今日は何色?

保護猫、ななも7歳。
大人になり落ち着いてきましたけど、まだまだ遊ぶの大好きです。

大分の旅、最終日は地獄めぐり。

2022-01-12 11:56:00 | 2021年大分へ

12月に旅した大分。

残すはあと1日、最終日のお天気は雨の予想。

午前中はなんとか持ってほしかったのですが・・・。

それでも、別府一番の観光、「べっぷ地獄めぐり」をしました。

地獄?なんで地獄なの?と思いますよね。

HPによると

鉄輪・亀川の地獄地帯は、千年以上も昔より噴気・熱泥・熱湯などが噴出していたことが「豊後風土記」に記せられ、

近寄ることもできない忌み嫌われた土地であったといわれています。

そんなところから、人々より、「地獄」と称せられるようになりました。今も鉄輪では温泉噴出口を「地獄」とよんでいます。

 

別部地獄めぐりは「別府地獄組合」に属している8つ。

2000円で8つすべて巡れるチケットがあります。私達はそれを買って巡ることに。

8つの地獄の他にも地獄はありますが、そちらは組合に属していないのでこのチケットでは入場できませんので

ご注意ください。

べっぷ地獄めぐりは、自分たちでめぐる方法と、ガイドさんとツアーでめぐる方法があります。

ツアーの場合はこちらのバスで移動です。

傘が用意されているようで、傘もお揃いの鬼のパンツ柄で可愛かったです。

 

私達が最初に行ったのは「海地獄」

中へ入ると睡蓮が。

大鬼蓮があるとのことでしたが、見つけられませんでした。温室も見たんですけどね。

 

海地獄と言うけど、この画像からは全く海地獄が想像できません。

でも、実物を見てわかりました。

今から約1200年前、貞観九年正月、鶴見岳噴火と共に出来た熱泉のひとつが海地獄。
水面が海のようなコバルトブルーに見えることからその名が付けられるようになりました。
温度は約98度あり、泉脈まで深さは200メートル以上と言われています。

泉質は酸性、水面が青く美しく見えるのは、温泉成分に“硫酸鉄”を多く溶解しているためだそうです。

 

海地獄のそばにある次の地獄は「鬼石坊主地獄」

明治以降「坊主地獄」として観光施設の名所になっていましたが、一度閉鎖され新たに「鬼石坊主地獄」としてOPENしました。

灰色の熱泥が沸騰する様子が坊主頭に似ている事から「鬼石坊主地獄」と呼ばれる様になったそうです。

こういうの見ると、触ってみたくなっちゃうよね~。

触れないけど。

 

次はかまど地獄

泉温98度の温泉が噴気とともに湧出。古来より氏神の竈門八幡宮の大祭に、

地獄の噴気で御供飯を炊いていたことがその名の由来だそう。

かまど地獄は1丁目~6丁目までさまざまな湯の池があります。

 

かまど地獄には飲む温泉や蒸し湯などの体験コーナーがあります。

この地獄を見ていたら、スタッフのおじさんが説明しながら煙を使った実験をしてくれました。

動画アップできないのが残念・・・。

このあと、青い地獄を触らせてくれました。

冬の寒い日の朝は温度が下がるそうで、触れるほどの温度になるそうです。この日は雨だから更に下がったかも。

夏は絶対に駄目だとおじさん言ってました。相当危険だそうです。

 

画像はないのですが、足湯もあります。

地獄めぐりの地獄には足湯があるところがいくつかあるのですが、かまど地獄はタオルを無料で

貸してくれます。

お友達はタイツを履いていたので、断念しようとしたのですがそれを知ったスタッフさんがすぐに

トイレに着替え台があることを小声で教えてくれました。

かまど地獄は、スタッフさんがよくお客さんを見ていて、楽しんでもらうためにいろいろ気を遣ってくださって

いるなあと感じます。

それに猫好きにはたまらない飾りも。

 

可愛すぎる~。

体験コーナーも足湯も猫も楽しいかまど地獄です。

 

こちらは鬼山地獄の鬼のへそを触るお友達。

なにかいいことあるかも~と私も触ってみました。

鬼山地獄は、別名「ワニ地獄」とも呼ばれ、大正12年に日本で初めて温泉熱を利用し、

ワニ飼育を開始しました。 現在、クロコダイル、アリゲーターなど、約80頭のワニを飼育しているそうです。

 

