今日は何色?

保護猫、ななも7歳。
大人になり落ち着いてきましたけど、まだまだ遊ぶの大好きです。

4日目5日目、北海道の恵みをフンベでいただきます。

2016-10-10 21:36:07 | 道東の旅2016

今年で3度目の訪問となったフンベHOFおおくま。

過去2回はお盆休み真っ只中で、全部屋満室、食堂も人でいっぱいでにぎやかでした。

しかし今回はキャンセルもあったのでしょう、平日とはいえ、あきの行楽シーズン中にも

関わらず初めて空いた部屋を見ました。

私たち以外はリピーターのお2組と、1組は多分あのお国のグループ(-_-;)

 

 

フンベに到着したのは17時近く。いつもいらっしゃる女性がお迎えしてくれました。

この方、スタッフさんなんだろうな~と思っていましたが、オーナーの妹さん(お姉さんだったかしら?)

だと判明。

「お風呂の場所とか・・・」

「大丈夫でーす」

「ですよね~(笑)」

そんな会話をしながらお部屋に案内してもらいました。

 

夕食は18時半なのでお部屋でちょっとゆっくり。昨年から予約する時に和室を選んでいて、

旦那さんは入るなりゴローン。

ローカルのテレビはどこもファイターズの試合速報からスタート。そりゃそうだよね、この頃マジック

2とか1とかそんな感じだったものね。

 

18時半になりお待ちかねのお夕食です。

テーブルにはこちらのメニューがおいてあります。あ、「ゆめぴりか塩むすび(27年)」とありますが、

28年の間違いです。オーナーに確認しました。

というわけで新米です\(^o^)/

更にテーブルには、

いつものカニ三昧とこぼれいくら~(≧◇≦)

イクラ、ボケてる・・・。

それからそれから

秋刀魚刺身根室風。

根室風は唐辛子をかけていただきます。

わさびより、おいしいです。

本ズワイ、ボタンエビのお刺身

モロッコインゲン・坊ちゃんかぼちゃの天ぷら

鮭竜田揚げ十勝風と塩むすび。

花咲ガニ鉄砲汁

北勝牛サーロイン

昨年までは十勝牛だったけど、今年はオーナーを黒毛和牛に導いてくださった

十勝最初のブランド牛、日新牧場の北勝牛で勝負するそうです。

なんだろうなー言葉が出ないおいしさ。するする~っとお腹いっぱいなのに

入っちゃって、脂っぽさがないから残らない。

 

こちらはお味見の生ピュアホワイト(じゃなかったかも・・・名前が違うかも)

甘い、ホントに甘い。それ以外の言葉がでません。

デザートはこちら。

ブラックムーン(赤)と嶋田さんのRED113。

嶋田さんのレッド113は私が食べられるメロンの中で抜群のおいしさです。

メロン、好きなんですけど黄色いメロンはそれほど好きじゃない。

だけど、このメロンは好きです。

のどがかゆくなるようなこともないし。

 

今回、旦那さんが頑張りました。

私は途中でカニ、断念。

お腹いっぱいで・・・。塩むすびは1つは食べて1つは自己責任で翌日食べました。

あと、ちょっと後悔したのがいくら。

すぐ食べればよかった。ごはん食べちゃうとお腹いっぱいになっちゃうし、もったいないと

思って残していました。あ、ちょこちょこっといくらはつまんでいたけどね。

だけど、時間が経つといくらは乾燥していきます。これは失敗でした。

次回いくらにお目にかかった時はすぐ食べます。

 

何度も書いていますがこの夏、十勝は大変なことになっていました。

台風の前からの雨。どうやら私たちの梅雨の湿度以上の湿度だったようで、

その高さに参ったそうです。どう過ごしたらいいのか、どう対処したらいいのか。

水とりぞうさんみたいなものも買ってみたとか。

エアコン?除湿器?そんなの普段使わないもの~。そりゃあ夏は暑くなる日もあるから、

エアコン使うこともあると思うけど、どの家庭でもすべての部屋にエアコンなんてないない。

そして、乾燥することのないまま、そのまま十勝を台風が襲ったわけです。

とどめを刺したのは4つ目の台風とのことでしたが・・・。

このような試練は初めてのことで、ホントに大変だったそうです。今もまだ、試練は続いていて、

その中でこれだけのご馳走をご用意していただいて。

ありがたくおいしくいただきました。

 

