虹の向こうに

4人の子どもの父親をしています。
リバ剣、段位は三段。
なぜか少年野球の監督してます。

おじさん、かっこいい

2007年01月19日 | ひとりごと
いっときますけど、堂々の後出しです


現役最年長投手・工藤公康が、FAの人的補償という形で読売から横浜にトレードしました。

人的補償の際のプロテクト枠に工藤投手が入っていなかったことから、今回の移籍になったのはすでに周知の通りですが、改めて工藤投手の潔さとプロ意識がうかがい知れる一件だったのではないでしょうか。

読売が工藤投手をプロテクト枠からはずしたのは、切り捨てではなく、「まさか横浜は工藤は指名しないだろう」と高をくくって若手にプロテクト枠を割り当てたんだろうという某解説者の意見が妥当かな、と思っています。

それにしたって、こんな形ではじき出されたら、凡人なら「納得いかない」と怒りをあらわにしかねない。

工藤投手も、見えないところではそうだったのかもしれないけど、メディアにはそんな姿はみじんも見せずにいました。

「求められるなら光栄」

これこそプロ意識かな、と。

プロ野球選手も、見方を変えれば雇われの身。

そこをわきまえ、割り切って移籍を、しかも2億円の年俸ダウンで受けるなんて、天狗になってるやつには絶対できない。

与えられた使命に全力で応える。

プロの心意気、工藤に見たり。

読売は惜しい選手を手放しましたな。

横浜ファンになろうかな・・・