中村太樹男絵画・立体展

　今日は、丸加プロジェクトの相棒 George と中村太樹男さんの個展に行き、夜は Change WAVE で Rosalind を見てきました。
　
　中村太樹男さんは、私は何度か行っていたのですが、George は初めて。実は今年やった J.T. の個展 Strange Objectにも太樹男さんがいらしていただき、メッセージまで残していってくださっておりました。
　
　そして、太樹男さんの原画を見た George の状態が、私がチックコリア＆上原ひろみを見た時と同じ様な状態、完全に持って行かれておりました。
　
　「中村太樹男絵画・立体展」は、今度の日曜日まで、大通りリリオにてやっておりますので、まだの方は是非！
　
　

Tokai LS-120

　さすがに師走。珍しく私も忙しく、ちょっとバテ気味・・・。(^_^;)
　Tokai LS-120 のナット交換の報告を忘れておりました。
　
　手持ちのいくつかのナットは、ことごとくサイズが合わず、まずはノギスで今ついているナットの、いろいろな部分を計測。
　

　
　一口にレスポールと言っても、ナットのサイズってみんな微妙に違うみたいですね。幅が合っても、弦間ピッチが違ったり、厚さもいろいろ。ネットでさがしたのですが、完璧に同じサイズのものは見つからず、まぁまぁ近いものを手に入れました。
　

　
　人口象牙の TUSQ にいたしました。弦間ピッチはぴったりなのですが、幅が気も～ち足りない感じ。弦間ピッチを優先しました。本当は無垢の材から削りだせば良いのでしょうが、私、ロックナット＆ローラーナット専門？ですので、ナットの溝切りの経験がありません。けっこうシビアな行程ですので、自分でやる自信が無く、既に溝が切ってあるものを購入しました。
　
　ナットの取り付け部分の隙間を慎重にカッターで切れ目を入れ、ナットはすぐ取り外せました。
　

　
　後は、底面を削って高さ合わせですね。
　

　
　厚さも微妙に厚くて溝に入らなかったので、厚みも少し削っています。削っては合わせ、削っては合わせで慎重に進め、無事完成～！４弦の開放でのビビリも無くなりました。
　

　
　一弦側にナットの幅が足りないため、少～し隙間がありますが、弦の通り道はオリジナルとほぼ同じと思われますので、ここはお許しを・・・m(__)m。
　
　この後再調整していると、１弦の鳴りがちょっと変なので、１弦のブリッジのサドルの溝を、再度耐水ペーパーで処理しました。
　ん～、オリジナルパーツにこだわるコレクターの方には向かないと思いますが、楽器としては、ガンガン使える良い状態になったと思います。まだトーイズに展示してありますので、興味のある方はどうぞ見にいらしてくださいませ。トップのメイプルの美しさは、一見の価値あり？かな。(^_^;)。
　
　

チックコリア

　今夜は、チックコリアを県民会館中ホールで見てきました。あそこのピアノは昔から良い音なのよね。
　

　
　恥ずかしながら実はわたし、チックコリアが凄い人だと言う事を情報としては知っていたけど、彼の音楽をちゃんと聞いた事がありませんでした。
　初めてのチックコリアは、今回はピアノソロでしたが、１曲目が始まったとたん、あの感覚が・・・！！
　去年の上原ひろみの時のように、脳の言語野が完全停止・・・(^_^;)。ただそのあとはちょっと違いましたね。
　
　上原ひろみの時は、自由奔放に私の中を駆け回っていく様な感覚でしたが、チックコリアは、知らぬ間に居心地よく包まれていると思ったら、あちらこちらへ、それこそ宇宙の果てまで連れて行かれちゃった様な・・？ん～、言葉では上手く言えないけど、言語が消えたあとの感覚は、アーティストごとの個性って事なのかな。とにかく今回もすごかった！
　
　・・・んですけどぉ、２部構成の後半。"practice"と言って、クラシック？というか現代音楽にさしかかっている時代なのか？ロシアの作曲家の曲と言うのを、楽譜を見ながら弾き始めちゃったのね。そしたら私にはとたんに退屈になっちゃって、ちょっと居眠りしちゃいました。(^_^;)。
　どうやら、私はインプロビゼイションが好きなのかなぁ？即興と言う、自由な音に引き込まれちゃうようであります。自分ではできないんだけどね。(^_^;)。
　

けんかっ早い私(^_^;)

　今夜はトーイズで、とても小さい、でも暖かいライブがあったのですが、全身全霊で歌っている出演者にに対して、あまりにも慇懃無礼な客がいて、我慢しきれず・・・・・、突撃してしまいました。
　
　あとで思えば、私のせいでアンコールも出来なくなり、出演者とお店、そしてお客様に多大な迷惑をかけた事になり、反省しきりだったのですが・・・・、関係者の皆様、本当にすいませんでした。
　
　まぁ、こんな感じで仕事もいっぱい失って来た私なのですが・・・・・・(~_~;)。
この性格は治らないのかなぁ。
　
　

腰痛にて読書生活

　今週は、持病の腰痛が出て、幸い仕事も少なかったので、おとなし～く引き蘢りをしておりました。こんな何にも出来ない毎日には、読書が一番！
　

　
　「複製されるヒト」　リー･M･シルヴァー
　
　タイトルから想像される通り、遺伝子操作やクローンなどの話しが出てきますが、"生殖"というものを軸にして、生命とは？進化とは？といった、未だ科学ではきちんと定義できていない領域への、面白い問題提起がたくさんありました。面白かったですよん！(^_^;)。