朝食もオーナーのこだわり満載。

乳脂肪分たっぷりの濃いパパラギ牛乳。

黄色いスイカのブラックムーンがそびえ立つ1プレートモーニング

梨はお知り合いの方が送ってくれたそうです。

梨はやっぱり浅海さんの梨が一番かな。

 

あ、豆パンがなくなってる。

でも、いいや、ジャムいっぱいつけて食べられるパンに変わってるし。

旦那さんの贅沢パン。

 

あれ?これなんだー?

昆布ネクタイ。昆布でできてました(笑)

 

フンベさんでは嶋田さんのRED113を2つ購入。配送をお願いしました。

そういうお金を払ったりして、チェックアウト。

先に荷物を積んでいた旦那さんがオーナーに挨拶しに行くと

「あ、旦那くん昨日お酒飲んだよね」

「飲んでません」

「飲めないの知ってる、奥さん飲んだよね?」

「飲みました」

「お金もらうの忘れた」

そんなやり取りがあったとか。あ、うちの旦那さんが飲めないの、覚えてたのねオーナー。

昨日、食事をしながら突然オーナーが誰かの名前を呼びました。

誰のことを呼んでいるのかと思ったらうちの旦那さん。

私、名前で呼んだことないから一瞬誰のことかわからなくて、旦那さんも、最近誰にも名前で

呼ばれないのでわからなかったとか(笑)

予約の名前は毎年私。

葉書が送られてくるけど、その名前も私。

旦那くんの名前を書くのはチェックインの時だけなのによく覚えてるなあオーナー。

私のことは「奥さん」なんだけど。

 

「9月にお休みが取れることってあまりないので次回はまた夏休みかなと思っていますけど」

そんな話を食事の時にしたのですが、お金を払った旦那さんに、

「9月、いいだろー。でも、9月は難しいのか…またうまいものを作って待ってるから」と言ってくださったそうです。

 

前にも書いてることですけど、こだわりのオーナーシェフなので、難しい人だなと思われることも

あるでしょうし、性格的に合わない人はホントに合わないと思います。

だけど、ホントにおいしいものを食べたければここに行けばいいと思います。ここに1日宿泊するだけで、

道東・十勝のおいしいものが食べられます。

宿泊費のほとんどが食材に使われているようなペンションなので、キレイなホテルじゃないとダメな方、

お部屋にトイレやお風呂がないとダメな方、潔癖症っぽい方には不向きです。

 

これから行かれる方、参考にしていただけると嬉しいです。

 

あーソフトクリーム食べるの忘れた・・・(T_T)

 


4日目、ばんえい競馬へ行きました。

2016-10-07 17:51:00 | 道東の旅2016

上士幌町内にあるこちらのお店に行ってきました。

トカトカさんです。

こちらは十勝、上士幌のおいしいものをたくさんの方に伝えようと2013年にオープンしたパン屋さん。

ですけど、食べたのはこちら。

これでハーフサイズです。

え?じゃあ普通のサイズってどうなのよ~??

