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ななみ(血管肉腫)もりし(急性腎不全)うっちー(肺水腫)うぃる(脳腫瘍?)、せがーる・しおり コーギー姉妹の徒然日記。

3回目の血液内科*カイヌシ編

2022-03-25 | 骨髄増殖性腫瘍/真性多血症*カイヌシ

桜…僅かに開き始めました

せがちゃんは…相変わらず、

口元、お涎蓄えてポーズを決めます

心踊る春本番はもうスグ

 

 

今日は3回目の血液内科の日でした。

アスピリンを始めてからの快適さは変わらず。

まだ、1度も閃輝暗点や頭痛、眩暈は出ていませんにやり気づき

 

* 血液検査 *

※( )内数値は、基準値です。

白血球数(3500~9700)14930右上矢印

赤血球数(376~516)762右上矢印

ヘモグロビン(11.2~15.2)18.9右上矢印

ヘマトクリット(34.3~45.2)64.1右上矢印

血小板数(14~37.9)102.5右上矢印

血小板数がこれまでにない高値叩き出しましたぐすん

白血球数は過去数値を鑑みると、気持ち落ち着いています。

(高値だけどさ…)

 

瀉血で対応…という事になりましたが、

400ml抜きたかった先生のお心に沿わず、

265mlで流れ止め…えーんう”っ…。

2ケ所刺された…。採血入れると3ケ所…。

 

なんか、上手く流れ出ないらしい…。

過去、何度も献血してきたけれどこんなことは無かったので、

多血症になってから、かなり血の状態が変わったのでしょうね。

 

悪戦苦闘する先生と看護師さん…申し訳ないえーんげふっ…。

出したい気持ちはいっぱいあるのに ガーン

踏ん張っても出せない所が血の難しい所…。

 

もう、いっそこの際

一思いにプスっ!と…叫びドンッ 違う違う!

 

400ml程度の瀉血、通常10分程らしいのですが、

私は非常にのんびり…らしくて、

100ml抜いた所でK先生諦め、

採血方式(ぶっといシリンジ)で抜いていただきました…ショックげっそり。

 

なんか…酷く気を遣って疲れました、とほほ…ダウン

 

 

今日はこれから動物病院。

猫用腎臓治療薬「ラプロス」が、

犬にも効果が出ているらしき話を聞き、治療相談へ

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生と死を分けるもの。

2022-03-12 | 骨髄増殖性腫瘍/真性多血症*カイヌシ

今日はポカポカでした

お散歩から戻ると、せがちゃんの「○んこ袋1袋分の雑草抜き」が日課

雑草がにょきにょきですので

その横でくつろぐ…せがちゃん

あぁ、早く芝の目土と肥料買って来ないと

 

 

先日、友人に教えていただきました。

 

その方は10年近く血液の病を患っていらして、

(真性多血症かは不明)

初めは大学病院での治療。

安定してきたので、紹介された近所の町の医院へ転院。

 

先日、血栓からの心筋梗塞で救急搬送されたとのこと。

ICU→命を繋いだアイテムを教えてくださいました

それは大学病院の診察券!

救急搬送とはいえ、コロナ禍でたらい回しにされがちな昨今。

この診察券が有ったからこそ、スムーズに受け入れ態勢がなされ、

適切な処置を受けられ、後遺症なく命を繋げた…とのこと。

 

いい勉強になりましたよ

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忘れないように!

2022-03-10 | 骨髄増殖性腫瘍/真性多血症*カイヌシ

せがちゃんは、お姉ちゃん達の所にあるお供え物を、

随時、ちゃんと把握しています!

 

散らし寿司、ケンタッキー、イチゴ、ケーキ…等など。

ほんとに良く知ってるのです。

お鼻が利くから余計に…かな?

 

お供え物が有る夜は…

どうやら眠りが浅いみたいで(笑)

カイヌシが起き出してくるのを待ち構えていて

必ずお供え物前に誘導するのです

↑ 朝イチ。

↑ 朝食後…( ̄д ̄)

あーた、今食べたばっかりじゃん!

 

ちゃっかりさんです

 

 

せが散歩中、スマホ持参を忘れがちのカイヌシ…。

 

病が分かって、血栓リスクを理解したので、

対策の為にもスマホ持参は必須

(倒れた時に在れば少しは救われる…カモ

でも、お散歩バッグに入れるのは、ついつい忘れちゃう。

ので

首から下げる、スマホケース登場~

お散歩中、マスクが鬱陶しくて使わない時、

こんな風に留めておけるので便利です

 

この中には、自分の住所や名前、緊急連絡先、

そして飲んでいるお薬と持病を書いたメモも入れています!

