ララは、ベルベル人(ベドウィン)です。ちょうど、アンジェリーク・キージョのような人だったのではないかと想像しています。パニエ街は、もともと移民やユダヤ人などの貧しい人たちが暮らすところでした。今も、通りはごみが散らかっているし、ユダヤ人が、昼間から酒を飲んで博打をしているようなところで、日が沈んでから来るのはちょっと怖いところでした。この写真を撮るのもけっこう緊張しました。
でも、近くの小さな劇場やもう終わってしまったお祭りのポスターなどをみると、若い芸術家、アルチザンたちが、情熱を爆発させた残滓のようなものを確かに感じました。
でも、近くの小さな劇場やもう終わってしまったお祭りのポスターなどをみると、若い芸術家、アルチザンたちが、情熱を爆発させた残滓のようなものを確かに感じました。