驚きですよね。

こちら、パン屋さんですが、十勝牛とか食べられちゃうんです。

ちょっとそそられた・・・。

またの機会に食べたいものです。

 

この日の目的はここに行くこと。

帯広競馬場で開催されるばんえい競馬を見ること。

ばんえい競馬の詳しいことは👆をクリックしてください。

 

ばんえい競馬、開催日が限られていて今まで行けずじまい。

ショップはいつでも入れるんですけどねー。

 

祝日のこの日、岩手からチャグチャグ馬コがきていました。農耕馬つながりですね。

 

レース開催前、まだ人もまばら。

せっかくなので、初心者講習をちらっと受けて買ってみました。

スタートします。

団子状態。

ばらけました。

1頭除きすべてゴールしたのですが・・・。

大苦戦中。

もう他がゴールしたのだからいいじゃない、もう・・・。そんなに鞭打たなくたって・・・。

と思ってしまいます。

ここまでしてやらなきゃならないのかなあと。でもやらなきゃならないんだろうなあ。

見ていて苦しかったです。

ゴールした時は、観客たぶん全員からの拍手がおこりました。

 

伝統のばんえい競馬、ここでしか見ることができないし、北海道の開拓時代に生まれたもので、

残すことの意義もわかります。

でもたぶんもう行かないし馬券も買いません。

だって元々賭け事嫌いなんですもの。

 

この後はいつも行っている丸美が丘温泉へ。

受付で「いらっしゃいませ~石鹸、シャンプーはありませんよ」と

言われて「大丈夫でーす」と見上げてみると、それはYOUでした。

あまりに流ちょうな日本語でビックリ!

奥様が日本人なんですって~。

 

モール温泉と言えば十勝川温泉もなのですが、ここはそことは別です。

場所もお宿がたくさんあるところとは離れている、音更町にあります。

ここのお湯が一番と地元の方が言っておりました。

確かに~ここ3回目だけど、ホントにいいお湯なんですよ。気持ちよくってねー。

ぬるい方には常連のおばちゃんたちが長いこと入っています。

なかなか入りにくいと今までは思っていましたけど、過去の経験から遠慮せず

入りました。

でも、ぬるすぎる気がする。今までは8月だったのが今年は9月だし、ちょっと

寒いので温度の高い方へ。

うん、いいです適温。

長湯できちゃうな~。旦那さんには30分後と言ったけど、もうちょっと長く言っておけば

よかったな~。

また来るからいいか。

 

さ、お風呂も入ったし向かうは今日のお宿。

こちらも3度目の訪問です。

食べまくりますよ~\(^o^)/

 


旅はあっという間に4日目なんです。

2016-10-06 18:37:17 | 道東の旅2016

書きたいのに、ちょっと見られないページがあっていじってみたら、

自分のブログも見られ亡くなったfirefox。も~どういうことー???

アメブロとFC2ブログも見られないんですけど~。

yahooも見られなかったけど、さらにいろいろやってみたらyahooは見られるように

なりました。

うーん、どうしたらいいんだろう???

というわけで使ってないIEを立ち上げて書いています。

かなり前のお話になり記憶もうつろになりつつあります。

中村屋さんを後にして向かうのは、通行止めの三国峠。

その途中、やっと会えました。

中村屋のFさんには「糠平でシカに出会えてないって貴重ですよ」

と言われた私たち。それだけ糠平にはいるんですよ、シカが。

この出会った場所も中村屋さんを出て右折して三国峠へ向かおうとした

直後のこと。母子でいたシカ。そこにいるとね、危ないんだよ。

車、来るんだから早く渡っちゃって~。

この後、コジカもついて行ったけど、路上でストップ。

危ないってば~

渡り切るのを見守って走ります。目的地は三国峠だけど、その前に途中にある

温泉へ向かいます。

その時にこちらもやっと出会えました。

すぐ隠れちゃったんだよね~。

温泉まで行ったのですが、車が多かったのであとで来ることにして

三国峠へ向かいます。

途中の白樺。

気持ちがいいです、白樺並木を走るのは。

三国峠は北海道の国道で一番高い峠。

上士幌の糠平と層雲峡のある上川方面をつなぐ重要道路なのですが、

あの台風で通行止めです。

皆さまの頑張りで9月30日、三国峠は開通したそうです。

この三国峠にあるCafeがこちら。

私たちが旅に出る直前、台風の影響で一度お休みを余儀なくされたCafe。

まだオープンしていなくてきっと開いているとは思いませんでした。

オーナーさんに聞いてみると9月17日からオープンしたと。私たちが行ったのは19日ですから

スマホも持たない我々が知る由もなく…。嬉しい誤算でした。

 