白池地獄は落ち着いた雰囲気の和風庭園にある池で、青みを帯びた白色をしています。

これは、噴出時は透明な湯が、池に落ちた際、温度と圧力の低下により青白く変化するため。

敷地内には熱帯魚館、県指定重要文化財の向原石幢、国東塔、郷土美術が展示されている「二豊南画堂」等があります。

白池地獄は熱帯魚感がすごかったです。

生きた化石と呼ばれるピラルクはじめ、

規模は小さいとHPには記載されていますが、20種類の魚を飼育しているそうです。

アロワナやアリゲーターガーもいました。

 

地獄めぐりもあと2つ。

血の池地獄は日本で一番古い天然の地獄で、「赤い熱泥の池」。 地下の高温、高圧下で自然に化学反応を起こし

生じた酸化鉄、酸化マグネシウム等を含んだ赤い熱泥が地層から噴出、堆積するため池一面が赤く染まるそうです。

雨が結構降ってきたので外に長くいられず残念。

売店では修学旅行生がたくさん買い物していました。

それぞれの地獄に売店はありますが、海地獄と血の池地獄の売店がとても大きいです。

血の池地獄ではこのような軟膏も販売されています。

血の池地獄ニキビに効く血の池軟膏口コミ

ガイドブックでこの軟膏のことを知って買ってみました。

まだ使っていないので効果はわかりません。

しもやけ、ひび割れ、やけどなどに効果があるようなので、私にはぴったり。

その時がきたら使ってみます。

 

地獄めぐりも最後の龍巻地獄へ。

 

龍巻地獄につくと、ツアーバスのお客様がいました。

ということは、時間的に見られそうです。

何が見られるかと言うと、

写真じゃ地味だな・・・。

別府市の天然記念物にも指定される間欠泉が龍巻地獄。豪快に噴き出した熱水は、

屋根で止められているが約30mほど噴き出す力があります。

 

ということで、間欠泉でした~。

だいたい30分に1回のペースで噴き出すらしく、良いタイミングで見ることができました。

雨も結構強くなっていたから良かったです。

 

8つの地獄すべてめぐりました~。

スタンプラリーも完成です。

久しぶりにスタンプラリーするアラフィフ女子2人。

なかなか楽しかったですよ、これは。

 

地獄めぐりのあとは温泉に入ります。

いくつか候補がある中で選んだのは別府駅近くの温泉。

こちらは別府駅。

駅名の前に温泉マークっていいね、いいね~。

サンタクロースの銅像は誰?

この方は油屋熊八さん。

別府観光の生みの親と言われている油屋熊八は、別府を観光地にしようと、別府港に桟橋を作る運動をしたり

観光バスを通して日本で始めてのバスガイドを乗せたりしました。地獄めぐりも温泉マークも油屋氏のアイデアです。

「山は富士、海は瀬戸内海、湯は別府」というキャッチフレーズを考案し、

このフレーズを刻んだ標柱を富士山山頂付近に建てたのをはじめ、全国各地に建てて回ったそうです。

 

この別府駅近くにある温泉がこちら。

駅前高等温泉です。

別府駅前通りに面していて、大正13年に建てられた大正洋館風の外観が印象的な温泉施設。2階の大広間には休憩室を設けており、

予約すれば安価で宿泊ができます。

温泉は、半円形の湯船に無色透明の湯がかけ流しになっている“あつ湯”と、市営・町営の温泉施設で初めての

檜風呂 “ぬる湯”の2種類。

あつ湯、ぬる湯、それぞれ200円です。

お客様がいらしたので中の写真はありません。

受付のおじさまのお話だと、あつ湯は50度ほど。

なのでぬる湯に。

ぬる湯は湯船が2つ。2つの湯船の温度が違っていて、中であつ湯、ぬる湯がある感じでした。

 

受付のおじさまは、ちょっと怖くてぶっきらぼうな感じがしましたが、お風呂の説明をしてくれて、

スリッパを出してくれたり、この日の雨の話をしたり。

お見送りもしてくださって、本当は優しくてサービス精神旺盛な方でした。

 

3泊4日の大分旅行も終わりです。

脳内旅行で終わる可能性が高いのに、実現することができたのはお友達のおかげです。

あっという間に日程が決まり宿泊先も決まったんです。私達ってこんなに行動力あったかしら?

