今日は何色?

保護猫、ななも7歳。
大人になり落ち着いてきましたけど、まだまだ遊ぶの大好きです。

「モネ 睡蓮のとき」鑑賞してきました。

2024-11-01 10:39:10 | おでかけ

短い実家滞在なのであまり出かけることはなかったのですが、こちらには行ってきました。

国立西洋美術館で開催されている「モネ 睡蓮のとき」です。

世界最大級のモネコレクションを誇る「マルモッタン・モネ美術館」から日本初公開作品7点と、日本国内に所蔵されている名画を加えたおよそ50点が一堂に集結した展覧会です。

中でも、モネ晩年の最重要テーマ「睡蓮」が20点以上展示されますから、様々な睡蓮を見ることができます。

中に入るとこちらの睡蓮が。

この先は撮影不可です。

この日はとにかくお客さんが多くて多くて。10月5日から始まり1か月も経っていなかったので仕方がないですが、もう少し遅い時間に行けばよかったかなと思います。

絵の説明を読むのにも一苦労しますし、列を作るなと言われても人がとにかく多くて先に行こうにもなかなか。

どうして美術展の絵の説明って文字が小さいのでしょう?説明を読むために列になるんですよ。文字が大きいと絵の邪魔になるのかしら?

音声ガイドを借りればいいのかもしれないけど、全ての絵のガイドではないのでねえ・・・。

展覧会は第1章~4章とエピローグで構成されています。

撮影は基本的にできないのですが第3章が撮影可能のお部屋。

この部屋の形が楕円形で、ずらりと睡蓮が並べて展示されていました。

部屋全体を撮影したかったのですが、とにかくお客様がたくさんいらしていたのでどなたにも迷惑をかけない写真を撮るにはこれしかできませんでした。

この部屋で撮影した絵の一部。

睡蓮 柳の反映

睡蓮

私は美術のことは何もわからないので、何がどうとかこうとか言えません。

睡蓮も1枚だけじゃないことは知っていたけど、こんなにたくさんあるとは知らなかったです。

モネが白内障を患った頃の睡蓮を見たのも初めてだったので、患う前の絵との違いに驚きました。

この時の絵は第4章で展示されています。

 

ショップ、見たかったのですがショップに入るため列が外にできていたのでやめました。

 

会場を出てお向かいにある東京文化会館へ。

10月27日までこちらが開催されていました。

それに伴い、無料で衣装が展示されていました。

どれも素敵な衣装です。

モネを見に行った先でこのような衣装を間近で見ることができるとは。

雨に降られたけど良い1日になりました。


水の科学館へ行きました。

2024-05-18 13:14:42 | おでかけ

パナソニック譲渡会が開催されたパナソニックセンターは有明にあります。

徒歩7,8分の距離ですけど水の科学館もあります。

子供向けだと思いましたけど行ってきました。

 

日曜日だったので家族連れが多く、写真は撮りませんでしたのでパンフレットでご紹介。

水の科学館は1階から3階までが誰でも自由に見学できるフロア。

3階にある「アクアトリップ 水のたびシアター」は上映時間と定員が決まっているので受付で整理券をもらいます。自分が「水つぶ」になった気分で森から川を下り、ダムを超え、浄水場を通って蛇口に届くまでを体感できます。

そのあとは「アクアフォレスト」

奥多摩の水源林をモデルとしたこのゾーンで、映像を見たりクイズを楽しみながら、森、自然の大切さについて紹介されています。

2階の「アクアラボラトリー」はお子さんが楽しみながらできる実験があり混んでいました。

1階の「アクアパーク」もお子さんが、大人もきっと楽しいかなと思う水鉄砲などの水遊び玩具で遊べます。

どちらも賑わっていました。

 

受付では地下1階の本物の有明給水所を見学できる「アクアツアー」の申し込みができます。

こちらは残念ながら写真撮影不可。

休日だったので見学者も多く2つに分かれてエレベーターで地下へ。

スタッフのお兄さんと時々現れる水滴くんと水玉ちゃんが説明をしてくれます。

有明給水所は実際に金町浄水場から届いた水を水道水として有明に届けています。給水ポンプそのものは見ることができますが、ポンプの中がどのような様子なのかはプロジェクションマッピングに映し出されます。

