昨日は、寝る前にヘミシンクのCDを聴いて寝た。夢か現か、空中に浮かぶ。
これは昔からよくあることだ。そうしていると、丸くて太い柱が、いくつもある、シルバーが基調のインテリアのオフィスの待合室みたいなところにいる。「ニ・シ・ム・ラ」という人に逢う。この人は、男か女かわからない。なぜなら全体がぼやけてよく見えないからだ。でも男のような気がする。彼は、僕の前世だという。これから、ニシムラという人に逢ったら、注意しなさい、その人は、僕の前世で、しかもガイドだというのだ。そこまでで、ヘミシンクのCDが終わり、戻ってきた。
しばらく前に、友人から聞いた話を忘れないうちに書き留めておこう。
友人は近畿地方のある大きな都市の郊外で生まれ育った。彼女が小学校4年生の頃の、ある放課後の学校でのことだ。
彼女には、仲のいい友達がクラスに2人いた。放課後、その2人の友達と校庭で遊んだあと、校舎の時計が3時20分になった(この時間を覚えておいていただきたい!)。
彼女はランドセルをすでに校庭まで持ってきてあったのだが、友達2人は、まだ帰りの支度もしていなかったので、教室に行ってランドセルを取ってくるのを下駄箱のところで待っていた。
しかし、遅いなあと感じ、教室まで彼女は戻った。教室の前まで行くと、廊下側の窓と入り口が開いており、教室の中がそのまま見えた。
教室には、友達2人しかいなかった。しかし、様子がおかしい。2人とも、自分の席に座って、机の中から、教科書などを取り出しているような姿勢をしている。しかし、じっと動かないのだ。声をかけても、こちらに振り向かない。
それで、彼女は、「○○ちゃんたち、何やってんの?・・・」といいながら、教室に入ったとたん、体が動かなくなってしまった、というのだ!!!
金縛りというのは、寝ているときになるが、それが、教室で起きたという。友達2人も、机の中から学用品を出そうとしてそのまま動けなくなってしまったらしい。
そして、動けなくなっているあいだ、ふくろうが、低く鳴くような、あるいは大きなファンがゆっくり回るときに風を切るような、「ふ~う、ふ~う、ふ~う・・・」という音とも声ともいえないものを聞いたという。
そのような状況が、かなり長く続いたあと、ふっと、体が動くようになり、金縛りが突然解け自由になった。「いまのなんだったんだろうね~・・・」などといいながら、校舎を出て、ふと時計を見上げると、なんと3時20分だったという!!!
彼女は、絶対に30分は経っていたはずだ、と言った。子供の頃の時間の感覚は、あまりあてにはならないが、少なくとも10分くらいは経っていただろう。その話をすると、友人達は今でも泣き出すという。
彼女たちは、次元のゆがみに陥ってしまったのだろうか?
森の中に高床式の白木の神殿がいくつも並んでいる。
静かだ。霧雨が降っている。それに森の木々の新緑がまぶしい。
僕は、神殿のなかに入ることはできない。僕は衛士だ。神殿に何者も近づけてはいけない。しかしすごい数の社だ。これらは本当に社なのか。もしかしたら墓じゃないのか。わからない。
足下をみると、薄い革を巻き付けたような粗末な履物を履き、もめんか、麻か、肌触りからすると麻だ。きなりの貫頭衣のようなものを着て、腰に紐を巻いている。
どこかから飛んで来た矢が、みぞおちに刺さり、仰向けに倒れる。木々の間から空が青く見える。胃のあたりが熱い・・・
それで、戻って来た。
僕は不思議な夢を見た。
この部屋で海を見ながら水火薬について奥さんと話した。
水火薬とは、水の中でも燃える火薬のことだ。ギリシャ火薬ともいう。
夢の中の僕は考えた。正史によれば、その伝来は、戦国時代のはずだと。しかし夢の中の奥さんは、それは邪馬台国の時代だという。偽書にちゃんと書いてあるという。偽書とは、時の権力から「ニセモノ」の烙印を押された本のことである。しかし、「正書」にも嘘が書いてることもあるし、「偽書」に本当ことが書いてある場合もある。何の「偽書」なのか、訊きそびれてしまったが...