昔はね、無類の勝負強さで嫌われたもんですよ、他球団から。
一発も打てるし、率も残す。
守備は一級品だし、走力もあった。
まさに、一流プロ野球選手。
それが・・・。
本日、阪神×ヤクルト戦。
4回表、2死 1,3塁で登場。
セカンドゴロ、アウト。
6回表、無死 1,2塁で登場。
セカンドゴロ・併殺打。
8回表、2死 1,2塁で登場。
センターフライ、アウト。
福留だけで、6残塁(笑)。
特筆すべきは6回表の無死1,2塁。
3点差を追いついて、その裏もヤクルトの攻撃を岩田がピシャリと抑えた、
次の6回の表。
制球に苦しむ変わったピッチャー・松岡からゴメスが安打、
マートンが粘って四球。
もう、アップあっぷの相手投手松岡。
実際、福留にも0ストライク3ボールと苦しむ。
しかし、福留は1-3のあと、まるでタイミングの合っていないファールを打つと、
2-3からのボール気味の外角球を注文通り引っ掛けてセカンドゴロ。
完全無欠の併殺打を完成された。
フラフラだった、相手投手松岡は甦り、完全に立ち直ってしまった。
そして、タイガースに来ていた流れはヤクルトに。
直後、岩田とたて山が4失点してしまった。
福留『らしさ』が前面に出た試合でした。
たまたまサヨナラ安打を打ったりして、
「福留、復調か」
なんて新聞には書かれているけど、
ホントにたまたまじゃないの。
ベテランなんだから、そりゃそう言う場面では若手よりは上手く対応するでしょう。
しかし、しかしだ。
普段、チャンスに全く打てないのはどうするんですか?
みんな忘れてやしませんか?
サヨナラを打つまでに、福留が繋いでいればもっと楽に勝てた事を。
派手な活躍は2カ月に一度くらいは有れど、
普段はまるで役に立ってないんですよ。
打率、得点圏打率がそのことを雄弁に語っていますよ?
守備がいいからと言うなら、
もう、スタメンで使うのはやめて、守備固めで8回くらいから使えばいいじゃない。
福留が6番に居るもんだから、
5番のマートンがまともに勝負してもらえない。
四球でもいいや、と言う気持ちで投げられるんですよね、相手投手に。
そうなって来ると、きわどいコースの球が増え、
マートンが審判の判定に、イライラし出すんですよ。
そうなるとマートンまで調子を落としちゃう。
福留がいると、チャンスで得点が取れないし、
マートンが調子を落とすし、
外野のポジションを狙う若手が育てられない。
いい事なんて、ひとつも無いんですよ。
ひとつも無いんですよ、いい事がっ!!!!
福留ばかり責めますが、
一番悪いのは使い続けてる和田監督なんですよね。
2割1分の打者に4番と同じ仕事を期待してる事だけでも異常。
いつか復調するからといい、1年半も我慢して使い続ける。
これも、本当に異常ですよ。
隼太を使い続けてるなら、なりとろも我慢しますが、福留なんかでは・・・。
福留のせいで負けたのは何試合目だろう。
福留のお陰で勝てたのは、本当に3試合くらいなものなのに。
首位がちらついてきているので応援にも熱は入りますが、
ここまで頑なな和田監督。
またシーズン終盤の大事なところで迷采配するんではないだろうか・・・。
ここまで戦力が揃ってきているのに、
たった一人の戦力外選手を使い続けることで、
大きな大きな宝物を取り逃がすような気がしてなりません。
福留が打席に入ると、
『 四球選べ!』
と叫び、
ランナーがいるときは、
『 三振して早く引っ込め!!』
とヤジります(もちろん家の中で)。
早く2軍に落ちないかな、福留。