と思うほど早かった。

今思えば、12月早々に行ってよかったです。もし1月に計画していたら多分中止するしかなかったし。

 

あ、お友達だけじゃないわ。

お家を留守にすることを許してくれたお友達のご主人さまのおかげでもあります。

なかなか3泊4日でお友達が来るから家を留守にするって、許してくれないですよ。

きっとお友達がいつもご主人さまを大事にされているからだと思うんです。

そういえば、バンコクにいるときもお友達、ちゃんとやってたな~と思ったことがあります。

もちろん、それは普通のことなんでしょうけど。

話を聞くとホントに家族が仲が良く、コロナ禍でいかに楽しく過ごすかを夫婦で見つけて楽しんでいるし、

とても良いご夫婦なんだなと想像。

 

お友達とひたすら飲み、食べ、喋りまくった4日間。

温泉にもたくさん入り、地元の方とお話をしたりして、体も心もデトックスできました。

お友達よ、本当にありがとう。

また会える日を楽しみにしてるねー。

 

大分はたくさんの温泉があって、まだまだ知らない温泉がたくさんあります。

コロナが早く落ち着いて、行きたいときに自由に行けるようになってほしいと願うばかりです。

 


大分の旅3日目 最後の夜は鉄輪温泉しんきやで

2021-12-28 11:06:29 | 2021年大分へ

大分の旅、最後の夜は別府の鉄輪温泉。

お友達が見つけてくれたお宿です。

こちらは入り口のそばに、地獄窯があるそうで、こちらで作るお料理もあるらしい。

こちらのお宿は総部屋数8室のお宿。

お部屋はこちら。

写真撮り忘れちゃいましたが、この部屋の隣にもう一部屋あって、そちらにはマッサージチェアも

ありました。

お部屋に入ると、お茶と温泉の噴気(地獄)で蒸したカステラをいただきました。

 

しんきやさんのお風呂は3つ。

空いていればいつでも貸し切りで入れますが、チェックインからお食事の始まる18時までは予約制です。

こちらは扇の湯

 

天木の湯

高い天井に天然木を使っているのに、全く見なかった・・・。

 

どちらにもこんなにたくさんのアメニティが用意されています。

 

最後に露天風呂。

なのですが・・・撮り忘れました(;_;)

詳しくはしんきやさんのHPをどうぞ。

 

お風呂のあとはお食事。

お食事はお部屋かコロナ対策がしっかりされたお食事処か選ぶことができました。

 

しんきやさんのお料理は、

旅館所有の菜園で採れる無農薬・有機栽培の野菜と豊後牛や別府湾の新鮮な魚などの豊後の幸を使った

女将さん、若女将さんが愛情たっぷりでお作りする田舎会席だそうです。

 

こちらの写真は、

手作り梅酒ソーダ割り(ノンアルコール)

前菜

・大分名物りゅうきゅう

・大分産しいたけのオーブン焼き

・大分産銀杏の胡麻油炒り

・大分産もち米の手作りじゃこ味噌団子

・大分産卵・豆腐・しいたけ・人参・春菊の地獄蒸し

お刺身

・愛媛産 鯛

・長崎産 鯵

・太平洋沖 バチマグロ

地獄で蒸したじゃがいものあんかけ

 

国東半島そだちの黒毛和牛 サーロインステーキ

お肉、やわらか~い(*^_^*)

なんでこのアングルで撮影したんだろうな私・・・漬物メインじゃんね(-_-;)

 

鉄輪名物地獄蒸しと茶碗蒸し。

茶碗蒸しは、玄関のお隣の地獄窯で蒸したそうです。

 

大分名物 とり天

こちらも大分名物だんご汁

だんご汁は「だご汁」と呼ばれたりもするそうです。

また、だんごは丸いものもあればしんきやさんのように長くてちょっと幅広なものもあるそうです。

 

本当ならこのあと地獄蒸しプリンのデザートがあるのですが、私達はクリスマスプランにしたので、

地元のケーキ屋さんのケーキがつきました。

こちらは冷蔵庫に入れて、お風呂のあとにいただきました。

 

