マルタ日記

感謝な出来事。聖書からのみことば。
思いのまま吹く風と共にきらきら輝くキリストの花嫁の日々

ゆずりは

2007-03-10 | 日々の出来事
小学校6年生の息子のクラスで、校長先生の特別授業があったそうな。
詩「ゆずりは」を読み、命の授業があったらしい。
「ゆずりは」の詩は初めて知った。

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ゆずりは 
        河井 酔茗

こどもたちよ、
これはゆずりはの木です。
このゆずりはは
新しい葉ができると
入れ代わって古い葉が落ちてしまうのです。

こんなに厚い葉
こんなに大きい葉でも
新しい葉ができると無造作に落ちる、
新しい葉にいのちを譲って-。

こどもたちよ、
おまえたちは何をほしがらないでも
すべてのものがおまえたちに譲られるのです。
太陽のまわるかぎり
譲られるものは絶えません。

輝ける大都会も
そっくりおまえたちが譲り受けるものです、
読みきれないほどの書物も。

みんなおまえたちの手に受け取るのです、
幸福なる子供たちよ、
おまえたちの手はまだ小さいけれどー。

世のおとうさん おかあさんたちは
何一つ持っていかない。
みんなおまえたちに譲っていくために、
いのちあるもの よいもの 美しいものを
一生懸命に造っています。

今 おまえたちは気がつかないけれど
ひとりでにいのちは伸びる。
鳥のように歌い花のように笑っている間に
気がついてきます。

そしたらこどもたちよ、
もう一度ゆずりはの木の下に立って
ゆずりはを見る時がくるでしょう。

******************


いい詩です。
でもふと、私は子どもに譲るために生きているか?
自問自答する。
与えるために今を生きているか。
自分のためだけに生きていないか。
自分を殺して人のために生きるのをためらっていないか。

「イエスは、わたしたちのために、命を捨ててくださいました。
そのことによって、わたしたちは愛を知りました。
だから、わたしたちも兄弟のために命を捨てるべきです。」Ⅰヨハネ3:16

*****

6年生の息子に、詩と授業どうだった?と聞くと、
「べつに」「新旧交代のはなし」
・・・・あんまりわかってないような

一番読んで欲しくない読み方をしてたりして・・・

よのおとうさん おかあさんはぼくたちのためになんでもしてくれる。
そして、いさんものこしてくれるんだ。
なにもほしがらなくても、
なんにもしなくても、
みんなぼくたちのてにはいるんだ。
こんなこがいっぱいいるかも。

あるいは、自分のものばかり買って、子どもためには何も与えない親とか。
こんな親もいっぱいいるかも。




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