 

私たちの生活に不可欠な「水」について学べる水の科学館は、子供向け施設だと思っていました。

でも実際の給水所を見学できたり、普段使っている水道水がどのように私たちの元へ届けられるのかをきちんと知ることができ、大人の社会科見学として十分楽しめますのでお勧めですよ。

 


平安文学に触れてきました。

2024-05-15 14:03:39 | おでかけ

帰省している間にこちらに行ってきました。

先週、ニュースで見ることの多かった国立公文書館です。

ここで開催されていたのはこちら。

「夢みる光源氏 公文書館で平安文学ナナメ読み!」です。

敬宮愛子さまが先週おひとりでの初ご公務で鑑賞されました。

私が行ったのは4月下旬だったのですが、この特別展を知った時に「愛子さま来ないのかな?」と思ったので、愛子さまのおひとりでの初ご公務がこの特別展でよかったな~とニュースを見ながら思いました。

私自身は源氏物語、読んだことありません。漫画の「あさきゆめみし」で読んだ程度なので源氏物語についての知識は深くないです。

NHKの「いいね、光源氏くん」で久しぶりに光源氏という名前を聞き、大河ドラマ「光る君へ」で平安時代を楽しんでいる程度ですが、この特別展の開催を偶然知り行くことができてよかったです。

そもそも、国立公文書館ってどこ?って感じでして。。。

東西線竹橋駅から数分で皇居の近くにあります。昨年、お友達と国立近代美術館に行ったのですが全く気付かず。近代美術館の少し先なので気付かないのは仕方ないと思うんですけど、行き方を調べたときに地図上に現れても全然気づかなくて。

お恥ずかしいながら、国立公文書館というものがあることをこの年まで知らなかったわけです。

 

その国立公文書館で開催されていた「夢みる光源氏」ですが、

「夢」をテーマに源氏物語やその注釈書を中心とした平安文学に関する資料を展示していました。

いただいた資料には

和歌や物語には「夢」が神仏のお告げであったり、なき人からの伝言であったり、不思議な力を持つものとして描かれています。それは当時の進行・文化のひとつであり、これらを読むことによって平安貴族の精神世界に迫ることができます。

と書かれていました。

資料の撮影は可能だったので一部ご紹介します。

 

・プロローグ

『古今和歌集』から小野小町の和歌「思ひつつぬればや人の見えつらむ夢としりせばさめざらましを」により、平安貴族の夢に対する関心について紹介。

第Ⅰ章 和歌・漢詩に描かれた「夢」から拾遺和歌集

第3番目の勅撰和歌集。源氏物語とほぼ同時代の成立で花山院もしくは藤原公任が撰出したとする説がある。

資料の説明を読みながら「花山院って本郷奏多か!公任は町田啓太か」と光る君へで演じている役者さんを思い浮かべるのは楽しいものでした。

 

第Ⅱ章 物語と随筆に描かれた「夢」から「枕草子」

清少納言(光る君へではファーストサマーウイカ)が記した随筆です。平安貴族は「夢」で吉凶を占っていて「うれしきもの」の章段には一喜一憂する様子が記されているそうです。

この資料は慶長年間に刊行された古活字版で紅葉山文庫旧所蔵(江戸城内の紅葉山に設けた図書館)。

 

伊勢物語註絵入

◆第Ⅲ章 『源氏物語』の「夢」から「源氏物語」

第Ⅳ章 『源氏物語』研究の来た道

源氏物語奥入

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第Ⅴ章 光源氏たちの「現実」より御堂関白記

藤原道長(光る君へでは柄本佑)の日記。

 

藤原道兼が花山天皇を欺いて出家させる話が書かれた「大鏡」

光る君へでのこのシーンが思い出されました。

 