どのお料理もとても美味しいです。

ただ、ちょっと量が多いかな、アラフィフの女子には(^_^;)

次に女子旅をするときには、お料理の量を加減してもらうようお願いしなければならない

なあと反省。

あ~旅行のときだけでいいからギャル曽根ちゃんとかもえあずちゃんになりたい・・・。

 

翌朝、お部屋から見た湯けむり

いつ見ても、何度見てもすごいな。

朝ももちろん、温泉に入りのんびり。

 

お夕食であれだけ食べたのに、朝食もちゃんと食べます。

旅館の朝ごはんっていいね。

たまごは、茹でたものではなく、地獄で蒸した「蒸したまご」です。

昨夜のデザートだった地獄蒸しプリンは朝食のデザートになりました。

 

しんきやさん、また行きたいですよ。

若女将さんの笑顔と立ち居振る舞いが素敵なお宿。

あんな女性になりたいわとお手本にしたい方でした。

 

いつ行ける?しばらく先だよね。

来年行けるといいなあ~。

とお友達にプレッシャーをかけてみる(笑)

 

このあとは別府に来たらここに行かなくちゃというところへ向かいまーす。

 

 


大分の旅3日目は、遠出しました。

2021-12-26 16:56:26 | 2021年大分へ

クリスマスも過ぎたのにまだ大分の旅3日目。

年内に書き上がらない可能性が高いです・・・(-_-;)

 

大分の旅、3日目の朝は二日酔いから始まりました。

うーん、大丈夫か?三日目???

まず温泉、そうよ温泉。

6時半にはSpaてんくうのお湯に入り、二日酔いも覚めたはず・・・。

お友達と8時半前にはお出かけしました。

ちょっとグロッキー気味でしたが向かった場所はこちら。

 

「水の駅 おづる」です。長湯温泉エリアにあります。

こちらの湧き水は海原六神社のそばの湧水で、毎分4tを湧出しているそうです。

多くの方が、大きなタンクを何本も持ってきて水を汲んでいました。

私達は、お友達が準備していてくれたペットボトルに入れて旅のお供にしました。

 

おるづ湧水のそばに湧水茶屋があり、こちらのお豆腐はとても美味しいと遠方からも訪れるそうです。

二日酔いだけど、豆腐食べられちゃう。

一緒に名物の三角揚げも。

三角揚げは、大根おろしの他に塩コショウで食べるそうです。

この三角揚げは、油揚げという感じはあまりしません。厚揚げとも違う。

油揚げなのでしょうけど、豆腐の部分もあるかなと思います。

 

塩コショウで油揚げを食べたのは初めて。

こういう食べ方もあるんですね。

 

このあとは、同じ長湯温泉エリアにある万象の湯へ。

入浴されているお客様がいらしたので画像はありません。ご興味のある方はHPを御覧ください。

 

長湯温泉とは・・・日本屈指の炭酸泉が湧くことで有名。

「飲んで効き 長湯して利く 長湯のお湯は 心臓胃腸に血の薬」と称えられるほど、

医学的にも注目される温浴効果が自慢だそうです。

 

万象の湯はにごり湯。

内風呂は入りやすい温度で、浴槽の底でザラザラしているのは、湯の花。

内風呂の隣に水風呂もありましたけど入りませんでした。

 

目の前を芹川が流れる露天風呂は、ぬる湯。

いつまでも入れるから長湯なんて言われるとか?

実際に、私達より先に入られた方が、出るときもまだ入っていました。

 

こちらには顔湯もあります。

化粧してなかったらできたんですけどね。

次回行くことができれば、化粧なしで行きます。

 

こちらの入浴料は1回500円なんですけど、年パスだと18000円。

単純計算で、365日毎日入ったら1回50円?!

うらやましいです、このお風呂に毎日入れる地元の方々。

近くに住んでいたらお風呂、家で沸かさないなあ・・・。

 

ポカポカした体で次に向かったのは・・・大分県のお隣、熊本県です。

山に向かってます。

山?どこの山?熊本といえばここ!

阿蘇山の噴煙、かなり上がっています。

 

私が行った日は警戒レベルが2だったそうで、噴火口へ行くことはできませんでした。

こちらは阿蘇山頂広場からの阿蘇山。

こちらは、山頂に向かう前のスポットで撮影したもの。

ちょっと噴火口見えるかな?

