Les Quatre Boutique Blog 03

QUATRE ILLUSTRATION [Kazushi Ryoguchi] Blog

マロンの急病

2010-01-04 19:53:34 | Quatre Cat

昨日の夕方このブログを書き終えて、夕食を自炊して食べた後、ねこ達のトイレを掃除していたら、いつもと少し様子が違う点に気づいた私。シフォン達が使っているトイレは、ねこたが子猫の頃からウチにある年季の入ったもの。そのトイレを2匹で使っているため、ねこただけの頃よりおしっこの砂の固まりが多いのは当然なのですが、明らかにいつもより砂の固まりが少ないので、しばらく様子を見ていたところ、昼間一日中お昼寝していたマロンが、まさかの仕草を…。
何度も何度も砂の上に行くものの、全くおしっこが出てなくて、困っている様子…。これはねこたが5歳の時に命を落としかけた時と全く同じ症状…。尿道に石がたまり、おしっこが出なくなり、発見が遅れるとすぐに命の危険がやってくる…、私にとって忘れられない猫の病気です。
お正月でお休みをとられているので、ホントに申し訳ない気持ちでいっぱいだけど、少しのタイミングのずれですぐに死が訪れる病気であることをよくよくわかっているため、助言をいただきたくて、恐縮しながらも休み中のねこたの主治医の先生の携帯に電話をさせていただきました。すると先生、京都に住んでおられるのに「今からそちらに行きますから、病院まで連れてきて下さい」と行って下さって、夜の10時過ぎ、マロンのために遠い夜道をクルマを飛ばしてかけつけて下さりました。もうホントに申し訳ないのと感謝の気持ちが、何が何やらわからない状態で入り乱れてしまっている私でしたが、いつもの笑顔で優しくマロンを診察してくださり、適切な処置をほどこして下さりました。幸い発見が早かったため、点滴と注射、そして石を溶かす効果のある、昔ねこたがずっと食べていたフードで様子をみることになり、入院は免れたマロン。状況によってはマロンと一緒に病院で泊まりこむ覚悟できて下さっていた先生には、もうホントに感謝の言葉も思い浮かびません。毎回同じ表現で恐縮ですが、とにかく我が家と猫達にとって女神様のような存在です。
無事に処置してもらったマロンですが、キチンとおしっこが出るまでは気を抜けないので、昨夜は夜中ずっと看病しながら様子を見てました。帰ってすぐにいただいたフードは半分ほど食べられたのですが、明け方の5時頃に3回ほど嘔吐して全部出てしまい、またまた冷や汗状態に。しかしその後様子を見ていると、朝の7時半には少しずつですが無事におしっこが出るようになってきました。1回の量は少ないけど、何度かにわけてそこそこの量が体外に出たので、私もようやくひと安心して、その後に睡眠をとりました。男の子、しかも若い猫ちゃんがなりやすい病気だということで、しばらくはしっかりと様子を見てやりたいと思います。

今日の写真は、先生が京都から駆けつけて下さるのを待って、病院へ出発待ちのマロン。ねこたも愛用してた「スキッパー」に、賢くちゃんと自分から入っていきました。横ではシフォンが心配そうに見ていました。