祭りを日常に

　祭りの良い所は、誰でも参加してしまえば、楽しくヒーローになれる所・・・かな？普段ぱっとしないおばちゃんが、祭りになると生き生きとして、キラキラと輝いていたりしますねぇ。

　じゃぁ、毎日祭りをやれば、そのおばちゃんは365日輝いていられるか？というと、そうはいかない所が祭りというものでしょう。年に１回や２回、その時に向けて自分のすべてを解放できるので、祭りの間は輝いていられるのだと思います。まあ、火事場の馬鹿力、とも言えます。日常からかけ離れた状態におかれる事で、アドレナリンが出っぱなしになるのでしょう。なので365日お祭りが続いていたら、そのおばちゃんの輝きは色あせていってしまうでしょう。ま、その前に生活が成り立たなくなりますが・・・(^_^;)
　
　さて、では、祭りを日常として常に輝くことは、できないのでしょうか？
　変なアドレナリンで、一時的に輝く事は、誰でもできますが、そうではなく、自分を真に輝かせる事は出来るでしょうか？
　
　
　飯を食らう、糞をする、寝る、息をする、どれも皆誰もが普通にやっている事で、取り立てて意識をするものでもありませんが、でも、どれも、生きていく上でなくてはならないものです。
　
　飯を食うように、ウンチをするように、祭りを日常として行う。取り立てて口に出すまでもないくらいの日常として、祭りを自分の一部とする。私は、出来ると思います。そうなったときの祭りは、ほんとにすごいよ！
　何しろそれが無いと、死んじゃうんだから(>_<)。普通の祭りは、なくなっても死なないでしょ。
　

　妙なアドレナリンで火事場の馬鹿力を発揮した後は、必ず揺り戻しがきますので、ご注意を１

iPodはいらないの

　マック使いの私ではありますが、iPodを欲しいと思った事が無いのですよぉ！ま、私のライフスタイルは、９割がた家にいるので、外で音楽を聴く機会が極端に少ないのではありますが・・・(^_^;)
　でも、最近、諸事情により(^_^;)　新幹線移動等の機会が増えておりまして、「加藤さんもiPod、買えば良いのに・・」と言われる事もあります。

　私がバンドをはじめた頃には、iPodはおろかWalkmanすら、まだこの世に存在していませんでした。でも好きなレコードは、それこそすり切れる程聞きましたので、聴きたい曲はいつでも頭の中で完璧に再生出来ていました。他の人がどうだったかは分かりません。それは私に与えられた天分だったのかも知れませんねぇ。

　授業中でも、登下校時でも、バスの中でも、聴きたい曲は全てのパート、ドラムのフィルインからボーカルの息づかいまで、全部がバラバラに、そして一体となって、頭の中で鳴らせていましたねぇ。
　
　そして二十歳前後の頃は、他人の好きな曲ではなく、自分の音楽が頭の中で勝手になるようになっていました。でも当時は（下の記事でもちょいと振れましたが・・）それを止める事が出来なくて、あ～、溢れる溢れるぅ・・・、次々勝手になりだしては、忘れて行ってしまうのが怖くて、それを書き留めたり、録音（LLカセットがお友達でした、今の人は知らネェだろうなぁ、LLカセット）したりしていたのですが、頭の中で鳴りだす量には、とても追いつけず、あ～なんでこんなに時間が無いのだろう？バイトなんかやってられネェよぉ～、と常にイライラしていましたねぇ。ま、今思えば、たいしたものが鳴っていた訳ではなかったように思いますが・・・(^_^;)
でも、この才能のおかげで現在の仕事に就けたのかも知れません。
　
　仕事として曲を作るようになってからは、不思議なもので、その勝手になりだす頭の中の音がコントロール出来るようになりました。まず、スイッチのオン／オフがコントロール出来るようになりましたね。不思議ですねぇ。「さあ、今から２時間曲を作るぞ」と思うとちゃんとオンになってくれます。さらに鳴りだす音の種類もコントロール出来るようになりました。「こういう曲を作りたい」と指示を出すとちゃんとその手の音が鳴ります。・・・いや、そんなに完璧ではなく、１～２日出てこない時ももちろんありますよぉ。
　
　作曲を初めてしたのはいつだろう・・・？と思うと、実は、コレがはっきりと覚えていまして、確か小学５年生だったと思います。その歌は、今も歌えますが・・・・・とんでもなく幼稚でダサイので、これは一生未発表のまま墓場まで持ってゆきます。(^_^;)
　
　話がそれましたが、私はいつでも曲を頭の中で流せるので、携帯音楽プレーヤーはいらないのです。
　
　でも、ギターオタク作業をしてる時って、たいてい iTunes をシャッフルモードで流しているのですが、このシャッフルと言うのはなかなかくせ者で、え？この曲何？！と、時々ハッとさせられる様な曲に出会う事があるりますねぇ。ま、かなり膨大な量が入っていると言うのもありますが・・・・。
　でももし、iPodをシャッフルモードで聞きながら、外に出たりしたら、突然ハッとして、交差点の真ん中で立ち止まったりしてしまう可能性があるので、やっぱり iPod は持てない・・・・です。(^_^;)
　
　なので、昨今の若者がヘッドホンして歩いてるのって、え！危なくないの？と心配になるのですが・・・そもそも音楽の聞き方が違うのかなぁ～？

メール

　下で、携帯から家の留守電へ鼻歌を入れる、と言う話をしましたが、携帯からパソコンの自分へメールを送ると言うのも、なかなか良いです。自分で書いた文章なのに、携帯の画面では見えなかったものが見えてくるから不思議。送信ボタンを押す、と言う行為が、自分の精神状態に何かしら作用し、一歩冷静にしてくれるのだろうか？己と戦うには、良い方法ですね。今は、これで助けられてます。かなり。(^_^;)

休日

　年度末のせいか？改編時期のせいか？ここの所仕事が立て込んで、晩飯を食ったとたんに気を失い、起きてはまた仕事・・ってな日々が続いておりましたが、本日春分の日は、久しぶりのお休みでありました。

　毎日15～6時間は、Macにへばりついてる生活が続いておりましたので、今日は午前中に洗濯を済ませ、昼にはマクドナルドのクーポン券を握りしめて、肴町界隈へと散歩に出かけました。

　ん～、春ですなぁ。コート無しでも気持ちよく歩いておりますと、何だか道ばたの錆達がやたら目につく・・・(^_^;)。あ～カメラ持ってくれば良かったなぁ～・・・などと思っていると、今度は頭の中でギターがなりだしました。お、久々の感覚！やっぱり一人でアテも無く歩くのって楽しいですね。

　そうそう、若い頃はしょっちゅう頭の中で音楽が鳴りだして、どんどんこぼれていって気が狂いそうになったりしてたので、五線譜を持ち歩いていたりしたものですが、今は便利な世の中！携帯から家の留守番電話へ鼻歌を入れて、一安心。ビッグマックを頬張り、路地裏を歩き、帰りには"フラワートラベリングバンド"のCDを手に入れ、ご機嫌で帰宅。

　そうそう、留守電るすでん・・、と再生ボタンを押すと、ハハ、ただのうなり声が延々と鳴っております。いや、自分では解るから問題ないんですけどね。他の人がこれを聞いても、音楽だとは思わないだろうなぁ～(^_^;)。
　ソルフェージュ、もっとちゃんとやろう・・・(ｰｰ;)