マルタ日記

感謝な出来事。聖書からのみことば。
思いのまま吹く風と共にきらきら輝くキリストの花嫁の日々

愛という語

2001-11-02 | 日々の出来事
「愛」という語は、近代日本の翻訳語で、もともと日本にはなかった言葉なんですって。だから「愛してる」なんて言うのが恥かしいのかも。昔から日本人は「愛してる」なんて言わなかったのね。翻訳されて入ってきた当初も、活字としての言葉だそうです。
英語のlove、ドイツ語のLiebeやフランス語のamourがそのまま「愛」として訳され、英語のloveもギリシャ語の男女間の愛を表すエロスという語の翻訳だそうです。
ギリシャ語にはいわゆる愛を表す語がいくつかあります。
1.アガペー:神の愛、自己犠牲的、他者中心的愛
2.フィリア:人情、友愛
3.エロース:男女間の愛、恋愛
4.ストルゲー:肉親愛や骨肉の情

ギリシャ語ではこんなに区別があるのに、日本語では「愛」ひとつで片づけようとするから色々不都合が出てくるのではないかしら。
これからしばらく、愛について思う事を書いていこうと思います。
「一語の辞典 愛」を参考にさせて頂きました。

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