Festina Lente

ゆっくり急いでまいります

環境ホルモン

2007年10月24日 | BOOKS
メス化する自然―環境ホルモン汚染の恐怖
デボラ キャドバリー,Deborah Cadbury,古草 秀子,井口 泰泉
集英社

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奪われし未来
シーア コルボーン,ジョン・ピーターソン マイヤーズ,ダイアン ダマノスキ,Theo Colborn,John Peterson Myers,Dianne Dumanoski,長尾 力,堀 千恵子
翔泳社

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公害のなかで、種にとってもっとも恐ろしいのは、子孫が残せなくなることでしょう。種の未来がなくなってしまう。
環境ホルモンは、内分泌腺攪乱物質とも言いまして、人体の作る各種ホルモンと非常によく似ている分子構造をしているために、体内に入るとホルモンと間違えられてしまって内分泌腺の働きが阻害され、最悪の場合は、精子や卵子が作られなくなってしまうのです。しかも恐ろしいのはその濃度で、バスタブ1杯について、目薬1滴でも影響が出てしまうのだそうです。
それは、カップラーメンに使われている容器からもお湯で溶け出す、PETボトルの容器からも内溶液に溶け出してしまうのだそうです。
若い人たちは特に注意してください。

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