グリーフケアのチャプレンの言葉
それは、まるでスキューバダイビングで海の底に一緒に潜るかのようです
深く潜れば潜るほど
上がってくるのに時間をかけなければならない
そして、
その本人の上昇に合わせて
寄り添うだけです
悲しみが深ければ深いほど
時間をかけて
無理やり上昇させると
危険を伴う
震災から一年
まだまだ区切りも何もついていない
悲しみも喪失感も癒えていない
共に寄り添う
どこまでも共に寄り添ってくださる方と
どこまでも
いつまでも
悲しみが癒えるまで
「たとい、私が天に上っても、
そこにあなたはおられ、
私がよみに床を設けても、
そこにあなたはおられます。
私が暁の翼をかって、
海の果てに住んでも、
そこでも、あなたの御手が私を導き、
あなたの右の手が私を捉えます。」
詩篇139