お見事!!
福永騎手鞍上のインディチャンプ。
安田記念を制しました!
調教後の馬体重が、前走からプラス14キロだったので、
注目したパドック。
470キロは前走と同じ。
馬体は・・・。
ヨシッ!!
マイラーズカップの時と全然違う!!
メリハリも有り、筋肉隆々!!
全くの別馬と言っても過言では無い!!!
コレはやれる。
ここでかなりの自信は持てました。
レース。
スタートは抜群!
直後は3番手にいるではないか。
内枠からのスタートでは最高の出足。
さすがに、すぐに軽く抑えに掛かったけど好位置キープ。
アエロリットの逃げは前半34秒台。
超ハイペースでは無いが、澱みのない流れ。
これも良いぞ。
2強と言われる馬たちは後ろにいる。
ツキも回ってきた。
後はいつもの一瞬の末脚を繰り出せるかどうかだ。
直線は内から少し外に進路を取る。
馬場の真ん中を、インディチャンプが伸びる。
残り200Mで福永騎手がゴーサインを出すと、
キタキタキタキタ!!
いつもの、他馬を置き去りにする末脚に点火!!
一気に先頭へ躍り出る!!
前を行くアエロリットを悠然と捕まえ、
後ろから差してきたアーモンドアイを従え、1着でゴール!!
完勝!!
世界最強馬に完勝だ!!
実は、福永騎手がレース後にこう言っている。
早めに先頭に立つと遊ぶので、
アエロリットが良い目標になってくれた、と。
そう。
早めに抜こうと思えば、もっと早く抜け出せたのだ。
それを、力を加減して、ゴール前で先頭に立てるように仕掛けたのだ。
先頭に立つとレースを辞めるという悪癖さえなければ、
きっと着差はもっと付いていたに違いない。
音無調教師の言葉を借りると、
この2週間でさえ格段と成長したインディ。
これからまだ、もっと強くなると言うことなのだ!!!
アーモンドアイなんて、もう、目じゃなくなるかも!!!
アーモンドアイはスタートで寄られる不利があった。
ルメールは5馬身不利があったとか言い訳をしているが、
アーモンドはそこまで不利は受けていない。
後ろからの競馬になったから、最後で良い脚を使えたのだ。
もしもスタートを決めて先行していれば、
道中の速い流れに足を使い、
直線で伸びを欠いていたに違いない。
そうすると3着もなかっただろう。
素晴らしい末脚は認めても、あの3着は実力だ。
むしろ、不利を受けたというのならばダノンプレミアムの方。
先行馬なのに、後ろからの競馬を余儀なくされたのだから。
しかし、ダノンもマイラーズカップの時の方が気配は良かった。
馬体は相変わらず凄かったが、
発汗もキツかったし、とにかく入れ込みが酷かった。
前回は返し馬で舌を出したりしてリラックスできていたが、
今回は、終始頭を振っていた。
あれでは、不利がなくとも勝てなかったと思う。
全てが上手く言ったインディチャンプ。
それは認める。
でも、G1はそうでないと勝てないのだ。
なりとろは以前から何度も言っているが。
アーモンドのJCもそうだと、昨日書いたように。
おめでとう、インディチャンプ。
君の強さが証明されて、本当に嬉しいよ。
誇りに思うよ。
この後はゆっくり休んで、
出来れば府中の2000Mで、
今度はチャンピオンとして、アーモンドやダノンの挑戦を受けて欲しい。
勿論、負ける気は無いけどね!
乾杯だ!!