 

この旅、初めてのソフトクリームは阿蘇山頂茶屋でいただきました。

お友達は、「草千里ソフト」抹茶です。

私は「火山灰ソフト」とバニラのミックス。火山灰は黒ごまで表現されていました。

濃厚だけどさっぱりしていて、もう1つ食べたくなってしまったわ~。

 

阿蘇山には修学旅行と思われる学生さんが多数来ていました。

修学旅行、中止の可能性があったり、場所を変更したりしたかもしれませんが、

学生さんたちが旅行できてよかったなあと思いました。

 

さ、そろそろこの旅最後のお宿がある別府温泉に戻ります。

お友達よ、申し訳ないですが運転をよろしくお願いいたしますm(_ _)m


大分の旅2日目はおいしいものと温泉と。

2021-12-23 16:45:22 | 2021年大分へ

姫島のマリンハウス村さ来を出たあと、向かったのはこちら。

姫島には七不思議があるそうで、その1つ「拍子水」(おはぐろ水)

むかしむかし、お姫様(姫売語曽の神 ひめこそのかみ)がお歯黒を付けたあと、口をすすごうとしたが

水がなかった。そこで手拍子を打って天に祈ったところ、岩の間から冷泉が湧き出たそうです。

 

拍子水は飲水可能です。

胃の調子を整えたりする効果があるそうなので、昨夜からお腹いっぱい食べている私達にはピッタリ!

飲んでみると、思ったより美味しいです。

ちょっと鉄っぽい炭酸泉なのでクセがありますが、結構好きです。

空のペットボトルを持っていなかったことを後悔。

 

このあと向かったのは、こちら。

姫島灯台に行く途中の灯台公園にあるハートの切り株。

灯台公園は姫島随一の桜の名所で、台風によりオオシマザクラ(古木)が倒木したので

伐採したところハートの切り株が現れたそうです。

姫島には「姫島七不思議」をはじめ姫島の名前にまつわる多くの伝説があり、

この切り株もお姫様の神秘が生み出したものと言われているそうです。

 

拍子水以外の姫島七不思議はこちらです。

・大晦日の夜、債鬼(借金取り)に追われた島民千人を匿うことができた“千人堂”
・漁業の神様として島民の信仰を集める高部様が祀られ、その鳥居は大時化や高潮でも海に浸かることがないと言われる“浮洲(うきす)”
・お姫様が使った柳の楊枝を逆さに挿したところから芽が出たと言う“逆さ柳”
・お姫様がおはぐろをつけた時、石の上置いた猪口(ちょこ)と筆の跡と言われる“かねつけ石”
・埋められた大蛇の怒りで田が揺れる“浮田(うきた)”
・牡蠣が阿弥陀三尊に似て群棲し、食べると腹痛を起こすと言う“阿弥陀牡蠣(あみだがき)”

小さい島なのですべて回れるはずですが、私達は本土に戻ってからの予定があったので今回は回りませんでした。

 

こちらは姫島灯台。

お天気に恵まれて、とてもきれいな景色を見ることができました。

滞在時間は短く、島内の良さ全てを見たわけではありませんが、フェリー乗り場へ向かう車中から

見た島内は気持ちが穏やかになるような気がしました。

伝説の島と呼ばれる姫島には、やはり何かパワーがあるようです。

 

フェリーに乗り、伊美港に戻り別府方面へ。

お腹いっぱいなんだけど、私とお友達はここに行きたくて。

別府市内にあるタイ料理・ルアンマイ

タイ人のシェフがいるので、本格的なタイ料理が食べられるということで、

お友達もご家族でよく訪れるそうです。

 

店内に入ると、ラーマ9世(プミポン国王さま)のお写真や似顔絵が飾られてありました。

ああ、懐かしい・・・。

いろいろなタイの調味料やインスタント麺なども売られていて、その中にヤードム(見た目はリップスティックですが、

嗅ぎ薬です。)があり、懐かしかったです。

 

お腹があまり空いてなかったので、注文したのはソムタムとタレーパッポンカリー。

ソムタムは青パパイヤのサラダ。

タレーパッポンカリーは、海の幸のカレー炒め。

私達はよく「プー(蟹)パッポンカリー」を食べていましたがこちらにはそれはなく、

エビに蟹、イカや白身の魚などがたくさん入ったカレー炒め。

蟹は殻がついているのでちょっと食べにくいけど、美味しかったです。

 

