やっと平日休みになった旦那さんと、私の休みが今週合いました。
でも、平日2日休みが合うって結構不便。
どこかに出掛けるということも、夏休み前なのでなし。
そうなると、1日3食作らなくちゃならないし、テレビを付ければワイドショーか韓国ドラマか
テレビショッピング。
別に私はいいのだけど、旦那さんにしてみたら「つまらない」。
気持ちはわかります。
何も特にすることがない平日休みってかなり迷惑だなあと思ってしまいました。
これなら私、仕事した方がいい!!
さすがに2日ゴロゴロ・ダラダラは夫婦の危機
というわけで、お昼は外食することに。
出掛けたお店はビュッフェ形式のお店。
朝昼兼用ということで、お惣菜がたくさんあるお店にしました。
案内されたテーブルの隣には私の祖父母に当たるくらいの年齢と思われる
ご婦人が2人、先に食事をされていました。
座ったときは特に何ごともなく、私たちは食事を取りに行き、いろいろ取って
食べていました。
最初のお皿を食べて、おかわりに行って帰ってくると、先に戻った旦那さんが
その御夫人方と何か話しているのです。
何だろう?と思いますよねえ。
私と入れ替わりに旦那さんがドリンクを取りに行ってくれました。
そのとき、ご婦人のお1人が、
「ご主人様ね、私のいとこにそっくりなのよ~」と。
どうやらご親戚に似ていたようなのです。
「そうなんですか~、時々そういう方に会いますよね」と
言うしか出来ない私。
「どこにでもいますよね」とか「どこにでもある顔ですから」とか言えないし・・・。
「優しい旦那さんね、いろいろかいがいしく取りに行ってくれたり」
まあ、確かに取りに行ってくれましたよ、旦那さん。
旦那さんが戻ってきたらその御夫人、
「よく見ると亡くなった主人に似てるわ」
と、涙ぐまれてしまいました。
ご婦人の亡くなられたご主人様は2年ほど前に病気で亡くなられたそうです。
とても優しくて紳士だったようで、この日の旦那さんのように、食事に行けば、
いろいろ取りに行ってくれたり、わがままだったと言う御夫人を温かく優しく包み込んで
いたそうです。
どうしましょう・・・。
正直、どうしていいか悩みました。
「似てる」と言われても何を言えばご婦人にとってよかったのか。
お連れのご婦人に「お買い物とかご一緒してもらえば~」なんて言われて、
「おうちはどのあたり?」とまで聞かれてしまって、大体の場所を答えるとご婦人の
お住まいとは全く違う地域。
「あら遠いわね~、残念だわ」と。
特に深い意味はなかったかも知れませんが・・・。
少し亡くなられたご主人さまのことや、他愛の無いおしゃべりをしたところで、
ご婦人方がお店にいられる時間がきてしまいました(制限のあるお店だったので)。
ご婦人方は「こんな形で出会えて、おしゃべりできてよかったわ~」と話されて帰られました。
世の中には3人似てる人がいると言われていますが、こんな形で似てる方を
知るとは思いませんでした。
偶然とは言え、ご婦人の亡くなられたご主人様を思い出させることになって
しまって・・・。
旦那さんが座った位置が、ご婦人の斜め向かい側だったのだけど、ここに私が
座っていたらマジマジと顔を見ることにはならなかったかもしれない。
そしたら、思い出させることもなかったかもしれません。
どうするべきだったのでしょう?何を言えばよかったのでしょう?
いろいろ考えてしまった一日でした。