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今日の居酒屋ボギーはライブハウスがテーマだった。
ライブハウスに足を運ぶようになって5年ちょっとしか経験がない自分にとって、ボギーさんの経験譚はとっても勉強になる。
それが個人的な経験譚としても、20数年前からの空気感が伝わるという意味で、とても貴重だ。そして何よりおもしろい。自分の預かり知らぬ場所で、やはり様々なドラマが生まれ流れていたことを知ることは、不思議と今の自分の人生さえも豊かにする気持ちがする。そのような時代を経て今自分が関わっているライブハウスがある。恵まれてるとも恵まれてないとも思わない。だって今関われていることが楽しいから。それだけ。
いろいろなライブハウスの話もおもしろかった。『ライブハウスの話』を書いたらいいのになぁ〜、ってマジで思う。
そして今日の芯の部分は、コロナ禍の中でのライブハウス、そしてミュージシャンの話。
ライブハウスに深く関わっていればいるほど考えざるを得ないことだと思う。
ありえないけど、一番いい形があるとしたら、行政からライブハウスにもフリーのミュージシャンにもしっかりとした保障が出て、休める体制が整った上で、それでもやりたい人が配信でもなんでもやればいい、という状態だったと思う。
けれど今はほとんど保障がない中で、やらざるを得ない人や場所が、望んでか望まずでか、コロナハイになって新しいやり方に突き進んでいる。ハイになれない人や場所はただ沈黙している。
今回のことで、実は自分もちょうどいい時間ができたと思った。バンドも変わり目だったし、新しいことも始めたかったから、十分に取り組める時間ができた。家族とのゆっくりした時間もできてある意味幸せだった。
でもやっぱり日本のやり方はおかしいと思うし、声は上げていかなければと思う。
新しい生活なんて、クソくらえと思う。
10密くらいの関わりができてナンボだろ。ライブなんて。
それまではあくまで力を貯め続ける期間だと思っている。
いつか絶対に戻る。じゃないと音楽の本質は死んでしまうとも思う。ライブハウスで音楽の現場を知ってしまった今となっては。
今日の居酒屋ボギーは熱かった。バカ話はなかったけど、これもまた居酒屋の楽しさ。
来週のお酒は何かなあ。
楽しみです。
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