ひと月くらい前の話なんですが、
とぴジョイの朝の散歩をいつものようにしていた時の事。
あるマンションの前に、坊主頭のオヤジさんが立っていました。
三又又三似の、なかなかの強面なオジさんです。
もちろん面識もない訳なんですが、
その又三おじさんが、こちらをジ―――ッと見ているんですね、少し離れた所から。
なんだろう、犬好きなのかな?と思ったんですが、
メチャ怖い顔をしてるんですよね、遠目に見て・・・ですが。
このマンションの前の道、結構犬の糞が放置されているし、
もしかしたら、ウチのワンコがウンチするんじゃないかと、
チェックするために見ているんじゃないか・・・・と思い始めたんですよね。
マンションの前の道から、角を曲がってまた歩きだすと、
後ろからついてきて、曲がり角からこちらをジ―――ッと、また見てるんです。
おいおいおい(汗)
まだ見てるよ・・・。
それで、恐る恐る又三おじさんの方を見ると、
目を逸らしてマンションに帰って行くんです。。。。
なんか勘違いされてるのかな・・・。
なりとろはとぴジョイの糞を、一度たりとも放置して帰った事は無いのですよ。
当たり前ですけれど・・・。
嫌ややなー。
マナーの悪い飼い主さんがたくさんいるせいで、
愛犬家みんなが疑われるのよね・・・。
それからというもの、毎日ではありませんが、
朝の散歩でこのマンションの前を通りかかると、
ちょくちょくこの又三おじさんに出くわし、睨まれる・・・・。
何だか嫌な感じになってきたんですね。
だから、マンションの前を通る時には、
とぴジョイに「早く早く」と促すようになって来てたんです。
そんなこんなで今朝です。
いつものように朝の散歩をしていると、
また出た・・・。
又三おじさんですよ。
なりとろがちょっと表情をこわばらせながら、
とぴジョイにいつものように「早く行こう」と促すと、
真後ろに又三おじさんがやってきたんです・・・!!
そして、『チッチッチ』と舌を鳴らすのです!!
何やねん!!??
と思い振り返ると、
とぴジョイの方に向かって手を差し出しているではありませんか!
その顔は見たことも無い笑顔!!??
あれ??
などと戸惑っていると、又三おじさんは話しかけてきました。
『かわいいねぇ~。毛もふわふわしてるし、手入れ大変でしょう?』
と。
あれ?
え?
なんで?
『ワシ、メチャクチャ犬好きなんですわ。
いつもカワイイな―思って見てたんやわ。』
笑撃のひと言、いただきました!!
そ、そう言う事だったんですね(劇汗)
だったらもっと早く声掛けてくれたらよかったのに。。。。
あーびっくりしたー。
でもまあ、良かった良かった。
これから、会う度に声掛けられそうやな・・・・。
睨まれるよりはいいか(苦笑)