ソムタムは写真をすっかり取り忘れました。

日本でソムタムをオーダーすると、あまり辛くないことが多いけどこちらはなかなかの辛さです。

これは本格的ですね。

このお店がある別府、ちょっとうらやましいです。

 

食後に向かったのはこちら。

どうしても入りたかった砂湯。

調べたところ、別府に3箇所はあるようです。その中でもこちらはとにかく景色がいい。

こちらは併設の足湯から見える景色。

海を見ながらの砂湯はさぞ気持ちの良いことでしょう・・・。

コロナ禍なので、入浴できる人数は制限されているようです。混雑している場合は、

入浴できる大体の時間を言われて、その時間に戻ってきてもらう感じでした。

予約は受け付けていないそうです。

 

入浴料は1500円。

どうやら値上げをしたそうですが、その情報が反映されていないサイトもありますのでお気をつけください。

入浴料を支払うと専用の浴衣を渡されるので、脱衣所で下着を脱いで浴衣だけになります。

写真を撮りたい場合は、グループに付きカメラかスマホが1台持っていくことができ、砂湯でスタッフさんに

言われた引き出しに入れます。

 

スタッフさんに言われた砂湯に寝転がります。

頭を砂に付けなくない場合は持参したタオルを敷いてください。

お客様の中には帽子(汚れてもいいものでしょう)を持ってきている方がいらっしゃいました。

寝転がるとスタッフさんが砂をかけてくれ、「熱い(暑い)ところはないですか?」と声をかけてくれます。

私は左足の太腿だけがとても熱く感じたので伝えると、温度が下がりました。

なぜ温度が下がるのか?「ご飯と一緒ですよ」とスタッフさん。

扇げば温度は下がる、そういうことのようです。

体全体に砂をかけるので、途中で苦しいな~とか熱いな~と思ったりしたらスタッフさんに声を

かけましょう。

 

砂湯の時間は15分。

短いなあと思うかもしれませんが、十分です。

結構温度が高いなあと思うので、頭はタオルを置いて正解でした。

砂湯から出るときは、足と手を砂の中で揺らして出し、体の上の砂を手で落として立ち上がります。

 

 

写真はスタッフさんがとにかくたくさん撮ってくださいます。

その後は、ビニール袋に入れて引き出しに戻してありました。

お願いしなくてもこちらが望むような写真が撮影されていました。

慣れてますね、こちらが望むような写真がどんな構図なのか。

 

砂湯を浴びたあとはシャワーで砂を流し、隣の温泉でゆっくりできます。

砂湯と源泉温泉を堪能できるのでおすすめです。

 

砂湯のあとはちょっと走ります。

私、この風景にテンションが上がって上がって~!

すごいな~街にこんなに湯けむりがたくさん。

別府温泉、すごすぎます。

この温泉の力で作ったプリンを岡本屋さんでいただきました。

プリン、大好きというわけではないけど、これは大好きです。

ちょっと苦味の効いたカラメルの味も、濃厚なプリンそのものの味も好きだわ~。

 

岡本屋さんから見える景色もいいね。

 

プリンを食べ、「もう1つ食べたいな~。」と思いながら向かったのは、

今夜泊まる大分駅のJR九州ホテル「BLOSSOM」。

 

このホテルでは画像を撮ることをすっかり忘れてしまったので、ご興味のある方はHPを御覧ください。

 

こちらのホテルには「City Spa てんくう」という温浴施設があります。

宿泊客は何度入っても無料。一般の方は入浴のみで1600円で利用できます。

 

タイミングよく、露天風呂からサンセットを見ることができました。

近くにいたお客様が「これ撮影したいよね」と。しかし、お風呂は撮影禁止です。

「でも、きっと撮る人いるよねー、だってこんなにキレイなんだもん、気持ちわかるわ」と。

私も思いました、「撮りたい~」って。

ホントにキレイでした。

 

お風呂満喫したあとは、お友達が予約してくれたふぐのお店へ。

大分ってふぐが有名だそうです。全く知らなかった~。

生ビールで乾杯のあとに運ばれてきたのはこちら~。

うま~い\(^o^)/

 

白子もおいしいわ~。

次は日本酒。

唐揚げ。

ごちそうさまでした。

 

次に向かったのはこのお店のお隣にあるオーセンティックバー。

やばいやばい・・・混ぜるな危険なんだけど、混ぜてしまった・・・。

だってこんなにあるんだもん、お酒。

お友達とのおしゃべり、マスターとのおしゃべりが楽しくて、絶対明日二日酔いって

くらい飲みすぎた・・・やばいな明日。

それでも、このときは全然大丈夫で、ホテルに戻って夜の温泉に入りました。

 

さて、明日はどんな日になるかしら・・・?

