かとうなおひこのブログ

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白の中からサンバースト

2017-11-21 11:48:00 | ギター
 白いプレシジョンベースの塗装を塗り替えるべく、落としていたのですが・・・
 

 
 おや?サイドが黒く塗られているなぁ・・、合板のシマシマを隠すためかなぁ・・?
 

 

 
 あらら、きれいなサンバーストが出てきちゃいましたよ!
 最初の白の塗装は、素人塗装ではなく、ちゃんと製品レベルの塗装になっていました。サンバーストの上にサンディングシーラーが塗ってあり、その上から白を塗ってありました。
 5ピースくらいだとは思いますが、木目もちゃんと合わせてあるので、もともとサンバースト用のボディーと思われます。
 
 K garage のプレべなのですが、サンバーストより白の方が売れてる!とかって生産計画の変更が出たのか?はたまた若手職人の練習用にサンバーストの試し塗りをさせたのか?なぜこのようになったのかは不明ですが、こんなこともあるのですねぇ。

 この K garage のプレべ、私がベースが本業でないため要求が低いのだと思いますが、楽器としてはそこそこちゃんとしておりました。激安ブランドのこの手のは、ボロクソに言われていることも多いですが、Kimaira に使った私の2本のベースよりは、格段に品質は上の感じです。
 
 私がバンドを始めた70年台前半に1~2万円で手に入る楽器といったら、(今でこそセミフォローとか呼ばれてますが)合板を曲げて膨らましたレスポールとか、ハムバッキングのカバーを開けて見たらコイルが1個しか入ってなかったとか、本当にバッタもんしかありませんでしたが、それに比べたら、今の激安楽器は、そこそこちゃんとしてますねぇ。
 良い時代になりました。(^_^;)。
 


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2 コメント

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Unknown (紫煙)
2017-11-30 08:27:01
御無沙汰ですが、お元気そうですね。
さて、1960年代の本家のストラト等には、正規工場での「サンバに上塗り」は結構あったようで、それを再現した近年のレリック物さえありますね。当時、ストラトは不人気で製造中止の予定、色のせいもあったと思って在庫を塗り替えて出荷したとかのようです。
また、少し前の廉価ギターは侮れませんが、ジャンクだけどなんとか使えそうな激安中古を見つけたら1970年前後のバッタもんギターもお勧めです(笑)。開けてみて「こんなことやってんのかい!エグすぎる!」という発見が楽しいです(笑)。
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Unknown (かとうなおひこ)
2017-12-11 10:28:23
紫煙さん、お久しぶりです!
本家でもサンバーストの上塗りがあったのですね。
ベタ塗りよりもサンバーストの方が、私は高級なイメージがあるけど、当時は違ったのでしょうね。
こいつは近年のチャイナか韓国製だから別の理由でしょうが、面白いですねぇ。奥が深いです!
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