というわけで、かわいらしい店内でコーヒーいただきます。

どれにしよう・・・。

私は陽だまり、旦那さんは樹海にしました。

入った瞬間カレーのいい匂いに惹かれちゃって食べたくなったけど、朝食食べたばっかりだった…。

こちらはソフトクリームもおいしいそうなのですが、この日はというか、峠のてっぺんだし

寒くてそれどころではなかったです。次回はぜひ。

カフェの再開はFacebookか何かで書いていたそうなので、私たちの後にもお客様が

3組ほど来ていました。みんな待っていたのですね、この時を。

カフェ近くから見える樹海と松見大橋。

作るの大変だったろうなあ・・・。

三国峠を後にして出かけたのは、幌加温泉鹿の谷。

中村屋さんのFさんが言うには温泉が好きなら絶対行くべき。そんな温泉です。

到着すると車はあまりいませんが、作業している人がやたらいます。

そしてそんな人達がよこを通っても微動だにしないこちら。

ずーっと草食べてます。

幌加温泉湯元鹿の谷はこんな温泉です。

おばあさんがおひとりで(この日は作業の皆さんのお食事を作っているようで、お手伝いの方がいました)

営業されている立ち寄り湯です。

外観、撮り忘れたみたいです、旦那さん。まあ、シカ撮ってたからね。

あ、肝心なことを言い忘れました。ここ、混浴です。

もちろん、女性専用のお風呂もあります。カルシューム泉のみで。

ただね、おばあさんが「今ね、ライダーが1人いるだけだから、帰ったら旦那さんと

一緒に入れるよ。旦那さん、ライダー出たら教えてあげて」と。

Fさんも「大丈夫です、運が良ければ貸切だし、いたとしても結構みんな入ってますし、慣れてます」

そうか、そういうものか…。

ライダー1人だったらいいか?

ん?いいのか????

