虹の向こうに

4人の子どもの父親をしています。
リバ剣、段位は三段。
なぜか少年野球の監督してます。

相田みつをの言葉

2007年01月31日 | ひとりごと
Gacha日記からパクリで(笑)

1月11日と24日に相田みつをの詩を載せてました。

11日付


24日付


この2つが相反する内容になっていると。

もちろん、それを批判していたのではなく、そこにも相田みつをの魅力を見いだしていたわけです。

Gachaくんは相田みつをの人間くささを書いていました。

ボクは24日付日記に「理想と現実」を書いているとコメントをつけました。

でも、あとからもう一つ気付いたので、あえて自分のブログに書きます。


この詩は、どちらも誰かに向けて諭すようなというか、語りかけるような形。

となれば相手がいる。

つまりこの二つの詩の差は、その相手がそのときどういう状況あるいは気持だったか、ってこともあるんじゃないかと。

「道」は・・・
どうしても通らなくてはいけない道を前に足踏みしている誰かに。

前に踏み出す前にあれこれ考えすぎて立ち止まってしまった誰かに。


そして、「ぐち」は・・・
進むべき道を歩きに歩いて、弱音は吐くまい、涙は見せまいと強がるあまり、心が疲れてしまっている、心に壁ができてしまっている、もしかしたら心を開けずにいる誰かに。


相田みつをの詩は常に誰かに向けて発せられているように思う。

そしてその誰かを慮り、その誰かの力になるように語りかけられているのだと思う。

並べてみると確かに矛盾するような内容だけど、どちらも真理。

そのときどちらを必要としているか。
そのときどちらが胸に響くか・・・。

そしてそのどちらをも優しく的確に語りかける相田みつをは、やっぱりすごい。