3月3日、今日は雛祭り
実家にいたころは、雛人形を飾っていました。
とても私によく似たお雛様※で気に入っていましたが、
※四角いお顔なんですよー(笑) 他人とは思えない!
引っ越してきた先には7段飾りを飾る場所はなく…。
かといって飾ってあげられない不憫さを思い、
結局、人形供養に…出したのでした。
処分しようとする際に…この方法を選んだのは…
それは…ある実話があったから。
カイヌシが、側で…実際に体験したお話です。
*
カイヌシが社会人になって間もないころ。
車の免許(夜学)へ通っていたころのお話です。
免許取得の話題が職場でも出るものだから、
同期の女の子(以下 Aさん とします。)が車の免許に興味を持ったようです。
そのとき、よく一緒に遊んでくれた先輩のお姉さんがおり、
車で通勤していたお姉さんは、何を思ったか…
まだ、免許を持っていない、そのAさんに、
会社の広い敷地内で、試乗をさせてあげてしまったのです。
案の定、Aさんは敷地内で事故を起こしてしまいます。
先輩のお姉さんは、ぶつかった衝撃で顔を強く打ち、
美人のそのお姉さんの頬は酷く腫れ上がり、
内出血で入院をすることとなり…。
*
退院し、顔も小さな傷で済み、やっと落ち着いたころ、
お姉さんから聞いた話で、怖くなったのです。
先輩のお姉さんのご実家は、ある舞踊の家元で、
家に舞台がある大きなお家です。
お姉さんはある時から、小さな怪我に悩まされていたといいます。
そして、今回のこの事故で…ちょっと怖くなり、
霊媒師さんに観てもらったというのです。
すると…。
「家の中に、飾られていない踊り子の人形が何処かにあるはずだ」
…という指摘を受けて、家中を、
それこそ物置の中まで探し回ったのだそうです。
結果、忘れ去られた、ガラスケースに収まった、
踊り子の日本人形が出てきたのだそう。
すぐに供養に出したのだと言います。
結果として。
忘れ去られた人形が、その先輩の女性を羨ましく思う余りに、
「悪い念」になってしまっていた、という事だったそうです。
その先輩は家族の中で兄弟の中の唯一の娘さんで、
家族にそれはそれは可愛がられて育ってきた。
…のに、私(人形)はこんなにも綺麗に舞っているのに…
誰にも観てもらえない…気にも留めてもらえない。
その悲しみが…在ったのだそう。
切ないお話です。
と同時に…「魂」は宿ってしまう事があるのだと、
怖くもなったのでした。
そして、ご縁があったものたちは…
(それは人形に限らずですが…)
ちゃんと大切にしないといけない…とも、再認識したのでした。
信じるか信じないかは…あなた次第です。
(でも、本当なんですよ…このお話…!)
*
うちの…可愛いお嬢さんたち
ま、おふたりさんもおばばだけれどねー…
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