ほんの一部、ご紹介しました。

この資料の他に壁に「挿絵で読む源氏物語」がありまして、これを読むのがちょっと大変でしたけど面白かったです。読んでいるお客様が他にいらしたので写真は撮りませんでした。

やっぱり源氏物語に出てくる女性が多すぎて訳が分からなくなります。

名前が覚えられな~い。

光る君への藤原姓の多さも訳が分からなくなりますけどね。

 

春の特別展、夢みる光源氏は3月16日~5月12日まで開催されていました。

運よく帰省している間の開催で行くことができてよかったです。

「春の特別展」なので他にも特別展があるのかなと思いHPを見たところ、

6月からは企画展「1964 公文書で見る東京オリンピック開催への道」を開催するそうです。

今年はパリ五輪がありますから合わせたのかな~。

国立公文書館ではこの先どのようなイベントが開催されるのか楽しみになりました。

 

 

 

 

 

 

通常、国立公文書館では明治期から現代に至る国の政策決定に関する重要な公文書を保存しています。

GW中は普段はレプリカを展示している日本国憲法の原本が特別展示されたそうです。


大哺乳類展3に行きました。

2024-05-12 12:53:23 | おでかけ

GW前にななと帰省していたのですが、その間に国立科学博物館で開催されている「大哺乳類展3わけてつなげて大行進」に行ってきました。

 

画像

 

 

「大哺乳類展3」なので過去に2回開催されているんですよね。

知らないって損だわ・・・。

 

今回のテーマは「分類(=わける)」と「系統(=つなぐ)」。

見た目や内部の特徴、DNAなどをもとにグループを分けそれらの関係性をつなぎあわせることで浮かび上がってくる哺乳類の不思議に迫ります。

現在約6,500種にものぼる哺乳類の多様な姿や能力はどのようにして進化してきたのでしょうか。大哺乳類展3では、500点を超える標本による大迫力の展示を通して紹介。

 

哺乳類のことは全く詳しくないし全然興味はなく理科の成績も非常に悪かったんですけど動物園や水族館は大好き。

それと昨年から科博に通い始めていろいろ見ているうちにわからないけど、わからないなりに見てみたくなりました。

私もななも哺乳類ですしね。知ることは良いこと良いこと。

会場内は撮影は説明で流れているVTR以外撮影OK。

こちらは会場案内図

 

いろいろ撮影したうちの一部をご紹介します。

入ってすぐは哺乳類ってどういうものなのかを知る章。

こちらはハンドウイルカの骨格標本

哺乳類ってそもそもどういうものなのか考えたことなかったのですが、お母さんがお乳で子を育て、心臓が二心房二心室で構成されていて、頸椎が7つという共通点を持つものだそう。

キリンやこのハンドウイルカのように大きないきものも頸椎が7つなんて変な感じです。

共通点が多いいきものでもどういうところが違うのかを知ることができます。

 

展示室は哺乳類5種をグループで色分けしていて、この写真だと手前から現獣類、黄色は有袋類、赤はアフリカ獣類、紫の異節類とわかりやすく展示されています。

5種類あるけどもう1種類は?と思いますよね。もう1種類は真獣類というそうです。その真獣類もさらに分かれるので詳しくは会場でぜひ。

聞いたことがあるのはカンガルーなどの有袋類のみの私・・・。そんな私でも楽しかった大哺乳類展3です。

 

子供向け?とも思える体験コーナーですが大人だってやってみましたよ。

うん、不思議です。ほんと不思議。

私の後に持ってみていた大人の女性2人も「え~!!」という反応でした。

 

哺乳類展で圧巻だったのは会場中央に展示されているこちら。

この展示を見ているだけで楽しく、いつまででも見ていられます。

 

これは誰かしら?

実はこの動物です。

ここでパンダの骨格標本まで見られるとは思いませんでした。

こちらは?

