中原中也が好きでした。なんでもない言葉の連なりにも、黄泉の世界と死の匂いと絶望感を感じさせるところが好きでした。名状し難い美しさを感じました。
「ポツカリ月が出ましたら、
舟を浮べて出掛けませう。
波はヒタヒタ打つでせう、
風も少しはあるでせう。
沖に出たらば暗いでせう、
櫂から滴垂る水の音は
昵懇しいものに聞こえませう、
__あなたの言葉の杜切れ間を。」(「湖上」より抜粋)
今でも好きです。
ふと気付いたのですが、中原中也の詩には「月」「夏」「冬」がよく出てきますね。「雪」「春」「秋」も多いね。蛇足でした。
「ポツカリ月が出ましたら、
舟を浮べて出掛けませう。
波はヒタヒタ打つでせう、
風も少しはあるでせう。
沖に出たらば暗いでせう、
櫂から滴垂る水の音は
昵懇しいものに聞こえませう、
__あなたの言葉の杜切れ間を。」(「湖上」より抜粋)
今でも好きです。
ふと気付いたのですが、中原中也の詩には「月」「夏」「冬」がよく出てきますね。「雪」「春」「秋」も多いね。蛇足でした。
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