イラストレーター歴18年の私ですが、明日から、これまで経験したことのないような点数のイラストの制作が本格化するため、ここ2週間ほど、ずっと心ここにあらず状態が続いています。これほどの制作点数の多い案件ばかりを、しかも同時に3件も手掛けたことは過去の例になく、正直、締め切り日までに一人で全てをこなせるのか…も怪しいところ。
それでもまぁ今のところ、週に2日の休日は確実にとることを前提にスケジュールを組んでいるので、限界的な切羽詰まった状況とはいえないのかもしれませんが、単発モノやレギュラーの案件も随時入ってくるため余談は許せません。
そんなワケで本日くらいは、おウチで思いっきりのんびりしようということで、読書をしたりDVDを観たり昼寝をしたり、平日にはなかなか出来ないことを満喫。なかでも昨日出かけた図書館で借りてきた「8時だョ全員集合!」のDVDを観て、あらためて世代をこえて愛されるドリフのコントには感心させられました。当時ネタも多く含まれていますが、学校コントや早口言葉等、現代の子どもたちをも爆笑の渦に巻き込む魅力ある「笑い」は、まさに伝説の領域を感じさせてくれます。
そんなドリフのコントといえば、凝った舞台セットが欠かせませんが、それに少なからず関連したような懐かしい食玩を、久々に物置の奥からひっぱりだしてみました。もう何年前になるのかは忘れましたが、食玩ブームがピークの頃に発売された「昭和おもひで」シリーズというのがあり、その商品化のセンスや精巧な作りで、もっとも私の中で評価の高いシリーズでした。
この商品にはガムやラムネではなく入浴剤が入っていたため、厳密には食玩ではなかったのですが、お風呂をテーマに何パターンかの商品が製作され、なかでも5つ全てを揃えると、まるでドリフの舞台セットのようなおウチが完成する「昭和おもひで家族-冬編」は、食玩ブームのピークを知るに相応しい内容となってました。あらためて組み立ててみるとホントに素晴しく、現在こういった商品が少なくなったのが残念でならないと感じます。