アザラシだな~と思ったら

なんと江ノ島水族館で飼育されていた「大吉」でした。

中央のはく製の中にこの大きなミナミゾウアザラシがいたのですが、

すごいですよね、この大きさ。会場で見たらもっとすごいんですよ~。

この大きなミナミゾウアザラシのはく製、こちらも「大吉」なんだそうです。

それからさっき知ったのですが、さきほどアップしたパンダの骨格なんですけどどうやら2002年に「リンリン」らしいのです。

パンダのはく製や骨格標本が日本にあるのってどうしてだろう?と思ったら、リンリンは日本に所有権があった最後のパンダだそう。

日本にいるパンダの所有権は日本になく、いつか中国に返さなければならない現在。

このような貴重なはく製、骨格を見ることができる大哺乳類展3は6月16日まで上野の国立科学博物館で開催されています。

 

ちなみに国立科学博物館の日本館でこちらも開催されています。

遠足や修学旅行、校外学習でしょうか?かなりたくさんの小学生~高校生が来館していたので写真は撮りませんでしたが、こちらでは哺乳類とは違って背骨を持たない「無脊椎動物」を紹介しています。

クラゲやウミウシなんかは見た目でそうなのかなと思いますが、サンゴやカニやウニもこの仲間だそうです。

最近耳にすることが多くなった「アニサキス」もそうなんですって~。

 

哺乳類との違いがよくわかりますし、もしかしたら「きもちわる~い」とか「すきじゃな~い」と思う方もいるとは思います。私も若いときはそうでしたから。でも、見てるだけで面白いなって思ったり生き物の生態、人とのかかわりを知ることができて良かったと思うことも数多くありました。

大哺乳類展と合わせて鑑賞するのがおすすめです。

大哺乳類展のチケットで当日常設展を鑑賞できます。ちょっと体力的に厳しくなりますが休憩スポットも

ありますのでぜひ。

私は年間パスポートを持っているので翌日ゆっくり見ました~。


印象派展へ行ってきました。

2024-03-11 11:40:27 | おでかけ

今日は暖かいです。というか暑い?

ちょっと歩いたので余計に暑いなって感じるだけかなあ。

 

実家にいるとき、2月ですね。

印象派展へ行ってきました。

上野の東京都美術館で開催中の印象派展は、アメリカのウスター美術館に所蔵されている作品が紹介されています。

ウスター美術館のコレクションが日本で紹介されるのは初めてのことだそうです。

 

印象派ねえ・・・。

もう30年近く前になりますけど、当時の恩師から「池袋の西武(だったと思うけど東武かも)で印象派展やってるから見てきなさい」と言われて「仕方なく、渋々、面倒だな~見てもわからないよ」と嫌々行きました。

当然そんな気持ちで見ているのでわかりませんし、その当時の私の役に立ったかは微妙。

 

そんなこともあり30年後、いい大人になってから見る印象派の作品はどう私の目に映るのか確かめたくて行ってきました。

全く絵心がないので結論から言うと「よくわからない」。

フランスで生まれた印象派がアメリカに伝わりアメリカの印象派が生まれました。

ヨーロッパ印象派とアメリカ印象派の違いがこの印象派展でよくわかります。ただ一言で「印象派」と言っちゃいけないなって。

印象派って何?と思う方もモネの「睡蓮」は聞いたこと、見たことがあると思います。

今回、この睡蓮を見ることができます。

私ちょっと自分で驚いちゃったんですけど、睡蓮を見たときにざわっとしましたよ、体全体が。

画面や写真で見たときには感じたことがない、鳥肌が立つというか体がざわつきました。

不思議ですね、そういう風に感じられたことが年を取ったということなのか、若いころに比べて美術品に対しての意識が変わったのか。

 

絵について語ることはできないので、ご興味のある方はHPなどご覧ください。

HPには書かれていない展示で興味深かったのは、ウスター美術館がパリの画廊とのやり取りの手紙やお金のやり取りの複製が展示されていました。

税金がどうとか、2枚買うからまけてくれみたいな。

こうやって多くの作品がパリからアメリカに渡ったんだなと知ることができます。

ご興味のある方はぜひ、4月7日までに上野の東京都美術館へ足を運んでみてください。