バックサイドにボールが来た、角度を変えてアレーを突くそれもネットギリギリの低さを保って相手コートに綺麗な弧を描いて相手の足元を攻める。
会心のショットだ。
誰もがネットすると思い素晴らしいストロークに息を呑む、練習の甲斐があった一瞬だ、そう、無意識に放たれた一打だ。
レッスンを受けて学んだ甲斐があった、無意識に結果を描かず出る技が理想だ、脳を使わず筋肉が反応している。
あそこにうとあっちにうとうと思っているうちはまだまだ修行が足りん、いく先の見えないところに突き進むゲームができてこその完成されたプレイだと思う。
理論を文字に起こして実践してゲームに無意識で現れる技に驚嘆する。
上機嫌で居れる一瞬だ。