* コーギーな生活へようこそ *

ななみ(血管肉腫)もりし(急性腎不全)うっちー(肺水腫)うぃる(脳腫瘍?)、せがーる・しおり コーギー姉妹の徒然日記。

最悪ではない。

2010-03-18 | 飼い主
本日は、ななみ抜糸に行ってきました。


携帯の方からも、書きましたが、
先日腫瘍を摘出し、その組織検査結果が今日判明しました。


手術前から、いくつか想定での説明は受けていました。
最悪…余命1ケ月(悪性腫瘍で取りきれない場合)。
最良…まだまだ存命可能。

で。。。結果は「最悪」に近い方でした。
恐れていた、血管肉腫であるとの判定でした。

血管肉腫とは?
カイヌシも良く知らなかったのですが、
悪性腫瘍のなかでも転移が早く、
また、血管の有る所にはどこへでも転移する腫瘍なのだそうです。
非常に嫌な悪いヤツな訳です。。。


大学病院での説明を受けて…落ち込むカイヌシ…



かたや、抜糸されて、拘束されていたエリザベスカラーが外れ…
ルンルン のなちょなちょ…
もう、スキップしてるんじゃないか…って位、足取りは軽く…
かたやカイヌシ…もうどん底…
引きずるような足取り…
なんとも、妙なコンビだす…。





今後の治療に当たり、本日に至るまで
命について、随分とカイヌシ考えていました。

どんな最後が理想だろう?…と。
ワタシは、ななちょに何を望むのかと…。


本音は、永遠に傍にいてほしい。 でもそれは物理的に無理。
せめて、平均寿命まで居てほしい。(コーギー種11~13年)
でも、ボロボロで生きていて欲しいわけではない。
苦しみながら傍に留めておきたい訳ではない。
何処までの治療を行うのか。

散々、散々葛藤して出た結論。
その結論へ至るには、父の闘病や、愛猫の闘病の記憶…
私が見送ってきた「命の灯」全てを思い返して…出した結論。


ななちょが、ななちょとして、
無理なく生活出来る環境を守りながら許される治療をする。
「犬格」を尊重する治療を心がける。




もう、泣くだけ泣いたし、散々嘆いてみたので、
出来る事をやろう と、心に決めていたので、
検査結果に落胆はしたものの…
でも、来るならきてみろ! の気持ちが湧いてきていました。
3コギの母は強いのだ!
なんて言って…ボロボロですが…
でも、不思議と戦う気持ちは、心の何処かで決まっていました。



このまま、何も治療を行わなければ、
血管肉腫の診断後、3ケ月程の命であれば良い方との事。



治療は「抗がん剤治療」と「免疫療法」を同時に行う事にしました。



「抗がん剤治療」は、一般的に知られている治療なので
説明は不要かと思うので省きます。

「免疫療法」は、今回初めて知りました。
Wikipediaでも調べてみましたが、医療に携わっていないものとしては
難解な文面でしたので、今日聞いた事を記します。


「免疫療法」は、現在人間でも治療が可能になってきている分野だそうです。
ですが、保険適用外の為、費用が嵩んでしまうのが現状との事。
その治療方は…というと、
採血した血液から、白血球を培養して増やし、再び体内に戻す。
抗がん剤量を抑えながら治療が行えるので、
比較的、副作用の苦しみは抑えられるとの事。
ただし、治療法として確立されている訳では無いため、
抗がん剤治療の様に、一定の成果を得られる保証は出来ないとの事。

それでも、治療として確立されている抗がん剤であっても、
副作用等のリスクは有る訳で…
抗がん剤でガンを抑えつつ、ボロボロになっていく父の姿を見ていたので…

免疫療法は、自身の培養した細胞を身体に戻すので、
抗がん剤で衰えた身体を助けながら、
治療が進められる…というメリットを信じる事にしました。


「抗がん剤治療」と「免疫療法」を同時に行う決意をしました。
転移が酷くて、この治療に切り替え、成果を得た症例も有るそうです。


抗がん剤治療、免疫療法、その他毎回の検査を入れて、
月の治療費は7~8万円位だそうです。
毎日、もやし食べたって、出してやる!
そんな気持ちのカイヌシです。



北海道のW先生からの有り難いお言葉…
最悪ではないよ」と。
本当に最悪なのは、手術でも取りきれなくて、
術後既に転移の兆候が有る場合とかだよ…と。


幸い、ななちょは腫瘍を取りきれたのです。
現段階では転移も見られていません。
本日血液検査も行ったのですが、
貧血(PCV値:標準が37~55)が27まで落ちていたものが、
38まで回復してきていました。
数値的に見ても、術後の経過は良いようです。

いや、本人(犬)見てても、超良好そうですもの。

少しでも長く、彼の笑顔を守りたい。
出来れば最後まで穏やかに過ごさせてやりたい…。祈る様な気持ちです。




これからのブログ…
お楽しみデロデロブログではなくなってしまうかも…ですが、
3コギの今を記して行きますので、
どうかお嫌でなければ、これからもお付き合いください

そして、ななみの経過もちゃんとまとめていきます。
ななみのデーターが、何処かの子の小さな救いになれば嬉しいのと、
少しでもカイヌシと同じ思いをする飼い主さんが楽になれればとの
そんな気持ちでいます。


どうかこれからもよろしくお願い致します。にほんブログ村コーギー

 エリザベスカラー外れてすっきりよん






コメント (6)

結果は。

2010-03-18 | 飼い主
腫瘍細胞の検査結果は、想定していた中では最悪のものでした。
「血管肉腫」です。
悪性の中でも、極めて悪い奴の様です。

今後の治療も考えていかなければなりません。


なちょやんは、抜糸してもらって、エリザベスカラーが外れて、
天に昇りそうな程、嬉しそうでした…


どよ~ん…なカイヌシと、満面の笑みの
なんともまぁ、滑稽なコンビに写っている事でしょうか…(T^T)。


詳しくはまたのちほど。
コメント

只今病院

2010-03-18 | 飼い主
なちょやんは、抜糸の為に強制収容されていきました…


その後、検査結果の連絡が有るかと…。

正直、心臓ばくばくです


ご報告は、またのちほどに…
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