詩3648「ビューティフルボーイ」

目を閉じて もうおやすみ
こわい夢を見ないように
そばにいてあげるから

明日晴れたら遊びにゆこう
きみの車椅子を押してゆこう

かわいいきみの おでこに触れたら
優しい目をそっと開けて
僕を見つめる

いとしい いとしい いとしい 僕のボーイ
いとしい いとしい いとしい 僕のボーイ

もし明日雨が 降ってきたら
傘をさして行こう なんとかなるさ
雨のオーケストラ聴きながら
大地震が起きても 津波が来ても
僕がきみを必ず守るのさ

きみが生まれてきてありがとう
きみがいれば 僕の人生は
完璧なのさ

いとしい いとしい いとしい 僕のボーイ
いとしい いとしい いとしい 僕のボーイ
草の道をふたりでただ行こう
鳥や虫の声を聴きに行こう
いとしい いとしい いとしい 僕のボーイ
おやすみ いとしい いとしい 僕のボーイ