年末恒例マル激ライブ コモンセンスを取り戻すために[マル激！メールマガジン 2018年12月26日号]

マル激！メールマガジン　2018年12月26日マル激トーク・オン・ディマンド 第924回（2018年12月22日）
年末恒例マル激ライブ
コモンセンスを取り戻すために

これからの日本はかなり絶望的な見通しですが、それでもやはり大切なのは損得ではなく正しさなんだという声を上げていくことは必要だと思う。
中国のように建前の道徳を本当の道徳にするでもなく、アメリカのようにとにかく自分たちの利益さえ守られればいいというのでもなく。それは結局どちらも損得が一番のモチベーションになってるじゃないか。世の中を良くするために人間の損得感情に訴えるやり方ではいつかきっと破綻が来る。うまくいっているように見えたとしても。
それに加えてコミュニティを小さく身に合うものにしていくこと。そしてコミュニティ同士も緩やかな関係であること。そういう世界に少しずつ移行していくのが、世界平和に向かう道なのではと思う。
もちろん、ホセ・ムヒカ的な世界的視点も現代に生きる人間として不可欠だろう。
日本の人々は日本がすでに独裁体制にあることに気付くことから始めないと、来年はさらに悪い方向にしか進まない。とりあえず今政治の世界で舵取りをしている危険思想内閣をどうにか妥当することがまず我々がすべきことだと確信している。