カピバラファンのみなさん、お待たせしました~m(__)m
先週、伊豆のシャボテン公園でのカピバラの様子をアップします。
今、シャボテン公園では、露天風呂にカピバラが入るという企画を実施中。
こちらは毎年この時期の恒例になっていることだそうです。
もう30年も続いているそうです。
きっかけは、飼育員さんのお話だと、冬の掃除が水だと冷たいからお湯で始めたところ、
溜まったお湯にカピバラたちが入っていたのをみて、試しにお湯をためてみたら
入っていったということだそうです。
暖かい国の生き物ですからねカピバラ。
入浴は10時半から。
でも10時前にはシャボテン公園内に入園して、カピバラの露天風呂に行ってみます。
この日はあいにくの雨で、どんな感じなのかな~と思ったら、
偶然、長崎バイオパークさんとの調印式だとかで、結構人がたくさん。
偉い人からテレビの人から、観光客からたくさん。
「カピバラの露天風呂協定」
何のことでしょう?
地元新聞によると・・・。
「カピバラの露天風呂を普及させようと、伊東市富戸の伊豆シャボテン公園で2日、
長崎県西海市の動植物園「長崎バイオパーク」との協定調印式が開かれた。
調印式は、バイオパークの雌メイプルが1月に足形を押した協定書に、
シャボ テン公園の雄の雷(らい)も調印して完成させた。協定は、両園とも露天風呂を続け、
普及に努めるとの内容。参加した長崎バイオパークの伊藤雅男副園長は
「カピバラの繁殖、育成でも協力していきたい」と話し、シャボテン公園の岩田光一園長は
「2園が連携して情報発信し、人と自然の関わりの大切さを広く伝え ていきたい」と、
意気込みを語った。
両園の交流は昨年12月、短文投稿サイト「ツイッター」でのやりとりをきっかけに始まった
。交流サイト「フェイスブック」でも共同ページを開設している。」
だって~。
協定書と、メイプル。
食事中のカピバラたち。
すぐ近くにはリスザル。
この日は、ゆずと長崎からいただいたザボンを入れるとかで、
リスザルはゆずとザボンを狙っている感じでした。
10時半になるとスタッフさんが温泉を入れ始めたのだけど、
なかなか入ってくれません
今日は、バイオパークのカピバラとの長風呂対決の日だということで、
1匹対象のカピバラを決めて、つかり始めた時間からでたじかんを計るそう。
ちなみに12月にバイオパークでは計測をしたそうで、9分14秒というちょっと
短めな結果だったそうです。
暖かい日だったそうで、あまり温泉日和ではなかったようです。
伊豆は雨で寒いのでカピバラもすんなり入ってくれるのかと思ったら、
食べる方が先のようでなかなか入ってくれませんでした。
スタッフのお兄さんも「必ず入れてみせます!」なんて言い切ったけど、
どうやって入れるんだろう?
何か策があるのでしょうか?それとも入らなかったことはないという
自信なのでしょうか?
しばらく見守っていると、動きが!
食べるのをやめまして、
動き始めるカピバラたち~。
入り始めましたよ
「いい湯だな~」
確か、温泉対決にはこの大きな背中のカピバラが対象だったはず。
メスのいくらちゃんです。
お母さんカピバラですな。
しばしカピバラの入浴をお楽しみくださいm(__)m
ザボンは大きくて食べられないけど、柚子は食べるようになったらしくて、
この界隈一体が柚子のとってもいい香りで包まれました。
時間を計り始めてから、あっという間にバイオパークの記録を更新。
今回は伊豆の勝利となりました。
長いときは1時間半くらい入浴しているというので、
とりあえず他の動物たちを見に行きました。
1周して戻ってくると、12時半頃だったのですが、その頃、最後の1匹が入浴終了。
後で結果を見ると1時間3分55秒、温泉に入っていたそうです。
カピバラの露天風呂は4月7日まで開催中です。
この間、こんなかわいらしいカピバラを見てきたのに、
NHKで野生のカピバラを特集している番組を見たら、
縄張り争いとか、「かわいい」というイメージが覆るような、
喧嘩して血みどろになっているカピバラとかね。
野生の世界ってやっぱりすごい。
生きるって大変なんだなと。
伊豆のカピバラと全く目つきが違うわけで、こちらが
本当のカピバラの姿なのだろうなと。
考えます。
他の動物たちはまたこの次に!