愛と憎しみの街

石塚真一 『ブルージャイアント』 ６巻

んー。今回もまたいいね。「俺部」。やりたいことに向かう時は、汗かいて、へたばって、楽しいんだよね。

雑誌 『飛ぶ教室』 ４２

五味太郎編集号、ということで。
相変わらずのいい加減ぶりで。好い加減。

「絵って動くよ。全然動いている。」

詩２４６８「胸中曇天」

気になって。
気になって。
胸中曇天。
ごみのような。
くだらないこと。
ちりのように。
小さい心よ。
目の前しか。
見えないから。
面白くもあり。
つまらなくもある。
もう忘れようぜ。
とりあえず。
お金なんかも。
意識をずらせば。
ごみと同じさ。
ばいばい。
ばいばい。
どうでもいいこと。
曇天よりも。
土砂降りがいい。

東京で笛を吹いた

戸越公園のベンチに座り。
空気が気持ちよかった。

Down by the Sally Gardens
PlanxTy Irwin
The Level Plain
BallydesMond
幼い姉妹のかくれんぼ
The Lover's Waltz
Marino Casino
Fanny Power
Inisheer

などなど。この空気に溶けろ。

彼方の空は

福岡伸一 『せいめいのはなし』

内田樹、川上弘美、朝吹真理子、養老孟司の四人との対談とそれから得たものを本にまとめたもの。
文学系と動的平衡、生物的科学の邂逅。


「自分」というのは「他者」と差別化されることではじめて生まれる概念ですからね。自分の中には、いくら探しても、「自分」なんかありません。

映画 『ライブテープ』

をDVDで観た。
元日、前野健太がギター一本で弾き語りをしながら吉祥寺の街を練り歩いていく。始まりから終わりまでカットなしの撮りっぱなし。
なんだこの映画は。そもそも映画なのか。いや、これこそが映画だ、とも言える。
街の風景や動きや音も全部映画の一部分。ゆるいように見えて、一本筋の緊張感。
ラストの「天気予報」からの「東京の空」の流れは本当に美しい。
いいなー。前野健太。
生まれが同じ歳だとは知らなかった。

詩2567「安い絶望の箱」

窓の無い。
煙草部屋で。
電磁波を浴び。
心荒ませ。
心荒ませ。
安っぽい絶望。
私は虫だ。
虫の様だ。
虫様だ。
中途半端な快適で。
生きている。
しかしそれは。
この箱の外でも。
同じことだと気付き。
しばし茫然とする。
薄く拡がる絶望。
末期の人が。
行き交う様に。
微睡み。
尽きる。

吉岡斉氏：このまま普通に原発を再稼働していって、本当にいいのだろうか

マル激トーク・オン・ディマンド 第750回（2015年8月22日）
このまま普通に原発を再稼働していって、本当にいいのだろうか
ゲスト：吉岡斉氏（九州大学大学院教授）

いいわけはない。稼働を希望しているのはほぼステイクホルダーのみだということだな。
でも落胆するばかりでもないということ。このまま反対を言い続けるべきだ。