一気に寒くなりましたね。
秋を通り越して冬?
と言ってももう11月になりますから、10月に半そでで過ごす日があったこと自体何かおかしいんですけどね。
少し前になりますが10月18日に旦那さんと私のがん、手術の内容を聞いてきました。
ここから先はがんの内容も書きますので、ここで読むことをやめてくださって構いません。
楽しい話じゃないですからね。
乳がんのタイプは複数あります。
最初の病院で診断された通り、ホルモン受容体型です。それはいいんですけど、その下に書かれている内容に少々ショックを受けました。
数字化されるとねえ・・・。
良くない癌だということがわかります。
やっぱりセカンドは受けるべきだったと後悔しましたけど、いまさら言ってもどうしようもないです。
この日、旦那さんが一緒に説明を聞いたのですがいてくれてよかったと思いました。
前回、旦那さんが来られるかわからない話を先生にしたら「手術当日はいなくていいから説明の日はいてほしい」と言った意味がよくわかりました。
そのあとの説明、ちゃんと聞けたけどそれは一緒に旦那さんがいたからかもしれない。
次に手術方法について説明されました。
「乳房部分切除術・センチネルリンパ節生検説明書」が用意されていてそちらに書かれていたことは、
A 病状
浸潤性乳がんステージⅡで摘出後に最終的な確定診断をする、CTなどの検査結果、肺・肝転移なし、腋窩リンパ節転移は見当たらない
B 何もしなかった場合に予想される経過
病気の進行
C 目的
治療、癌の確定診断、最終病期診断
D 内容
術式「左乳房部分切除+センチネルリンパ節生検」
文字とイラストで説明がありました。ここではざっと書きます。
センチネルリンパ節生検について先生は「みはり」だと。
リンパって触ってわかるものじゃないですよね。なのでイメージなんですけど、先生の絵を見るとどうやら○○○○〇って〇が繋がっている感じらしいです。最初リンパに転移していなければ飛ばして4つ目6つ目とかに転移していることはないそうです。なので数個摘出して病理検査をするそうです。もし、見つかった場合は術後、予定されている放射線治療(16回or20回)の範囲を広げるらしいです。
乳房の部分切除は結構大きく取ります。絵でも説明されたし実際に体にマジックで書かれて説明されました。
全摘でもいいと思ったりもしたので多少のくぼみとか傷は気にしませんが先生からは「なるべくきれいにやりますから」と。
それと「旅行、目いっぱい楽しんで手術頑張りましょう」と。
初めて先生の診察を受けた際、「10月下旬~11月上旬に手術できる」と言われたのですが、「旅行に行く予定がある」と話したんです。その時はちょっと「え?」って顔をされたのですが、見ないふりしました。
その後、検査や説明など旅行前に全て終わらせるように私も先生が「この日来られる?」と言った日は全部「来ます」と即決。
この日の説明も「旅行の後より前の方がいいよね」とねじ込んでくれたようでした。
説明の最後には「旅行を目いっぱい楽しんできて」と言ってくれて。そう言われちゃうと「すみません」と謝るのと「観光列車の予約が取れているので」と言い訳しちゃいました。
説明が終わり、ロビーで待っているとサインした書類を持ってスタッフさんがきました。話のはじめに「どんな観光列車に乗るのかな?と今、話していたんですよ」と。
えーそういう話するんだ~?とちょっと嬉しくなりました。スタッフさんに「或る列車」と「ゆふいんの森号」の話をしたところ、ピンと来なかったようですが画像を見せたら「あ!」と。口で説明するより見せるのが一番ですね。
「楽しんできてくださいね」と言ってもらったので、しっかり楽しみむことにしました。
説明の後は、入院前に必ずと言われた看護師さんとの面談。
入院中の暮らし方とか、食べ物のアレルギーの有無とかそういう話を中心に40分ほど。
話をしていて思ったのは「日本の病院は丁寧だなあ」ということ。
入院後に体力が落ちないように体力貯金(普段通りの生活で良いそうですが)とか、腹式呼吸の練習をしてきてほしいとか、全身麻酔だからそのリスクの説明とかいろいろ。
私、日本の病院に入院するのが初めてなんです。2008年にタイの病院にしか入院したことなくて。あんまりにも丁寧でビックリしちゃいました。
でも、日本ではこれくらいしないとダメなんでしょうね。
おかげで入院に対する不安はかなり減りました。
というわけで、夫婦初の電車旅行楽しんできま~す。
おっとその前に旦那さんより先にななを連れて実家に帰りまーす。