コギ父フォルダ…より。
若かりし日の、せがーる。
こんな表情…もう、見れなくなっちゃったなぁ…。
*
急な母の入院の後、
翌日面会をして状況を確認できたことと、
併せて、身内の面会にも制限があることを知って、
何もできない事を悟ったので、
夜、カーテンの設置にCorgiCottageへ向かったのでした。
実家のあれこれを終え、兄を駅まで送ってから出たので、
到着は21時頃になり、翌朝からの作業となったのですが…
*
その朝は、野鳥の亡骸を埋める作業からスタートになりました。
ガラス窓に激突して命を落としていました。
状況からして、そんなに日は経っていないようでした。
明け方ぶつかったのかも知れません。
拾い上げると、手のひらから溢れる大きさ。
※コザクラインコより大きい。
調べると、センダイムシクイという名前と分かりました。
※ 写真ネットから拝借しています。※
春先に日本に飛来してくる、綺麗な鶯色の野鳥でした。
そろそろまた、日本を離れる準備をしていたのだろうに…。
苦しそうな表情の亡骸を抱えて、切なくなりました。
平均寿命は1~2年程だそうです。
*
帰宅する、夜。
ダイニングの明かりに呼ばれたのか、
パタパタと大きな羽音。
ヒメヤママユガの登場です!
蛾だ~、やだ~って、どうか言わないでください…
憧れのウスタビガとは異なりますが、
やはり野蚕と呼ばれ、自然に生息し繭を作る種です。
※繭はクスサンに似ています。
ヤママユガ種は、そのほとんどが成虫になると口が退化しているため、
食事を摂ることなく、繁殖の為だけにこの姿になり、
命を繋ぎ、命を終えるんですよ。
このコは女の子でした。
子孫を繋ぐんだよ…と、そっとお別れし、
ダイニングの明かりを消しました。
彼女が余計な体力を使わなくて済むように…
*
今、母も、せがーるも…老いと闘っています。
いつかは終わると分かっていて、
でも、人も動物も鳥も昆虫も…そして草木も皆、
与えられた環境の中で精一杯生きているんだなぁ…って、
そんなことを考えた日でした。
命って、愛しいものですね…。
カーテンのお話はまた明日!
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