姫島のマリンハウス村さ来を出たあと、向かったのはこちら。
姫島には七不思議があるそうで、その1つ「拍子水」(おはぐろ水)
むかしむかし、お姫様(姫売語曽の神 ひめこそのかみ)がお歯黒を付けたあと、口をすすごうとしたが
水がなかった。そこで手拍子を打って天に祈ったところ、岩の間から冷泉が湧き出たそうです。
拍子水は飲水可能です。
胃の調子を整えたりする効果があるそうなので、昨夜からお腹いっぱい食べている私達にはピッタリ!
飲んでみると、思ったより美味しいです。
ちょっと鉄っぽい炭酸泉なのでクセがありますが、結構好きです。
空のペットボトルを持っていなかったことを後悔。
このあと向かったのは、こちら。
姫島灯台に行く途中の灯台公園にあるハートの切り株。
灯台公園は姫島随一の桜の名所で、台風によりオオシマザクラ(古木)が倒木したので
伐採したところハートの切り株が現れたそうです。
姫島には「姫島七不思議」をはじめ姫島の名前にまつわる多くの伝説があり、
この切り株もお姫様の神秘が生み出したものと言われているそうです。
拍子水以外の姫島七不思議はこちらです。
・大晦日の夜、債鬼(借金取り)に追われた島民千人を匿うことができた“千人堂”
・漁業の神様として島民の信仰を集める高部様が祀られ、その鳥居は大時化や高潮でも海に浸かることがないと言われる“浮洲(うきす)”
・お姫様が使った柳の楊枝を逆さに挿したところから芽が出たと言う“逆さ柳”
・お姫様がおはぐろをつけた時、石の上置いた猪口(ちょこ)と筆の跡と言われる“かねつけ石”
・埋められた大蛇の怒りで田が揺れる“浮田(うきた)”
・牡蠣が阿弥陀三尊に似て群棲し、食べると腹痛を起こすと言う“阿弥陀牡蠣(あみだがき)”
小さい島なのですべて回れるはずですが、私達は本土に戻ってからの予定があったので今回は回りませんでした。
こちらは姫島灯台。
お天気に恵まれて、とてもきれいな景色を見ることができました。
滞在時間は短く、島内の良さ全てを見たわけではありませんが、フェリー乗り場へ向かう車中から
見た島内は気持ちが穏やかになるような気がしました。
伝説の島と呼ばれる姫島には、やはり何かパワーがあるようです。
フェリーに乗り、伊美港に戻り別府方面へ。
お腹いっぱいなんだけど、私とお友達はここに行きたくて。
別府市内にあるタイ料理・ルアンマイ。
タイ人のシェフがいるので、本格的なタイ料理が食べられるということで、
お友達もご家族でよく訪れるそうです。
店内に入ると、ラーマ9世(プミポン国王さま)のお写真や似顔絵が飾られてありました。
ああ、懐かしい・・・。
いろいろなタイの調味料やインスタント麺なども売られていて、その中にヤードム(見た目はリップスティックですが、
嗅ぎ薬です。)があり、懐かしかったです。
お腹があまり空いてなかったので、注文したのはソムタムとタレーパッポンカリー。
ソムタムは青パパイヤのサラダ。
タレーパッポンカリーは、海の幸のカレー炒め。
私達はよく「プー(蟹)パッポンカリー」を食べていましたがこちらにはそれはなく、
エビに蟹、イカや白身の魚などがたくさん入ったカレー炒め。
蟹は殻がついているのでちょっと食べにくいけど、美味しかったです。
ソムタムは写真をすっかり取り忘れました。
日本でソムタムをオーダーすると、あまり辛くないことが多いけどこちらはなかなかの辛さです。
これは本格的ですね。
このお店がある別府、ちょっとうらやましいです。
食後に向かったのはこちら。
どうしても入りたかった砂湯。
調べたところ、別府に3箇所はあるようです。その中でもこちらはとにかく景色がいい。
こちらは併設の足湯から見える景色。
海を見ながらの砂湯はさぞ気持ちの良いことでしょう・・・。
コロナ禍なので、入浴できる人数は制限されているようです。混雑している場合は、