こちらは露店風呂。

ただ、台風の影響で露天風呂は入れず。作業の方たちも露天風呂を

なおすための方たちでした。

内湯なんですが、画像忘れですm(__)m

詳しくはこちらの方がホントに丁寧に書かれています→秘湯宿

混浴のお風呂は3つ並んでいて、ナトリウム泉、鉄鉱泉、カルシューム泉とあります。

手前がナトリウム泉でして、ライダーさんは真ん中の鉄鉱泉に入っていました。

そこで旦那さん「すみません、妻が入ってもいいでしょうか?」と。

ライダーさんは一番奥のカルシューム泉に入ってくれました。

この温泉、ナトリウムと鉄鉱泉の間にちょっとした仕切りがあるので、人数が少なければ

なんとか隠れて入れます。

ライダーさんのご協力があり、2つのお湯、堪能。

女湯がカルシュームなので、3つすべて入ることができました。

ここの温泉、入るのための難易度、相当高いです。

だけど、入る価値かなりあります。水着はダメだけど、タオルや湯浴みはいいとか。

だけど、使ったタオルはできるだけ早く洗濯したいなあ。それを思うとタイミングを計るしか

ないかな。

温度が高めなので長湯しようとは思わないけど、かなりいいお湯。行く価値ありますよ。

糠平や層雲峡に行く方はここ、外せないかな。

あと、貴重品は持たないように。ロッカーなんてものはありません。

かごがあるだけ。私はタイミングがホントによくて、女性が他にいなかったから

大丈夫だろう、うーん、その時はその時だと思ってお財布も持って入っちゃったけど、

自己責任です。

預かってくれるのかもしれないけど、そこはちゃんと確認してません。

おばあさん、耳結構遠いし…。

外へでるとまだ食べてる、お尻向けて。

そして、朝に出会ったキタキツネと思われるキツネにも再会。

雨も止んで暖かいからシカもキツネも出てきやすいのかな。

この後、幌加除雪ステーション近くにある、旧国鉄士幌線の跡地へ歩きます。

幌加駅は士幌線の起点・帯広駅から69km、終点・十勝三股駅まで7kmの位置にあり昭和14年に開業。

上士幌駅からは大半が上り勾配なので、SL時代は石炭をかまに連続投入するのに忙しく、機関士は大変な重労働を

強いられた区間だったそうです。

昭和29年の洞爺丸台風により幌加周辺に大量の風倒木が発生、その処理に多くの造材人夫が入り、

住宅・商店・飲食店・事業所などが建設されます。

昭和37年頃の幌加は約80軒の建物があり、350人くらいの人が住んでいましたが、風倒木の処理が終わると、

人々は去ります。

昭和53年、糠平駅~十勝三股駅間、18.6kmの列車運行が廃止され、バスによる代行運送に変わり、

幌加の駅としての役割は終わったそうです。

 

私の父は国鉄職員でした。民営化後のJRと違い、全国でしたから、

転勤も多かったし、父の出張もおかしいでしょ?ってくらい多かったです。

月曜日に出かけて、土曜日に帰ってきて日曜日は一日寝てて、月曜日からまた

出張。わが家は母子家庭状態。

民営化しても転勤はありました。1回だけど。それが最後の転勤だったかな。

15歳までに10回の転勤・引越って結構すごいでしょ(笑)

 

幌加鉄道や今回台風で北海道の鉄道は大打撃を受けました。

台風前からJR北海道は赤字。完全復旧っていつになるの?

観光客が集まるノロッコが走る釧網本線だって廃止が決定らしいし。

士幌線ははもう利用者がいるような場所ではないのかもしれないけど、人が住んでいて必要だと

言う人がいても廃線になる線路が北海道だけでなく、全国にあります。

士幌線を歩いていて、地方の線路のことや私自身のこととかなんだかいろいろ考えてしまいました。

 

除雪ステーションを後にするとまたキツネに出会いました。

この後は上士幌町の中心部方面へ向かいます。

長くなったのと、さっき一度消えたのでアップ。


4日目の朝は早朝散策へ出かけました。

2016-09-30 21:56:46 | 道東の旅2016

とても寒い朝でした。

この日の最低気温はわかりませんが、翌日は糠平1,7度まで下がったそうで。

さすがにそこまでは下がらなくとも、冬の気温だったことは間違いないです。

 

部屋の扉を開けると

牛乳が配達されていました。

中村屋さんのサービスの1つです。

気温同様冷たい牛乳を一口飲み、

私たちは早朝のぬかびら散歩へ出かけました。

ガイドはひがし大雪自然ガイドセンターの上村さん。

 

この日の参加者は私たち2人だけ。ちょっとラッキーです。

2キロくらいの距離は1時間弱歩きます。

本当はタウシュベツアーチ橋を見たくて、糠平への旅行を計画したのだけど、

今年の北海道はみなさんが知っている通り、梅雨がないはずなのに雨が降り続き、

さらに台風が4つも襲う事態。

アーチ橋は予想より早く沈んでしまいました。

 

糠平はとにかく今年の雨量が多くて、降水量の記録を更新しています。

長年住む地元の方が「こんなに降ったのは初めて」とおっしゃっていたそうで。

そんな雨はかなり糠平を変えていました。

 

どこからか流れてきた木

ホントはこの位置じゃなかった案内。

この案内の前にある川、元々はここが歩けたそうで、この川は新しく

流れができてしまったそうです。えぐれたというかえぐられたというか。

なのでこの橋も以前は真下から撮影できたそうです。

上村さんは新しくできた川に倒れた木を渡って向こう側へ行ってみたと。

その木は私も見たけど、観光客が渡れるレベルではありませんでした。

でも、たぶん近いうちに簡易の橋を作るのでは?と思われます。

そんな中、紅葉も始まってます。

 

