誰に似たのか小学生時代から何度も何度も殴り合いの喧嘩を経験してきたウチの長男。彼いわく「絶対に自分から先に手は出さない」らしいのですが、男として「売られた喧嘩は必ず買う」タイプであるのも確かみたいで、これまでにも何度も相打ち的な傷をつくって帰ってきておりました。
私も含め、ウチの家系の穏やかな男性陣の中では、全く新しいタイプといえるそんな長男ですが、今朝はそんな性格が仇となって、ちょっとした騒動に…。私が目を覚ました直後、学校の保健室の先生から我が家に電話があり「友達とトラブルがあって、現在病院に向かっています…」とのこと。
慌てて妻と2人で市民病院に駆けつけてみると、保健室の先生に付き添ってもらい、車椅子に座って試合後のボクシングの選手のように左の目の横を紫に腫らしている彼の姿が。訪れていたのは脳神経外科で、何度も同じ場所(左目の横)を殴られ、脂汗と吐き気をもよおしたため、急いでCTをとってもらった直後のようでした。検査の結果、幸いにも脳や目には異常なかったけど、見た目はホントに痛々しい状態。それでも彼は、自分より遥かに大きい相手に対して、反撃の手は緩めなかったと、喧嘩に負けてないことをアピール。今回の喧嘩も、売られて巻き込まれたタイプだったみたいだけど、保健室の先生いわく、中学生の喧嘩は小学生の頃と違って、部活等で鍛えられて強くなった力に気づかず使用してしまうため、大怪我に発展することが多いとのこと。親として、正義感と何者にも物怖じしない強い性格は頼もしいけど、そろそろトラブルを回避する術も身につけてもらいたいと感じます。この歳にして、親の我々も経験したことのない骨折の手術&入院や、CTを経験しているなんて、前途多難です。
今日は相応しい写真がないので、数日前の「鴨ロース丼」を。