有名な絵本ですね。子どもに読んで読み終わると子どもはなんともいえない不思議な顔をしていました。悲しい終わり方なのか幸せな終わり方なのか、判然としないのかな。どちらかということを書き手が強要してこないというのが、いいな。その境目はいったいなんだろう。
若草色の草の上。
寝転がって目を瞑る。
あなたの歌う子守唄。
木陰。
木漏れ日。
空は水色。
雲は白。
胸に載せた。
本に挿んであるものは。
あなたのしおり。
胸の中の。
心に挿んであるものは。
あなたのこえ。
傍らの。
草は伸びゆく。
稲は伸びゆく。
蔓は伸びゆく。
あなたのこえの。
途切れ間に。
伸びゆく伸びゆく。
草の声。
あなたのこえ。
さそう。
むげんのかなたへ。
有限の身体で。
無限の心へ。
寝転がって目を瞑る。
あなたの歌う子守唄。
木陰。
木漏れ日。
空は水色。
雲は白。
胸に載せた。
本に挿んであるものは。
あなたのしおり。
胸の中の。
心に挿んであるものは。
あなたのこえ。
傍らの。
草は伸びゆく。
稲は伸びゆく。
蔓は伸びゆく。
あなたのこえの。
途切れ間に。
伸びゆく伸びゆく。
草の声。
あなたのこえ。
さそう。
むげんのかなたへ。
有限の身体で。
無限の心へ。
コンパクトディスクレポート。
なんて読むんだろう?女性ボーカル。ダニエル・ラノワのプロデュースだからかどうかは分かりませんが、正統派ロックという印象を受けた。ロックに正統派があるのかどうかもわかんないけど。
ニール・ヤングやボブ・ディランやジミ・ヘンドリックス他などのカバー曲が多い。でもやってる曲はマニアック。結構好きかも。
なんて読むんだろう?女性ボーカル。ダニエル・ラノワのプロデュースだからかどうかは分かりませんが、正統派ロックという印象を受けた。ロックに正統派があるのかどうかもわかんないけど。
ニール・ヤングやボブ・ディランやジミ・ヘンドリックス他などのカバー曲が多い。でもやってる曲はマニアック。結構好きかも。
ひねくれ虫が。
世界を切るのだ。
つまらない言葉。
つまらない関係。
つまらない人間。
つまらない人生。
つまらない昨日。
つまらない明日。
つまらない計画。
つまらない心配。
つまらない栄光。
つまらない成功。
つまり君の考える。
つまらない世界を。
切るのだ。
ひねくれ虫が。
かみきり虫が。
ひねくれてるから。
ななめに切るのだ。
世界を切るのだ。
つまらない言葉。
つまらない関係。
つまらない人間。
つまらない人生。
つまらない昨日。
つまらない明日。
つまらない計画。
つまらない心配。
つまらない栄光。
つまらない成功。
つまり君の考える。
つまらない世界を。
切るのだ。
ひねくれ虫が。
かみきり虫が。
ひねくれてるから。
ななめに切るのだ。
絶望と孤独。丁寧に描かれていく絶望と孤独。
みちたりてしまった後に来るものは死のみであり、とても自由であることはどこへも行けない、動けないことと同義でもあるということ。
最後に続いていく主人公の命が、終わってしまっていたのなら、物語として完成するのだと思う。が、結果は絶望と共に生きていくという形で終わっていくのだから、これは物語ではなく、きっと物語を書きたいわけでもなかったのだろうと思う。少しずつ少しずつ変わりゆく、進みゆく過程を丁寧に丁寧に描いている秀逸な小説だと思います。
みちたりてしまった後に来るものは死のみであり、とても自由であることはどこへも行けない、動けないことと同義でもあるということ。
最後に続いていく主人公の命が、終わってしまっていたのなら、物語として完成するのだと思う。が、結果は絶望と共に生きていくという形で終わっていくのだから、これは物語ではなく、きっと物語を書きたいわけでもなかったのだろうと思う。少しずつ少しずつ変わりゆく、進みゆく過程を丁寧に丁寧に描いている秀逸な小説だと思います。