このブログでも過去に登場したかな?大学時代のサークルの後輩でギター弾きのJ.T.というヤツがおるのですが、今夜は彼がやっている、女性ボーカルと二人のユニット「nya-nya-'s(にゃーにゃーず)」のライブがあり、スピリッツへ見に行って参りました。もう2~3年活動しているそうなのだが、私には教えてくれなくて、今日初めて見たのでありました。
とにかくJ.T.はやっぱりすごい!涼しい顔して弾いておるのだが、左手が『いったい何のコードを押さえているの?」かさっぱりわからない。すんごく広がっていたりしながら縦横無尽に指版を駆け回り、アランホールズワースのビデオでも見てる感じでありまする。いや、左手だけではないのです。枠だけで逆糸巻きのアリア?のエレガットを弾いていたのだが、その強弱のダイナミックレンジの広さがすごい!今日は指弾きだったが、彼はピックでもすごいのですよぉ~。
曲は洋楽のカバーとオリジナルを1曲でしたが、「デスペラード」は、キーボードの譜面から拾って、ギターでリアレンジしたそうだが、これまた見た事の無い押さえ方の連発!オリビアニュートンジョンのなっだけ?「そよ風の~」の間奏等は絶品であります。
いや、彼がすごいのは今に始まった事ではなく、大学時代からすごかった。ただ大学時代は、彼はバンドに恵まれず、もっぱら私のぼろアパートに遊びに来ては、二人でギターを弾いたりしていたのだが、当時は私も「上手い」部類のギター弾きでしたが、彼の前で弾くのはなんだか恥ずかしい思いをしておったのを思い出しました。
私、友達が少ない方でありますが・・・(^_^;)、それでも40数年生きて来て出会った人間のなかで、"天才"と呼べるのは、彼だけかもしれません。
そのんなJ.T.のユニット「nya-nya-'s」、実は明日9日も「
club change」でライブがあります。リルティッツとペンタとニックスも出演するので、当然私めもビデオ係で行きまする。ぜひぜひ、一度見てくださいませ。
付け足しみたいになっちゃいますが・・・本日のライブのトリを務めた「楽音人」という男性デュオも、かなり良かったですよ。1曲目が始まったときは「フォークかぁ?」と思ったら、2曲目からは違いました。秋田駅の地下等で歌っている"ストリート系"の方達らしいのですが、"ストリート系"等という言葉でくくってしまうのは、失礼にあたる、まっとうですばらしいミュージシャンでありました。ピアノ1本でバラードがちゃんと歌えるストリート系なんていないでしょ?「よしだかずを」氏が惚れ込んで、秋田からひっぱってくるだけの事はあります。ギターもうまけりゃ歌もうまい。とくに「加藤」さんのボーカルがすばらしいですねぇ。まだ20代前半だそうですが、ちゃんと客を楽しませるライブができていてい、ただものではありまぬ。こちら「楽音人」さんも、明日、元カワイダンスホールがリニューアルしたという場所で開かれる、イベントに参加するそうです。こちらも一見の価値ありですよ。