読み取らせて、目出度く往復の新幹線切符が出てきました

ふう

アナログ世代には、旅行も難しい世の中になったのです

 

 

西桐生駅に戻ると、上り(中央前橋行き)は出たところでした

こちらは昔ながらの発券機です

ゆっくり待って、改札が始まって、電車に乗ります。

女性が活躍している職場です。

 

見た目は普通の電車でした。

でも、乗ってみてビックリです

え、ぬいぐるみだらけだ

かわいい

柴ワンコもいます。

 

 

前の車両に移動です。

大きなぬいぐるみもあります。

 

振り返ると、前の車両の後尾の棚にも、たくさんのぬいぐるみです

こちらにも、柴ワンコです。

でも、ウサギが多いかな

 

 

最前列付近から振り返ります。

一体いくつのぬいぐるみがいるのだろう

よくぞ集めたものです。

 

 

黒柴かと思いきや、ちょっと違うようです。

 

でもかわいい

外が気になります。

 

 

外もそれなりにしつこくなくデザインされてます

天井もうまく利用されています

ムーミンもいる

あのライオンは、なんとなくぐんまちゃんのイメージです

 

 

運転席の後ろには、「あにまるでんしゃ」とあります。

桐生駅で悪戦苦闘してだいぶ時間のロスが生じてしまったけれど、おかげで「あにまるでんしゃ」に乗れました

「あにまるでんしゃ」、女性が活躍している職場ならではの発想でしょう

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