入浴できる大体の時間を言われて、その時間に戻ってきてもらう感じでした。
予約は受け付けていないそうです。
入浴料は1500円。
どうやら値上げをしたそうですが、その情報が反映されていないサイトもありますのでお気をつけください。
入浴料を支払うと専用の浴衣を渡されるので、脱衣所で下着を脱いで浴衣だけになります。
写真を撮りたい場合は、グループに付きカメラかスマホが1台持っていくことができ、砂湯でスタッフさんに
言われた引き出しに入れます。
スタッフさんに言われた砂湯に寝転がります。
頭を砂に付けなくない場合は持参したタオルを敷いてください。
お客様の中には帽子(汚れてもいいものでしょう)を持ってきている方がいらっしゃいました。
寝転がるとスタッフさんが砂をかけてくれ、「熱い(暑い)ところはないですか?」と声をかけてくれます。
私は左足の太腿だけがとても熱く感じたので伝えると、温度が下がりました。
なぜ温度が下がるのか?「ご飯と一緒ですよ」とスタッフさん。
扇げば温度は下がる、そういうことのようです。
体全体に砂をかけるので、途中で苦しいな~とか熱いな~と思ったりしたらスタッフさんに声を
かけましょう。
砂湯の時間は15分。
短いなあと思うかもしれませんが、十分です。
結構温度が高いなあと思うので、頭はタオルを置いて正解でした。
砂湯から出るときは、足と手を砂の中で揺らして出し、体の上の砂を手で落として立ち上がります。
写真はスタッフさんがとにかくたくさん撮ってくださいます。
その後は、ビニール袋に入れて引き出しに戻してありました。
お願いしなくてもこちらが望むような写真が撮影されていました。
慣れてますね、こちらが望むような写真がどんな構図なのか。
砂湯を浴びたあとはシャワーで砂を流し、隣の温泉でゆっくりできます。
砂湯と源泉温泉を堪能できるのでおすすめです。
砂湯のあとはちょっと走ります。
私、この風景にテンションが上がって上がって~!
すごいな~街にこんなに湯けむりがたくさん。
別府温泉、すごすぎます。
この温泉の力で作ったプリンを岡本屋さんでいただきました。
プリン、大好きというわけではないけど、これは大好きです。
ちょっと苦味の効いたカラメルの味も、濃厚なプリンそのものの味も好きだわ~。
岡本屋さんから見える景色もいいね。
プリンを食べ、「もう1つ食べたいな~。」と思いながら向かったのは、
今夜泊まる大分駅のJR九州ホテル「BLOSSOM」。
このホテルでは画像を撮ることをすっかり忘れてしまったので、ご興味のある方はHPを御覧ください。
こちらのホテルには「City Spa てんくう」という温浴施設があります。
宿泊客は何度入っても無料。一般の方は入浴のみで1600円で利用できます。
タイミングよく、露天風呂からサンセットを見ることができました。
近くにいたお客様が「これ撮影したいよね」と。しかし、お風呂は撮影禁止です。
「でも、きっと撮る人いるよねー、だってこんなにキレイなんだもん、気持ちわかるわ」と。
私も思いました、「撮りたい~」って。
ホントにキレイでした。
お風呂満喫したあとは、お友達が予約してくれたふぐのお店へ。
大分ってふぐが有名だそうです。全く知らなかった~。
生ビールで乾杯のあとに運ばれてきたのはこちら~。
うま~い\(^o^)/
白子もおいしいわ~。
次は日本酒。
唐揚げ。
ごちそうさまでした。
次に向かったのはこのお店のお隣にあるオーセンティックバー。
やばいやばい・・・混ぜるな危険なんだけど、混ぜてしまった・・・。
だってこんなにあるんだもん、お酒。
お友達とのおしゃべり、マスターとのおしゃべりが楽しくて、絶対明日二日酔いって
くらい飲みすぎた・・・やばいな明日。
それでも、このときは全然大丈夫で、ホテルに戻って夜の温泉に入りました。
さて、明日はどんな日になるかしら・・・?
それはまた後日。