天と地の守り人
第三部
上橋菜穂子=作
ニ木真希子=絵
いよいよチャグムが連合軍をひきいて帰還することとになります。
その影でタンゲが草兵として前線にかり出されます。
戦況は、見るも無惨になり深い傷を負います。
つれあいであるタンゲを探しにバルサは走り回りようやく見つけたタンゲは瀕死状態にありました。
そこで傷の深い左腕を切り落とすしか生き残るすではありませんでした。
男達がちゅうちょする中、バルサはタンゲの左腕を切り落とします。
読みながら身震いする瞬間でした。
チャグムは、国を守りやがて帝になります。
タンゲは、バルサに助けられながら少しずつ回復して行きます。