湖はホントは見えにくかったそうですが、木々が台風で倒れたりしてなくなっちゃって

見通しが良くなったそうです。

 

こちらは元線路。

この先には行かず、ここまでで戻ります。

 

ゴールはこちら。

糠平湖はダム湖です。ということはダムがあります。

あの台風の前から、梅雨が無いはずの北海道はジメジメしたお天気が

続いていて山は限界を超えるほどの水分を含んでいました。

台風の前にダムの水は放流されていたけど、それでもだめで、

下流の地域が大変な被害を受けました。

 

あの台風の時、山から石や岩がたくさん流れてきたそうです。

その時、岩同士ぶつかったそうで、その時の音は雷のような音。

そして、石がぶつかると火おこしというのかしら?火花が散ったそうで、

きな臭いというか、そういう臭いがしたそうです。

 

なんとも言えない、どう頑張っても自然には太刀打ちできない、

今回の旅はそれを思い知らされる旅です。

 

糠平湖でお茶をしたあと、中村屋さんへ戻りながらタウシュベツのお話。

タウシュベツ、冬も見ることができます。スノーシューでお出かけする話とか、

そんな話を聞いていたら冬も悪くない、

そう思い始める私。でもな~寒さに耐えられるか?それだけが心配です。

「歩いたから朝ご飯、おいしいですよ~」と上村さん。

 

その朝ご飯がこちら。

地元産の素材を生かしたお母さんの味に近い素朴なおかずが並ぶバイキング。

地元産の納豆がすごくおいしかったのが印象的。

 

そして驚いたのは、一部のアルコールがサービスなの~ぉ(≧◇≦)

でもね、運転するかもしれないし・・・断念。

お近くのテーブルでご夫婦が朝から楽しんでいてちょっとうらやましい。

連泊なのかな?バスで帯広に戻るのかな?

どちらにしてもうらやましい限りです。

 

デザートはでんぷんから作られたわらびもち。

 

短い糠平滞在も終了です。

フロントのFさんには予約時点からお世話になりました。

たまたま小さい頃、私が今住んでいるところに住んでいたということで、

チェックイン時からローカル話に花が咲いちゃいました。

女子トークに旦那さんはなかなか入ってこなかったねー。

そんなFさんともお別れです。

 

外湯めぐりも途中だし、タウシュベツも見たいし、また来ますね。

 


中村屋さんのお夕食

2016-09-29 21:55:22 | 道東の旅2016

中村屋さんではこのような食材を使っています。

自家製の果実酒もこんなに。

 

お食事の初めにお好きな果実酒を選べます。

私はチョコベリー、だんなさんは濃コクワ酢に。

 

「ちょっと一皿」と白いお皿にキレイに飾られていたのは、

・ワラビの一本漬け・ビーツのピクルス・川海老のつくだ煮・紅紋金時の甘煮・クリームチーズの冷ややっこ風。

お、ぶれてる・・・。

・ニジマスのマリネ・ラワンぶきのきんぴら柚胡椒風味・アイヌネギ(行者ニンニク)のナムル

上士幌無菌豚の陶板

こちらの豚肉はミディアムレアでいただけます。

今まで食べたことのないお肉。柔らかくてあま~い。

 

蕎麦のスープ

牛乳と丸麦の茶碗蒸し

エゾシカのロースト

白かぶと自家製ベーコンのグラタン

 

ご飯はおぼろづきとほしのゆめのブレンド

お味噌汁

中村屋福神漬

これもぶれてる・・・。

デザートは八列とうきびのムース 山葡萄ソース。

普段は食べることのできない上士幌の食材を使ったお食事、

どれもおいしかったです。

無菌豚はもちろんだけど、エゾシカ。昨年はエゾシカバーガーとして食べたくらいで、

あまりエゾシカ感はなく・・・。

こちらのエゾシカのローストも、臭みはそんなに感じないけど、やっぱりちょっとした獣っぽい

臭いは残りつつ、おいしい。

もっと食べたいぞーと思っちゃいました。