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ななみ(血管肉腫)もりし(急性腎不全)うっちー(肺水腫)うぃる(脳腫瘍?)、せがーる・しおり コーギー姉妹の徒然日記。

うぃる、最期の日の不思議な出来事。

2019-09-16 | うぃる(コギ♀)

うぃるの最期、カイヌシは安楽死を選びました。

だから うぃるを送り出したのは、病院でした。

そのお話は「うぃる、最期の日までの事*last*」に記しています。

 

うぃるに「死」を悟られたくないからこそ、

それまでの日常を、通院風景を演出する為に、

カイヌシは うぃると2人だけで病院へ向かいました。

コギ父は、せがるんと…お留守番です。

 

この不思議な体験はこんな背景がベースです。

 

 

コギ父はリビングでTVを点けながら、

待っていたといいます。

 

 

 

亡骸に変わった…うぃる箱を抱え、

帰宅直後…コギ父が開口一番に言います。

 

「何時頃、旅立ったのか」…と。

え…。…と思いつつ。

正直、悟られない様に送り出す事に、

S先生もカイヌシも必死で…

「何時何分ご臨終です。」

みたいな余裕はなかった…し、

穏やかな最期の事で頭がいっぱいだった…。

(というか、すっかり忘れていた…)←おい!

 

え…と、

エンゼルケアをして頂いて、お会計して…

車取りに行って、乗せて…だから…(頭の中で逆算)

戻ってきたのが、あぁ、この時間かぁ。

「40分前くらいじゃないかなぁ。」

 

「じゃぁ…間違いないや。」

コギ父、いつになく難しい顔をしている…。

 

 

リビングで、テレビの音に紛れて…

チーン、チーンチン!

かすかな、おりんの音に似た音が響いたのだそうだ。

※おりん←仏具にある、鳴らす器。

正確には、グラスを棒で叩いたような音にも似ていたそうだ。

初めは、TVの音かと確認したが…違う。

その後も、チーン…チーン…と、何度か。

何かが当たって鳴っているのかとも疑ったが、

この家に仏壇はないので、おりんも無い。

音の出るようなものもない。

季節的に、風鈴の線も疑ったが、

ずっと、闘病で籠って暮らしていて、

ここで風鈴の音すら聞いた事はなかった。

 

方角的には、うぃるの大好きだった窓の方から。

 

コギ父は、少し霊感がある…らしい。

過去、数々メッセージ的な不思議体験をしている男。

(カイヌシはその系の能力は持ち合わせていない)

 

「やっぱり、うぃるだったんだろうか…」

…と、二人でその時は、話していたのでした。

 

 

急でしたが、うぃるは当日の夕方、

荼毘に付して頂きました。

 

訪問して焼いてくれる業者さんを今回も利用していて、

車が到着する30分前に連絡がくる形です。

電話を受けて、お花を切りそろえ…

準備も万端、「そろそろ出発だよ。」…と、

うぃるの亡骸に語り掛けたその時でした。

チーン… チン…チーン!

丁度、私の背後(うぃるの好きだった窓)辺りから聞こえます。

ちなみに、その窓の横には、

ななみや、もりしや、うっちーのお骨を置いている棚があります。


この時、コギ父はトイレに居たので、

走って行って…「この音」と確認すると…

また、チーン…チンチーン!!!…と、

今度は少し力強く…!

 

2人で顔を見合わせたのでした。

高く澄んだ、綺麗な凛としたその音は、

何だかとても うぃるらしくて。

うぃるを音で表現したら、きっとこんな音…

そんな、印象的な音色でした。

 

ここで9年間…暮らしてきて、

後にも先にも、この音を聞いた事はありません。

 

うぃるが「じゃね

…と伝えたかったのだと、2人で思う事にしたのでした。

 

そう。

 

「西の魔女が死んだ」作品的に表現するならば、

 ウィルノ タマシイ ダッシュツ セイコウ

 そんなところだったのかも…と!

 

 

皆で、毛まみれで、

ぎゅうぎゅうで暮らした時間を忘れないよ。

これからも…ずっとね。

うぃる、愛しい時間をありがとね

 

 

 

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