Festina Lente

ゆっくり急いでまいります

努力

2017年04月12日 | Blog徒然草
継続的努力は必ず大きな成果を生む。これはやはり間違いない。

努力には意思が必要だ。意思のない努力はあり得ない。

努力が実を結ばないとすれば意思がないから。

とすると意思を成果に結びつける過程をこそ努力というのであって、そうならないものは徒労であっても努力とはいえない。

徒労を厭わずに行動できるためには、無駄に対する覚悟が必要だ。

その覚悟ができればあとは実行するだけである。トライ&エラーを繰り返して、いわば螺旋的に結果に向かって行くのである。

今AIがやっているディープラーニングなるものは、この行動に近い。AIは感情のもつれや挫折がない。だからいくらでも、目標を達するまでトライ&エラーを繰り返すことができる。

人間は感情があるので、この過程を続けるには忍耐という美徳が必要だ。これに気づいて実践を続けることができる者が成功者となる。

過程自体を楽しむことができる精神的物質的余裕のあるものなら、成功者の仲間入りを果たすことができるかもしれないが、大抵の者はその余裕がないため、諦めてしまう。

結果は確かに重要だ。しかしながら、結果に行きつかなくても、その過程で得るものがある。

だからいつになっても努力をするものを、バカ野郎だとかかわいそうだとかとは言わずにおこう。

報われないものにも虹はあるのだから。
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