 

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真性多血症*全貌

2022-03-04 | 骨髄増殖性腫瘍/真性多血症*カイヌシ

真性多血症(PV)は、骨髄増殖性腫瘍(MPN)の中の一つ。

 

造血幹細胞(JAK2後天的な遺伝子異常がもたらす増殖により

血液中の赤血球数および循環血液量の絶対的増加をきたす疾患のこと。

白血球や血小板も増加し全血球が増加していることが多い。

 

2005年にJAK2キナーゼに関わる遺伝子の変異が発見され、

2011年JAK2キナーゼに関わる遺伝子の変異による

エリスロポエチン受容体の異常が原因とされた

※造血ホルモンの指示で血を作るのではなく、受容体が変異している為、

指示が来ていないのに勝手に血を作ってしまう為、造血機能が暴走する。

 

<発症・予後>

年間発症率は10万人あたり0.2-2人程度の稀な疾患。

無治療の場合、診断後の平均寿命は18ヶ月程度

治療を受けている真性多血症患者の10年生存率は72.8%

主な死亡原因は、血栓症、出血、骨髄繊維症、白血病、がん等

 

<症状>

頭痛、めまい、ほてり、のぼせ、耳鳴り、閃輝暗点等。

入浴後の全身のかゆみがよく見られる。

血液の絶対量が増えるために 赤ら顔や手足の赤み、高血圧も一つの特徴。

血栓症や、出血などの血管トラブルが起こりやすく

脳梗塞や心筋梗塞が起きるリスクを周知しておく。

また、肝脾腫、特に脾腫は多い。

 

<治療>

瀉血(血抜き)、抗血小板剤/アスピリン

化学療法 ◆代謝拮抗剤/ハイドレア ◆分子標的治療薬/ジャガビ

上記を用いて、増えてしまった全血球の調整を行う。

 

完治は難しく、コントロールによる共存。

※骨髄移植では見込みがアリ。ただし基本骨髄移植のリスクが勝る。

 

治療法等、医学の進歩で変化が出た場合には追記したいと思います。

 

 

ざざっと、調べた事をまとめてみました

まとめることで、直近、そして未来のリスクを理解し、

出来る事、今するべきこと、どう生きていくか…そして己の最期…等、

自分自身に問い、整理し、立ち向かう覚悟が出来たと思います

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これで、良かった。

2022-02-25 | 骨髄増殖性腫瘍/真性多血症*カイヌシ

カイヌシ、血液内科へ行って参りました。

JAK2遺伝子に変異あり、よって「真性多血症」との診断が出ました。

( 脾臓は腫れたまま過ごす事が決定…チーン!

 

覚悟はしていたので、分かってスッキリ

気持ちの整理は出来ています

完治は難しいそうで管理しながら何処までいけるのか…といった所。

※骨髄移植では治る可能性はあるものの現段階ではリスクが勝る。

定期的に血液増減具合をチェック。

増量に歯止めが効かない場合は抗がん剤治療もあり。

また、血の変化から白血病や骨髄繊維症への移行がないか

併せて診ていく様です。

 

 

何より、これが犬たちの事でなくて良かった…

そしてコントロールさえできれば、

突発的な変化に至らない限りは

2匹を支え、無事見送る事は出来ると思うので、

今、手元に在る時間を有意義に、大切に過ごしたいと思ってます

 

オヤツを前に…

挑む姿勢の2匹…( ̄д ̄)

 

もーっ、可愛いお顔が撮りたいのにっ

 

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多血症について。

2022-02-08 | 骨髄増殖性腫瘍/真性多血症*カイヌシ

今日は犬達のお話ではなく、カイヌシのお話です。

ご興味ない方はどうか飛ばしてください…

せがケツ、チラリ…

 

 

先日、血液内科行ってまいりました。

どなたかの参考になればと思いますので簡単に記します。

 

 

定期的な健康診断で血液検査を行っている場合は、

その変化から「多血症」の疑いが分かるのですが、

定期健診をしていない場合、脳梗塞心筋梗塞などを起こしてしまって、

結果、多血症と分かる場合が多いそうです。

 

発症は60代が多く、男性に多い傾向もあるようです。

私は年齢的に早い発症の様です。

 

文字の通り、血が濃くなりますので血栓が出来やすいリスクが有ります。

1.「喫煙」や「ストレス」「何らかの酸欠」等が影響して起こる2次的なものと、

2.骨髄の遺伝子配列に異常が起こる場合、そして、

3.腎臓から出されるエリスロポエチン(造血ホルモン)の過剰指示により

起こる場合があるようです。

 

どれに該当するかは、消去法での診断。

現在私は遺伝子配列変化(※多血症、7割がこれに該当)の有無を調べて頂いていて、

これに該当無ければ、慢性白血病や、血清の造血ホルモン量などの検査を進めます。

余りに血が濃いので瀉血(血抜き)を行ったり、

アスピリン(血液サラサラ)を飲み始めました。

抗がん剤を使う治療を行う場合もあるそうです。

また、慢性「鉄欠乏」状態に陥りますが、

鉄は敢えて補給しないように…との指示。

※材料与えると、更に血を作ってしまう為。

長く罹患するほど、白血病等のリスクが上がりますので、

あまり宜しくない病の様です

 

診察の際、K先生にご指摘いただくまで気が付かなかったのですが、

手の赤み…も多血症の所見である…とか。

手の甲も掌も、冷たい水にさらしたかのように常に赤いです。

最近焼けたなぁ、日焼け止め徹底しないと…と思っていたのは、

多血症からの影響だったようです

 

脾臓はいらなくなった血液を解体処理する臓器な為、

血が濃い事に伴い、作業過多になり腫れています。

「転ばない様に(破裂するから!)」…と言われ、ちと怖いです。

 

うぃる達の所の、2月のお花

可愛いピンクで元気が出ます

 

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