またこういうニュースが・・・。
『兵庫・尼崎市の犬の繁殖業者が、市の許可を受けずに約200匹の犬を飼育し、老犬を毎年50匹以上、殺処分していたことがわかった。
尼崎市にある犬の繁殖業者「尼崎ケンネル」は、約10年前から市の許可を受けずにダックスフントやチワワなどを大量に繁殖させ、販売していた。生後91日以降の犬は狂犬病予防のワクチン接種を受けなければならないが、この業者は一部の犬に接種を受けさせておらず、売れ残った犬を市が毎年50匹以上引き取り、殺処分していた。しかし、業者は取材に対し「市の方から犬を処分するよう促され、迷いながら渡した」と話している。
今年、この業者の犬を殺処分した数は、市全体で処分した数の9割以上に上っていて、市は指摘を受け、「来年から犬を引き取るのをやめる」と話している。』
一体、この人間たちは何様のつもりなんでしょう?
生体販売は、ホントに気を使ってやらねばいけないのに、
こんな営利だけを優先する業者が世にのさばるなんて…。
行政も、法律的には問題ない…なんてよく言えましたね。
もしかしたら、殺処分するのに一頭いくら…とかで、
裏金でも貰ってたんじゃないのか?
・・・・なんて、疑惑を掛けられますよ?
確かに売れ残ったワンコは行き場がない場合が多く、
最終的に殺処分されているのかも知れません。
でもそれって『仕方のない事』なんでしょうか?
それで結論付けていいものなんでしょうか?
おかしいよ、絶対に。
動物を飼われている方、
動物を愛されている方は、
一度は思った事があるかと思います。
ペットショップや、ホームセンターで販売されている動物たちが、
売れなければどうなるのだろう…?と言う事を。
中には施設に引き取られる子もいるでしょうが、
ほとんどは闇へと消えて行くはずです。
これって異常な世界ですよね?
消費期限が過ぎたから処分する?
コンビニで売られてる弁当なんかと同じ扱い…。
相手は人間と同じ生き物です。
人間と同じ、命の重さに変わりのない生き物なのに…。
血統、ブランド、人気犬種。
何十万もするワンコを生産しては、
売れない個体は殺処分。
こんな事をしていては、
いつか人間の身にも返ってきますよ。
悪質な繁殖業者の取り締まりと、それを出来る法律。
早急に作ってもらいたいです。
行政にも毅然とした対応を望みたいです。
こんな事、許してどうする!!
しっかりしてもらいたい!!
たぶん、みんなそう思ってるはずなのに、
なんで同じような事が、こう何度も起るんだろう・・・。
悲しいですね・・・・。