それはまた後日。

 


2021年大分の旅1日目のお宿はマリンハウス村さ来

2021-12-20 22:19:11 | 2021年大分へ

フェリーに乗っておよそ20分。やってきたのは姫島村。

 

なぜ姫島を訪れたかと言うと、お友達がローカルのテレビを見ていて、姫島の

民宿が紹介されているのを見たから。

お友達からは「車海老って好き?」と聞かれました。

好き好き~エビバカだもん私。

姫島は車海老の養殖が盛んだそうで、民宿のお料理の写真を見て小躍りしちゃいました。

 

でもお友達が心配したのは、

「ねえ、民宿って大丈夫?」と。

確かに、そういう話はしたことがない。それにお友達は、今回の旅行について相談した方に言われたそう、

「そのお友達(私)は、温泉って大丈夫なの?温泉って”SPA”だと思ってる人だったりする?」とも

聞かれたそう。

そうだよね、知らなければ思うよね。

民宿のお風呂や地元の人が毎日のように入りに来る温泉がだめな人もいるし。

私?私は大丈夫ですよ~。

北海道のオソウシ温泉とか知床の熊の湯とか、他にもいろいろ北海道で経験しているので、大抵の温泉は

問題ありません。

 

記念すべき大分県初日のお宿はマリンハウス村さ来。

民宿マリンハウス 村さ来

ペンションのような民宿のような感じです。

HPはないので、大分県が紹介しているページやグーグルマップに出てくる写真を参考にしました。

そのHPによると、こちらのお宿は漁師さんがやっているお宿だそうです。

 

女将さんは「お料理しかないのよ、うちは」とおっしゃいました。

お風呂はお家のお風呂ですし、お部屋は普通のお部屋ですけど、お掃除もしっかりされていて

気持ちの良いお宿です。

お料理はすごかったですよ・・・。

エビはしゃぶしゃぶでも、生でもOK。

あら、逆さま・・・。

 

とにかくエビがすごい。

一番はこちら。

キレイな車海老です~。

元気なエビちゃんは、お皿から落ちることもあるそうです。

どう食べてよいのかわからないので、女将さんに殻を取ってもらいました。

キレイでプリプリのエビちゃん。

写真、下手くそですな・・・。もっと美味しそうにとってあげればよかったです。

身が、お皿にくっついちゃうほど新鮮。

頭を取っても動くので、申し訳ない気持ちで美味しくいただき、頭はしゃぶしゃぶのお鍋に入れて

美味しい出汁をとりました。

この日食べたエビは14本。

お腹がいっぱいで、なれるものならギャル曽根ちゃんになりたかったです。

 

お友達とはとにかく喋る喋る。

喋りまくって喋り疲れて就寝。

 

翌朝の朝食はこちら。

左下の小鉢は「りゅうきゅう」という郷土料理だそうです。

簡単に言えば「ヅケ」。

お友達はお刺身を買って余ったら醤油やみりんに漬けると。

専用のタレも売っているし、おうちによってレシピはいろいろあるそうです。

夕食では、お腹がいっぱいでご飯(白米)を食べられませんでした。

でも、朝食ではしっかりいただきます。

村さ来さんのごはん、とってもおいしいんです。びっくりしました。

女将さんに伝えると、ホントか冗談かちょっとわからないけど

「全然食べてなかったから、話していたんですよ、うちで一番おいしいのはご飯だって」と。

いやいや、車海老や他のお料理も美味しいですって。

でも、ホントにごはんが美味しくて、夕食で食べなかったことを後悔しました。

ごめんなさい、女将さんm(_ _)m

 

このあとは女将さんに教えていただいた姫島の観光スポットをフェリーの時間まで見まーす。